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2012年4月29日

Instagramの変なExif情報への対処

 今月の中頃から,食わず嫌いだったInstagramを使い始めた。GPSの位置情報を使ったジオタグを付けた写真を,FlickrやTumblr,各種SNSに自動投稿してくれるので,いつどこで何を見ていたかが記録できて便利だ。

 ところが,このInstagram,写真のExif情報の撮影日時情報が変なのである。Exif情報からの情報漏洩への配慮なのかとも思ったが(確かに自宅の位置情報を世間に晒したりはしたくない),意図的にGPSの位置情報を付けているわけだから,それが理由とは思えない。それが何の問題なのかという声もありそうだが,写真をテキトーにまとめるときに面倒くさいのだ。

 実は,私はデジカメで撮った写真のファイル名をMacに取り込む際に,ExifRenamerというツールがExif情報から自動的に撮影日時分秒に自動的に変換するように設定している。複数のデジカメを併用しているので,それらで撮った写真をひとつのフォルダにまとめたときに,ファイル名が重複しないようにするためだ。

 デジカメを使い始めた1995年からのファイルは,基本的には全部撮影月ごとのフォルダに入れている。デジカメ毎にフォルダ名を変えれば重複しないとの考えもあるが,私にとって重要なのは“どのデジカメで撮影したか”ではなく,“いつどこで撮影したか”かなので,DSC001.jpgというようなファイル名では不便だ。10時半にデジカメA→11時にデジカメB→11時20分にデジカメB→11時35分にデジカメAという順番で撮影した場合,4つのファイルを同一フォルダに入れた場合に撮影時刻順に並んでほしいのである。

Instagramの変なExif情報への対処
 これがExifRenamerのファイル名設定画面。

 ExifRenamerは,Exifの撮影日時情報およびファイル作成日情報から,Exifの撮影日時情報があればExif情報から,なければファイル作成日時情報から「120428-190128.jpg(2012年4月28日19時1分28秒に撮影した場合)」というファイル名に変更してくれる。長年重宝しているソフトだ。

 この設定画面からもわかるように,Instagramの写真のExif情報に撮影日時情報が無ければ,自動的にファイル作成日時情報が適用されるので問題ないはず。
 ところが,Instagramの写真のExif情報はこのようになっている。

画像方向 : 1 画像の幅の解像度 : 72.0 ppi(ピクセル/インチ) 画像の高さの解像度 : 72.0 ppi(ピクセル/インチ) 画像の幅と高さの解像度の単位 : インチ 使用ソフトウェア名 : Nikon Transfer 2.3 M ファイル変更日時 : 3912:05:22 11:57:06 YCCの画素構成(YとCの位置) : 点集合の中央 -- Exif IFD -- : Exif バージョン : 0221 各コンポーネントの意味 : reserved メーカーノート : 98 バイト 対応 FlashPix バージョン : 0100 色空間情報 : 未較正 実効画像幅 : 1936 実効画像高さ : 1936 -- 互換性IFDへのポインタ -- : 互換性インデックス : R98 互換性バージョン : -- 互換性 IFD の終わり、EXIF IFD の続き -- : 撮影シーン・タイプ : 標準 -- メイン IFD の続き -- : -- GPS IFD -- : 北・南の緯度 : N 緯度 : 35。21'8.40" 東・西の経度 : E 経度 : 139。31'53.40" 高度 : 24.2m GPS 時間(原子時計) : 7:39:30 測定精密度 : 65.0 GPS 日付 : 2012:04:21

 GPSの日付情報は正確だが,撮影日時情報(ファイル変更日時)は「3912:05:22 11:57:06」という変なものになっている。GPS情報に撮影日時があればそれを最優先するようにExifRenamerが処理してくれれば助かるのだが,残念ながらその機能は付いていない。

 ExifRenamerを通してMacに取り込んだ状態は次の通り。

Instagramの変なExif情報への対処
 iPhoneのカメラで普通に撮った写真の日付は撮影年月-時分秒.jpgになっているが,Instagramで撮影した写真は700101-090000.jpgという意味不明名ものとなり,しかも4月23日に取り込んだファイルと4月25日に取り込んだファイルで名称が重複している。これでは後で同じフォルダにまとめることができない。

 しかたなくファイル名を単純な連番にしようかとも思ったが,MacにはAutomatorという便利なツールが付いているので,それを使ってファイル名を撮影日時分秒.jpgに変更することにした。

Instagramの変なExif情報への対処
 これがAutomatorの設定画面。

 Automatorで,「ファイル名の後に撮影年月日を入れる」→「ファイル名の後に撮影時分秒を入れる」→「ファイル名の前に“temp”という文字列を入れる」→「ファイル名の“temp20”を削除する」というアクションを作成した。

 先頭に“temp”を入れてから“temp20”を削除するという手間を掛けているのは,「ファイル名の後に撮影年月日を入れる」だけだとファイル名の西暦部分が4桁の20120428-190128.jpgとなってしまって,ExifRenamerが生成するファイル名(15年間同じルールを使ってきた)と整合が取れなくなってしまうからだ。

Instagramの変なExif情報への対処
 Automatorで作成したアクションを,「Instagramファイル名変更」という名前で保存し,キーボードショートカットを「Shift + Command + I」に設定したところ。

 こうしておけば,Finder上でファイルを選択し,ショートカット一発でファイル名が変更できる。ExifRenamerとの自動切り替えはできないので,Instagramのファイルだけはショートカットキーを一度押す必要が生じる(一日に1回だけ)。

Instagramの変なExif情報への対処
 これがAutomatorのアクションでファイル名を一発変更した後のファイルの並び。ファイルが撮影日時分秒順に並んでいる。
 残念ながらInstagramで撮った写真のファイル名の最後にだけ連番が付いてしまっているが,とりあえず撮影日時順に並んでいるので,これでしばらく我慢してみるつもり。

Instagramの変なExif情報への対処
 めでたく同じフォルダにファイルをまとめることができた。

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