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2015年8月 4日

東京五輪エンブレム盗作問題の疑問点

 「東京五輪エンブレムは盗作」 ベルギー側、使用差し止め要求(2015年8月4日 朝日新聞)

 2020年東京五輪のエンブレムが、ベルギーにあるリエージュ劇場のロゴマークと似ているとされる問題で、劇場のロゴをデザインしたオリビエ・ドビ氏の代理人がエンブレムの使用差し止めを求める文書を、日本オリンピック委員会(JOC)に送っていたことが3日、分かった。


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 いろいろもめる2020年の東京オリンピック。新国立競技場に続いてエンブレムの盗作問題が浮上してきた。

 似ている,似ていないについてはよくわからない。個人的には,躍動感のないバランスの悪さは気になる。
 東京オリンピックの組織委員会は「世界中の商標登録を確認しており問題ない」とコメントしているようなので,確認した商標にベルギーのリエージュ劇場のロゴマークが含まれていたかどうかがポイントになるのではないだろうか。問題になるまでリエージュ劇場のロゴマークを見たことがないのだとしたら,「世界中の商標登録を確認しており」というのは噴飯物だ。

 デザイナーが既存のデザインとの類似性チェックをどこまでやっているのかも気になる。職業作曲家が新しい曲を作ったときに,もっとも恐ろしいのは無意識のうちに既存の曲に似てしまうことだという。エンジニアが新しい技術を開発したとき(するとき)には,既存の他社の技術との重複がないかどうか,先行技術・特許調査を念入りに行う。まったく新しいものを発見したと思っても,既に誰かが同様のことを考えていたということはよくあることだ。たとえ独自に考えた技術であっても,残念ながら特許侵害は免れない。

 今回の東京オリンピックのエンブレムに関していえば,似ている似ていない以前に,「T」の部分がTokyoの頭文字なのはわかるが,「L」の部分が意味不明ではないだろうか。似ているとされるリエージュ劇場のほうは,Théâtre de Liègeの頭文字だから「T」「L」になっている。意味不明な「L」について,何か具体的な説明はあったのだろうか?

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