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2013年4月26日

大阪串かつエレジー

 NHKのドキュメント72時間「大阪 串かつエレジー」を見た。

 大阪梅田の地下道出入口の壁に張り付くように営業する立ち食いの串かつ屋。最大10人程度が横一列に並んで串かつを食べる。いつも満員だ。まったくの他人同士が,肩を並べて食べているうちに,話に花が咲く。朝から徹夜明けのガードマンが一杯やり,定年後に居場所をなくしたおじさんが居場所を求めて,朝も昼も夕もやってくる……

 地下街から大阪駅に続く階段の下の串かつ屋。大阪駅の近くではインパクトが強く,忘れられない店だ。写真も撮った記憶があるので,引っぱり出してきてみた。

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〔串かつ松葉(2007年5月撮影)〕

 ここだ,ここだ。懐かしい。関西出張のときに立ち寄ることも多かった。満員のときには,大阪駅前地下道の「ぶらり横丁」もあり,周辺に気楽に立ち寄れる場所が多いのも助かる。

 番組の最後に『この店も立ち退きになる』というナレーションがあって,何かがのっぴきならない事態が進んでいることに気がついた。

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〔ぶらり横丁(2008年5月)〕

 記事を探してみると,次のような記事が見つかった。

 大阪駅前「ぶらり横丁」など、占用許可打ち切りへ 60年入札せず(2013年4月24日 産経新聞)

 大阪市が約60年にわたり、JR大阪駅近くにある市所有の地下道で営業する10店以上について、入札などを経ずに占用許可を与え続けていたことが24日、分かった。この一部で、市の元外郭団体が店に占用エリアをまた貸しして利益を得ていることも容認。終戦後の闇市を一掃、秩序回復のために始めた措置だが、混乱期を抜けた後も許可を見直していなかった。入札などは義務づけられてはいないが、市は「不適切」としており、早ければ来年度にも占用許可を打ち切る。

 問題となっているのは市営地下鉄御堂筋線と阪神電鉄の梅田駅の改札口を結ぶ「大阪駅前地下道」。市は終戦直後の昭和20年代、当時外郭団体だった財団法人「大阪市民共済会」など6つの団体・個人に占用許可を出し、今も飲食店が集まる「ぶらり横丁」やドラッグストア、生花店など10店以上が営業している。

 占用許可は毎年更新があり、今は通常「公平性」の観点から入札や公募で事業者を選定するが、この地下道の許可は自動的に更新されてきた。市路政課は「相手方は戦後から代々店を収入源としており、許可を見直すきっかけがなかった。公平性を欠き、今の市民感覚から外れている」としており、不適切な措置だと認めている。

 市では、早ければ来年度、阪急阪神ホールディングスと共同で地下道の改装工事を行う予定で、着工前に占用許可を取り消す方針。

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〔阪神百貨店横の地下通路の壁面店舗。店の奥行きが50cmぐらいしかない(2007年5月)〕

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