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2013年3月26日

PENTAXのフルフレーム一眼レフに期待する

PENTAX K-7

 当分先のことだと思っていたPENTAXの(135フィルム)フルフレーム一眼レフの噂が,また少し賑やかになってきた。Photo Rumorsのサイトでは,24MPのフルフレーム機PENTAX K-3が,3月27日に発表されるかも?……という記事まで載せている。

 噂されているフルフレーム機K-3(仮称)は,Nikon D600やSONY α99と同じ有効約2,430万画素のソニー製センサを積んでくるらしい。それ以外は,そこそこ好評なK-5 II (K-5 IIs)を踏襲してくるに違いない。

 レンズはどうするのだろう。PENTAXの場合,FA Limited単焦点レンズ以外のフルフレーム用レンズは大幅にラインナップから外れてしまっている。もし新しいフルフレームデジテル一眼レフが発表されるのであれば,なにがしかの新しい対応レンズも同時発表されるに違いない。

 などと,妄想をかすかだっているわけだが,妄想ついでに,PENTAXのフルフレームデジタル一眼レフを待望してきた私の望むPENTAXのフルフレーム一眼レフについて書いてみたい。

■ レンズラインナップに不安はあるも単焦点Limitedレンズがある

 まず,先行するNikonやCanonに比べると,PENTAXのフルフレーム用のレンズラインナップは,ある意味で偏りが激しい。新規の購入者がダブルズームレンズ2本を買って済ますようなレンズはない。それらの新レンズは,カメラと同時に発表されるのだろうけど,正直なところ,そういうレンズで済ますようなユーザー層は,PENTAXには向かないと思う。むしろ,積極的にNikonやCanonに行ってもらったほうが良いと思う。

 その代わり,PENTAXにはPENTAXらしい,FA Limited単焦点レンズが3本ある。もちろん,smc PENTAX-FA 31mm F1.8 Limited,smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited,そしてsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedの3本である。

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〔smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited〕

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〔smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited〕

 これらの単焦点レンズをストレスなく使うためのフルフレーム一眼レフを希望する。
 NikonやCanonのように,大きなズームレンズを使うために特化したボディではなく,Limitedレンズも含めて,一見古くさい外観を持った単焦点レンズを付けても違和感のないデザイン・質感のボディであってほしい。

■ やっぱり小型軽量。そのためには手ぶれ補正機構は不要

 また,PENTAX一眼レフのユーザーには,古いKマウントのMFレンズをMFで使いたいと思っている人も多いはず。フルフレーム一眼レフならば,レンズの表示通りの焦点距離,それに対応した画角で撮れる。こんなにワクワクすることはない。
 ところが,MFカメラ時代のLXやMEやK2と比べると,デジタル時代の一眼レフはどれもこれもずんぐりむっくりで大きいのだ。

 まず,CMOS/CCDセンサーが分厚い。センサーの背後にはセンサーのリード(ピン・グリッド・アレイやBGA,LGAなど)を受けるための小型プリント基板が必要となり,さらに厚みが増す。そして,PENTAXのようにセンサーシフト式の手ぶれ補正機構を採用している場合は,さらにセンサー取り付け基板ごと駆動するための機構が必要となる。
 そのため,カメラの軍艦部に示されたフィルム面(結像面)よりも後側が,どうしても分厚くなってしまう。
 私はブログの前の記事に「カメラの手ぶれ補正機能が不要な時代がやってくる(2013年3月25日)」と書いた。デジカメの高感度性能が良くなれば,135フィルムでの中望遠レンズぐらいまでなら,手ぶれ補正が不要になるんじゃないかという内容だ。

 そう,私はPENTAXのフルフレームデジタル一眼レフK-3(仮称)に,SR(シェイクリダクション)は必須ではないと思っている。実際に,NikonのD800EおよびD3では,ほとんどを手ぶれ補正機能無しのレンズで撮影しているが,普段はそれで特に問題は生じていない。PENTAXには,SRなしで究極まで小型軽量化したフルフレーム機を期待する。

■ 内蔵フラッシュはあえて不要

 内蔵フラッシュも,あれば便利だと主張する人は多いが,ペンタ部がリーゼント頭のようにマウントの上にせり出しているのは見た目にもカッコ良くない。小型軽量化のためならば,内蔵フラッシュは削除してしまっても良いと思っている。

■ レンズの絞りリング位置検出爪に対応する機械レバーの復活

 PENTAXのユーザーには,MF時代の古いレンズを(マウントアダプターなどを使わずにそのまま)使いたいユーザーが多いというのは先に書いた通り。

 ところが,PENTAXの最初のデジタル一眼レフ*ist Dから(廉価版のフィルム一眼レフでは確かそれ以前から),レンズの絞りリング位置検出爪に対応する機械レバーが省略されてしまった。
 そのため,レンズの絞りリングにA(オート)位置を持たないKシリーズレンズやMシリーズレンズでは,絞り優先AEでは絞り開放のみ,マニュアル露出では測光機能が使えず……という悲しい状況になっている。

 絞りリングで任意のF値を選び,ハイパーマニュアルボタン(グリーンボタン)を押せば,一瞬だけ絞りが絞り込まれて適正露出(とカメラが判断した値)となるシャッター速度が設定されるから問題ないという考え方もあるだろう。
 しかし,ほら,やっぱり絞りリングを回したら,露出計が連動して動いて,ここぞというところでシャッターを押したいというのは,単なるノスタルジーではないと思う。

■ その他

・動画機能不要
・光学ファインダーは視野率97%以上を希望
・連写機能もすごいのは不要。3コマ/secで満足
・動体予測AFも,あまり頑張って力を入れなくてもいい
・レリーズタイムラグは50msecを切ってほしい
・ハイパーマニュアル/ハイパープログラムは必須
(動画やら動体予測が必要なら他機種に行けばいいと思う)

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コメント

はじめまして
そうですか、そんな期待がもてる情報が飛び交っていますか(笑)
でも、ペンタックスのフルフレーム機のニュースは眉唾感が強いですねー(かってのK-1のときも空振りでしたし…)
とにかく眼鏡屋ではなくなったのだから頑張ってほしいものです。

投稿: しーくん | 2013年3月31日 16時21分

 期待が持てるかどうかは不明ですね。妄想ですよ。
 何かが発表されたとしても,実際に製品が登場するのは2014年になってからかと思ってます。

投稿: 三日画師 | 2013年3月31日 22時56分

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