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2014年4月18日

SONY α7Sの高感度ISO409600が面白い

SONY a7s
[ソニー、4K動画出力に対応した「α7S」を海外発表(デジカメWatch)]

 ソニーが米国の国際放送機器展NAB2014で発表したα7Sが面白い。いまどきのスマートフォンのカメラよりも画素数が少ない有効1,220万画素のフルフレームExmor CMOSセンサーを採用して,Nikon D4Sと同じ拡張ISO409600に対応している。

 1年ぐらい前に「カメラの手ぶれ補正機能が不要な時代がやってくる」という記事を書いた。手ぶれ補正機能がいくら優れていても,被写体ぶれには無力だ。カメラの高感度性能が良くなれば,暗い場所でも被写体ブレしないようにシャッター速度を上げて撮影することができる。α7Sは「手ぶれ補正機能が不要な時代」にまた一歩近づいたカメラだ。

 4K動画? フルフレームでの動画は素人の手に負えなそうなので,別の世界の話だと思っている。

 dpreviewのα7Sの動画が話題になっている。


[Sony A7s: Low Light Demonstration (ISO 1600 to 409600)(YouTubeより)]

 真っ暗なところに焚き火だけが見えているが,ISO409600まで上げていくと昼間のような明るさになるという驚きの動画だ。
 でもこの動画が,何も見えないような真っ暗闇な状態で撮られたものかどうかは,わからない。明るい炎と暗いところの明度差が意外に小さいので,ひょっとしたら薄暮時にNDフィルタを付けて撮影しているかもしれない。そのへんが,ちょっとあざとさを感じる動画だと思った。

 実際,映像の中にでてくる男は,足元の悪そうな地面を,特に足元を気にするでもなく,手探りでもなく普通に作業をしている。もし,真っ暗なところで撮ったものだとすれば,焚き火の光があたっているはずの部分と,そうでない部分の明るさの差が小さすぎるように感じる。

 ISO409600は凄い性能であり興味深い。だからといってあざとすぎる動画は少し興ざめ……かな。

 昨日,会社の帰りに,次のような写真を撮ってみた。


[RICOH GR: Low Light Demonstration ;-) (ISO 100 to 25600)]

 カメラはRICOH GR,シャッター速度1/250sec,F値5.6で,ISO100からISO25600まで変えて撮ったものを並べてみたものだ。ISOを変えることによって,「真っ暗なものが明るく写る」だけじゃなく,「明るいものが,真っ暗に写ったり,明るく写ったりする」ことがあることがわかると思う。

【参考】
2013年3月25日:カメラの手ぶれ補正機能が不要な時代がやってくる

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