ウメチカ「アリバイ通り」串カツ屋立ち退き
ウメチカ「アリバイ通り」や串カツ屋立ち退きへ(2014年2月25日 読売新聞)
大阪・梅田で地下街の風景が一変しようとしている。
今秋にも始まる阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)の建て替え工事に伴い、大阪市が管理する地下道が拡幅されるため、全国各地の土産物を売る通称「アリバイ通り」の各店が3月末までに閉店し、老舗の串カツ店「松葉」も市から9月末までの退去を求められている。
昨年の4月26日に「大阪串かつエレジー」という記事を書いた時点で,串カツ「松葉」は退去要求されていて,こうなることはわかっていた。残念だが,しかたがない。駅前が新しく整備されたあかつきには,オッサンの居場所をちゃんと作ってくれることを希望したい。
〔阪神百貨店横の地下通路の壁面店舗。店の奥行きが50cmぐらいしかない(2007年5月)〕
全国各地の土産物を売っている奥行き50cmぐらいしかない一連の店舗群を,通称「アリバイ通り」と呼ぶことは,今回の記事で初めて知った。全国の土産物が買えるのだから,確かにアリバイ作りには貴重な場所だったかもしれない。3月末までに閉店するということは,私にはたぶんもう見ることができないだろう。
次に見る大阪・梅田が,どのように変貌しているのか,この目で見るのが楽しみだ。
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コメント
私が学生の頃梅地下(当時からおっちゃんの溜り場)で
浮気帰りとか、出張で土産を買い忘れたおっちゃんが
買うという話しは昔からあるんですが、故郷を離れた
方も利用しているですよね。
(当時はネットなんぞはありませんでしたから)
それにしても、社会全体から「小汚さを含めた怪しさ」が
排除され、婦女子視点で物事が進められる割に、彼女達が
「おっさん化」しているので、我々ネイティブおっちゃん
としては、何だかなと思ってしまいます。
投稿: ねこあたま | 2014年3月 8日 07時26分
新しくできる施設は,ほとんど例外なく女性向けの視点で作られますからね。居場所がなくなって困っちゃいます。
投稿: 三日画師 | 2014年3月 9日 21時58分