「姫路まで近鉄特急を乗り入れさせたい」と近鉄が意欲
近鉄特急、姫路へ? 株主総会で社長意欲「鉄道の使命」(2013年6月22日 朝日新聞)
近畿日本鉄道の小林哲也社長が21日、「姫路まで近鉄特急を乗り入れさせたい」と表明した。すでに奈良と神戸間で阪神電気鉄道と快速急行などが相互乗り入れしている。これを発展させ、自社が得意とする三重県の伊勢志摩観光に引き込みたい考えだ。ただ、道のりは遠い。
この日、近鉄の株主総会で、株主の質問に「姫路まで乗りかえなしで行ける。鉄道の使命とは、そういうものだと考えている」と答えた。
〔近鉄の伊勢志摩ライナー23000系電車(2004年1月:近鉄鳥羽線池の浦駅)〕
現在,阪神なんば線経由で快速急行が阪神三宮(一部は新開地?)まで乗り入れている近鉄は,阪神三宮以西〜姫路までの乗り入れや阪神三宮までの特急列車の乗り入れに熱心なようだ。近鉄の新しい観光特急「しまかぜ」の車両は,先頭車両の外観にマイナス要因にもなりかねない前面貫通扉を設け,阪神三宮以西の高速神戸線の地下鉄区間にも乗り入れられるようにしていると思われ,近鉄の本気度が感じられる。
しかし,ATS車上子の問題が大きいのかと思っていたが,記事に〝「車両の大きさも異なり、研究すべき課題は多い」(山陽)〟とあるように,まだいろいろ問題が残っているようだ。
| 固定リンク
「鉄道」カテゴリの記事
- (このブログは「控え」であり,メインのブログではありません)(2018.02.17)
- JR東日本651系が普通列車として常磐線に復活(2017.06.23)
- JR九州が長崎駅西側移転のイメージを公表(2016.09.04)
- 北海道の台風被害甚大 石北線復旧に1か月以上(2016.08.25)
- 青春18きっぷと途中下車はどっちが得か?(2016.08.11)
コメント
神戸を通過する際に地下部分を通るし、車体断面がデカい。小型の車両じゃ有料列車らしくない。困難極まってる。
投稿: | 2013年6月26日 03時29分