小田急のロマンスカー海老名・伊勢原停車へ
小田急電鉄のロマンスカー、海老名と伊勢原に停車へ…来春ダイヤ改正から(2015年8月28日 レスポンス)
小田急電鉄は8月28日、来春実施予定のダイヤ改正から、小田原線の海老名駅(神奈川県海老名市)と伊勢原駅(同県伊勢原市)を特急ロマンスカーの停車駅にすると発表した。海老名は日中1時間に上下各1本程度、伊勢原は朝方の下りと午後の上りに数本を予定しているという。
海老名駅は小田急小田原線のほか、相鉄本線、JR相模線が乗り入れる神奈川県央のターミナル駅。小田急線海老名駅の1日平均利用者数は13万5861人(2014年度)で、同社の全70駅中で7番目に多い。海老名市は以前から小田急に対し特急ロマンスカーの同駅停車を要望していた。
〔小田急海老名駅を通過する特急「はこね」。右は相鉄海老名駅〕
来年2016年3月のダイヤ改正により,海老名・伊勢原に特急が停車することになるようだ。
海老名へは日中1時間に1本程度,伊勢原へは朝方の下りと午後の登りに数本の停車となる。現在は特急「はこね」が1時間に2本程度走っているので,そのうちの1本が海老名に停まることになりそう。
〔小田急海老名駅とJR相模線海老名駅の間の再開発予定地〕
小田急海老名駅とJR海老名駅の間にある巨大な空き地の再開発は,小田急が約600億円を投じて商業施設やオフィスビルを建てることになる。海老名駅の北側では,この秋2015年10月29日に大型ショッピングセンター「ららぽーと海老名(仮称)」の開業が控えている。
海老名駅への特急停車は,もちろんその動きを見越してのものだろう。
数年後には,海老名駅の南北の賑わいが逆転するような,人の流れの大きな変化が起こりそうだ。
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