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2013年6月23日

山田線の盛岡側で列車増発の社会実験

 山田線の盛岡側で増発、社会実験実施(2013年6月18日 鉄道コム)

 盛岡市とJR東日本盛岡支社は17日、山田線で社会実験を行うと発表した。盛岡~上米内間(約10キロ)で、平日の18時から21時ごろまでの上下各2本を増発し、利便性の向上を図る。

 社会実験の実施期間は、2013年9月末から2016年3月末までの2年半。増発区間は盛岡~上米内間で、列車は1両編成とする。増発列車の時刻は、盛岡駅が18時10分発と20時39分発、上米内駅が18時29分発と20時59分発。現在、夕方から夜にかけては上下各2本が運転されており、増発後は上下各4本になる。平日朝の増発はしない。あわせて上米内駅では、同駅接続のバス運行を改善するほか、無料駐車場を設置し、列車利用者の増加を図る。目標の増加人数は1日200人としている。

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〔山田線増発社会実験が行われる上米内駅(2009年5月撮影)〕

 他のローカル線と同様に列車の本数が絶望的に少ない山田線。区間列車が走る盛岡〜上米内間でも,現在は1日に6往復しかない(盛岡〜宮古間の列車は1日にわずか4往復)。

 現在,上米内から盛岡に向かう列車は,7時05分,7時48分,8時30分,11時20分(快速「リアス」),17時45分,20時12分の6本,盛岡から上米内へは7時29分,8時09分,11時05分(快速「リアス」),13時51分(快速「リアス」),16時32分,18時59分の6本。朝の盛岡方面は意外に充実しているが,夜は実質的に18時59分の1本だけ。これでは通勤には使えない。
 今回の社会実験での増発列車は,この夕方から夜にかけての時間帯を重点的に補強するようだ。

 上の写真にあるように,上米内周辺は田園地帯になっている。駅の北側の丘の上には桜台というニュータウンがあるが,それほど大きな住宅地ではない。盛岡寄りの山岸・上盛岡駅は盛岡の市街地から連続した住宅地の中にあり,列車の本数が確保できれば,利用者の増加が見込めるように思う。

 ただ,上盛岡駅は盛岡駅にも近く,周辺には高校や大学がそれぞれ複数あるのだが,盛岡駅に近すぎて,盛岡市の中心街である中央通りや大通,県庁などの官庁街へは,盛岡駅からの距離とほとんど変わらず,山田線を使わずに直接向かったほうが便利かもしれないという微妙な立地にある。

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