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2013年2月24日

広島のJR可部線の廃止区間が全国初の復活へ

 JRの廃止区間が復活へ 広島の可部線、全国初(2013年02月04日 朝日新聞)

 可部線はかつて横川(広島市西区)―三段峡(広島県安芸太田町)の60キロを結んでいた。だが、山間部の可部(同市安佐北区)―三段峡の46キロは03年に廃止され、横川―可部の14キロになった。
 復活が決まったのは可部から西1・6キロで、復活区間には中間駅と終点駅を設置する。廃止前はディーゼル車が走っていたが、今回は電化する。レールを敷いたり駅舎を造ったりなどの事業費は27億円。市が3分の2、国が3分の1を負担し、JRは電車の運行と施設の維持管理を担う。

可部線の一部が復活する?
〔可部線の三段峡駅(2001年8月撮影)〕

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〔広島から三段峡までの往復切符(2001年8月)〕

 可部駅から三段峡までの可部線非電化区間に関しては過去にも何度も廃止対象となり,2003年12月にとうとう可部〜三段峡間の46.2kmが廃線となった。可部駅から河戸駅までの1.3kmの区間については,JR西日本と広島市の間でも電化して残すという計画がなかったわけではないらしいが,可部線周辺自治体が一体となった存続運動を行っていたこともあって,一駅だけの存続運動は大きなものにはならず,三段峡までのローカル区間とともに廃止されたという経緯がある。

 そしてその後,旧河戸駅周辺には安佐北区役所や可部簡易裁判所,安佐北警察署,広島北税務署等の官庁が並んでいることから,旧可部線の線路敷きに線路を延ばし,旧河戸駅の手前に新駅を作ること,そしてさらに旧河戸駅より先の旧県営団地まで延伸する計画が明らかになってきた。

 線路を延ばすのは旧可部線の線路敷きであり,JR西日本も乗り気だったことから,簡単に延伸できるのかと思ったら,そこには「新しく踏切を設ける鉄道の新設は認められない。道路との交差は立体交差とする」という鉄道事業法の壁が立ちはだかった。

 引用した新聞の記事を読んでも,踏切の問題がどのように解決したかは書いていない。金を掛けて立体交差にしたのか,思い切って踏切を廃止にしたのか,実際のところはどうだったんだろう? ちょっと気になる。

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コメント

三段峡、15年ぶりくらいに見ました。ありがとうございます!

投稿: キハ58 | 2013年2月24日 20時41分

http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/02/page_3211.html

踏切は残存させるようです。
今回は、新線建設ではないので、特例として踏切設置が
認められたようです。

投稿: BOY | 2013年2月25日 18時41分

一度廃止した路線の復活、初の事例だけにうれしいですね^^
クルマやバスがあるからいいじゃん、的な風潮の中、
粘り強く交渉を続けてきた関係各位には本当に頭の下がる思いです。
沿線人口も比較的多い地域だけに今後の発展も期待できそうです。

と同時に廃線の復活がいかに困難を極めるかと言う事も思い知らされましたね。

投稿: くれあらいん | 2013年2月26日 15時55分

 キハ58さん,コメントありがとうございます。
 三段峡は駅前をうろうろした程度でしたけど,車窓には川で泳いでいる子供達がたくさんいたりして,楽しい車窓だったことを覚えています。

 BOYさん,コメントありがとうございます。
 踏切設置は特例で認められてたようですね(期限付き?)。形式上は新線ということになっても,こういうところは,もっと特例を認める英断を早く出してほしいものですね。

 くれあらいんさん,コメントありがとうございます。
 本当に,関係者の方の粘り強い交渉には頭が下がります。沿線人口は現在でも増加傾向だそうですし,今後も公共交通の核として可部線が使われ,住みよい街がつくられていくことを期待したいです。

投稿: 三日画師 | 2013年2月27日 03時03分

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