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2012年4月 1日

次世代自販機が収集するデータは何だろう

 次世代自販機、秋田駅に(2012年03月28日 朝日新聞)

 利用者の年代や時間、季節にあわせて、おすすめの飲み物を教えてくれる「次世代自販機」が、JR秋田駅にお目見えした。県内では初めてで、JR東日本秋田支社は「新しい買い方を楽しんでほしい」と話す。

次世代自販機
 戸塚駅ホームに設置されている次世代自販機

 最近あちこちで見かけるようになってきた次世代自販機。ボタンや売り切れランプなどを大型液晶ディスプレイとタッチパネルにすることで機械的な部品数を削減したり,商品ラインナップの変更を容易にするメリットはあるだろう程度に考えていたが,ちょっと気になる機能を持っているようだ。

 自販機上部のセンサーが顔のしわや目の位置などから年代と性別を判断。気温や時間も認識し、データをもとにお客さんに合いそうな商品を選ぶ。

 (中略)

 自販機は、JR東日本の関連会社が開発した。年代や時間別の売れ筋を情報収集してマーケティングにも活用する。

 なんだか賢そうな機能が書いてあるけど,それほど高度なプログラムが入っているようには思えない。
 気になるのは,「データを収集してマーケティングに活用する」の部分だ。

 さて,このJR東日本関連会社の次世代自販機とやらが収集する情報とやらは何なのだろう。当然考えられるのは,年代と性別,気温,時刻だろう。

 果たしてそれだけだろうか。情報収集の仕組みを考える立場になって,このシステムをもっと賢く,もっとマーケティングに活用できるようにアップデートするとしたら,何が必要だろうか。センサーが取り込んだ顔の画像データから,どんな人なのかをさらに正確に判別するための情報をたくさん集めるとしたら,眼や鼻や口の位置や大きさを,より詳細に数値化したデータを集めたくならないだろうか。

 詳細に数値化したデータが正確だとしたら,ひょっとしたら,そこから顔の情報を復元することが可能じゃないだろうか? 年代,性別,気温,時刻,場所,顔の詳細情報……がデータベース化された場合,それは「個人情報」なのかどうか,ちょっと気になるところだ。そのデータが,最近話題になっている「ビッグデータ」として,JR東日本以外の第三者に提供されてマーケティングに利用される……としたら,ちょっと気になるどころか,すっごく気になる。それ,やっちゃっていいのか,という気がする。

 まぁ,防犯カメラや街頭カメラの画像(顔データ)から,個人識別を行う技術はどこでも研究開発しているだろうし,小さなコンパクトデジカメの顔認識機能にさえ,特定個人を認識する機能が付いている時代だから,自販機のカメラにそういう機能が付いていない(将来に渡ってそういう機能が付かない)と言い切るほうが難しい。

 私は今まで次世代自販機を使う機会はなかったが,もし利用する機会があったら,ちょっと変顔をしながら利用することにしようっと。

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