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2011年12月の25件の記事

2011年12月31日

「まちづくり前進」新幹線着工方針に沸く福井政財界

 「まちづくり前進」 新幹線着工方針に沸く政財界 福井(2011年12月27日 朝日新聞)

 北陸新幹線金沢―敦賀間の新規着工を政府・与党が決めた26日、福井県内延伸を推進してきた政財界からは歓迎の声が上がった。ただ、着工認可後もJRから経営分離される並行在来線や地元の建設費負担、2014年度の金沢開業への対応など課題は山積みだ。
(中略)
 敦賀開業により福井―東京間は従来の3時間30分から乗り換えなしの2時間40分に短縮される。新規着工を最大の政策課題に掲げてきた西川一誠知事は「県民とともに喜びたい。今後、県のまちづくり、企業誘致、観光などを進める必要が出てくる」とした。

北陸新幹線着工に沸く福井
 高架の構造物はできあがっている北陸新幹線福井駅(2011年5月)

 北陸新幹線福井駅は,既存の福井駅の隣に作られるので,高岡や黒部,青森や函館のような問題は生じず,北陸新幹線の延伸着工は福井市にとって喜ばしいことである。

 だが,課題は山積みだ。記事に書いてある「買い物客を金沢に奪われる」という問題は,些細な問題かもしれない。

 課題のひとつは,えちぜん鉄道の福井駅をどうするかだ。
 福井駅周辺の連続立体高架化工事によって,在来線の福井駅は高架化された(全国の主要駅で高架化工事が進んでいるのだが,正直これにはびっくり。はるかに規模の大きな駅……たとえば,私が住む神奈川県では,川崎駅や横浜駅の規模でも高架化されていない)。えちぜん鉄道の福井駅は,現在は地上にあるが,これは新幹線福井延伸までの暫定で,高架化された新幹線のホームを使用することになっている。

 さて,新幹線が福井まで延伸した後はどうするのだろうか。そこが問題だ。
 連続立体高架化工事の計画通りに,新幹線のホームを使った暫定高架化中に,新幹線の東側にえちぜん鉄道の高架線を作り直すことになるのだろうか。えちぜん鉄道は第三セクターであり,福井市を含んだ沿線自治体が株主だから,こんな時代でも高架化の予算は潤沢なのかもしれないが,本当にそんな余裕があるのだろうか。

 えちぜん鉄道の運転本数,勝山永平寺線と三国芦原線がそれぞれ30分に1本だから,発着数は意外に多い。それでも,莫大な費用をかけての高架化が必要なほどとは思えない。JR北陸本線は高架化が済み,清川踏切,および宝永踏切でのラッシュ時の車の通過時間は大幅に短縮している(福井県のWebサイトを参照)。暫定高架化中に,交通量の多い道路の部分だけ線路の下を通し,後年,えちぜん鉄道だけ地上に戻しても良さそうだ……。

 建設費用の地元負担は大きい。朝日新聞が7月に実施した県民世論調査では,新幹線の県内延伸は「必要」が35%対し,「必要ない」が56%と大きく上回ったそうだ。新幹線の延伸がハッピーなことをもたらすだけじゃないのを,県民のほうがよくわかっているような気がする。

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2011年12月29日

JRと名鉄が豊川稲荷の初詣客争奪合戦

 豊川稲荷の初詣客争奪合戦 JRと名鉄、特典競う 愛知(2011年12月23日 朝日新聞)

 名古屋―豊橋間でしのぎを削るJR東海と名古屋鉄道が、新春の豊川稲荷(愛知県豊川市)の初詣でも「フリーきっぷ」を発売し、乗客を奪い合う。ともにB―1グランプリで有名な「いなり寿司(ずし)」をおまけにつけ、お得感をアピール。「おきつねさま」はどちらにほほえむのか。

 JR東海が発売するのは「初旅フリーきっぷ」で、来年1月1日~2月29日に利用できる。有効期間は1日。豊川駅を区間に含む名古屋―湯谷温泉(同県新城市)間は2千円(大人)で、浜松―湯谷温泉間は1300円(同)で自由に乗り降りできる。使えるのは在来線だけで、新幹線には乗れない。
(中略)
 一方、名鉄は全線が1日乗り放題になる「昇竜1DAYフリーきっぷ」(1月1~3日乗車分、大人1500円)や「いなり寿司食べ比べ! 豊川1DAYフリーきっぷ」(1月4日~2月29日乗車分、大人2800円)などを発売。

 今年の1月には,名鉄が「豊川稲荷門前町と名鉄が乗り放題切符(2010年12月30日の記事)」で書いたように『新春1DAYフリーきっぷ』と『エコ詣で1DAYフリーきっぷ』で先行したが,今度の初詣はJR東海と名鉄がガップリ四つで競う。
 豊川市観光協会にはたまらない展開になってきたようだ。

豊川稲荷
 豊川稲荷の門前町(2008年4月)

豊川稲荷
 正面が豊川稲荷(2008年4月)

豊川稲荷
 1年前の初詣から特典付きフリー切符を売り出した名鉄の豊川稲荷駅(2008年4月)

豊川稲荷
 JR豊川駅前。普段の利用客数では若干豊川稲荷駅を上回る(2008年4月)

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2011年12月21日

来年3月ダイヤ改正 新幹線の車両統一と寝台列車死亡

 大阪発のブルートレイン姿消す 「日本海」、3月で廃止(2011年12月17日 朝日新聞)

 JR各社は16日、来年3月17日のダイヤ改定を発表した。山陽・九州新幹線の直通列車「みずほ」「さくら」(新大阪―鹿児島中央)は来春から、1日15往復から23往復に増発され、新大阪からの最速所要時間は1~3分短縮される。

 東海道・山陽新幹線からは100系と300系車両が引退し、東海道区間は全列車がN700系と700系になる。航空機との競合が激しい東京―岡山間は早朝、深夜に増発される。

 JR西日本は、山陽・九州新幹線にN700系の新型車両を10編成新たに投入し、「みずほ」は1往復追加の5往復に、「さくら」は7往復追加の18往復に朝夕を中心に増発する。

 夜行列車が消え,ブルートレインが消え,新幹線の車両が統一されて便利になっていく。鉄道の世界も,生き残りをかけて大変だな……。システムとして良いものになってくると,非効率だった時代にはたくさんあったガラガラで空気を運んでいるような列車は無くなっていく。あれこれ便利ではないガラガラの列車で気ままに旅を楽しむことは,どんどんやりにくくなるのかもしれない。

日本海縦貫線の“花型”EF81電気機関車
 大阪〜札幌を結ぶ寝台特急列車「トワイライトエクスプレス」は残るようだ。「大阪発のブルートレイン姿を消す」と書かれているけど,「トワイライトエクスプレス」は色がブルーじゃないから,ブルートレインの仲間には入れてもらえないのかも。

2012年3月ダイヤ改正であれこれ引退
 583系夜行急行「きたぐに」(大阪〜新潟)も廃止される(写真は大阪駅の「シュプール号」)。

2012年3月ダイヤ改正であれこれ引退
 100系新幹線。2代目の新幹線車両も2003年には東海道新幹線から去り,今度のダイヤ改正でとうとう姿を消すことになる。

2012年3月ダイヤ改正であれこれ引退
 300系新幹線。「のぞみ」用の車両として1990年頃に華々しくデビューしたばかりだと思ってたのに,早くも引退……。

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2011年12月17日

銚子電鉄外川駅に丸形ポスト?

 銚子電鉄終着駅に丸形ポスト 連ドラ舞台に新設 千葉(2011年12月16日 朝日新聞)

 千葉県の銚子電鉄の終着駅で、NHK連続テレビ小説「澪(みお)つくし」の舞台ともなった外川駅構内に15日、レトロな丸形ポストが新設された。

 日本郵便銚子支店の若林正浩支店長は「銚子の街おこしのお役に立ちたい」と郵便ポストの設置を思い立った。銚子電鉄に相談したところ、「二つ返事で承諾してもらった」という。

銚子電鉄外川駅構内に丸形ポスト?
 銚子電鉄外川駅(2006年11月)

 銚子電鉄のやることについて行けないことも多い私だが,大好きな鉄道なのでとりあえず応援したい。
 丸形ポストというのが何なのか,最初に記事から伝わってこなくて,何が行われるのか想像が付かなかった。丸いレトロ風の郵便ポストを設置するということか……。
 私が何か勘違いをしているのかもしれないが,まだまだ世の中にそこそこ残っている丸い郵便ポストを外川駅に持ってくることが,ニュースになる……。平和で良い世の中だと思う。

銚子電鉄外川駅構内に丸形ポスト?
 今は外川駅で雨ざらしになっているらしいデハ801(2006年11月)

銚子電鉄外川駅構内に丸形ポスト?
 外川駅を発車しようとするデハ801(2006年11月)
 いつも笑っているような顔に見えたデハ801。この電車,好きだったなぁ。

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ゴムタイヤ式の札幌市営地下鉄が開業40周年

 札幌市営地下鉄、開業40周年で記念式典(2011年12月16日 読売新聞)

 札幌市営地下鉄の開業40周年を祝って16日、南北線真駒内駅(同市南区)で記念式典が行われた。
(中略)
 市営地下鉄は札幌五輪の開催を控えた1971年12月16日、東京、大阪、名古屋に続く全国4番目として、南北線の真駒内―北24条駅(約12キロ)が開業した。

ゴムタイヤ式の札幌市営地下鉄が開業40周年
 札幌市営地下鉄南北線真駒内駅(2004年8月)

 東京,大阪,名古屋に続く全国4番目の地下鉄が札幌市にできた頃,札幌はやっと人口が100万人を超え,政令指定都市になろうとしているところだった。当時,既に200万人を超えた横浜市や,京都市,神戸市といった先輩の大都市よりも,札幌市が先に地下鉄を走らせようとしたときには,採算が取れるのかどうか疑問の声も多かったらしい。
 しかし,その後の札幌市はさらにぐんぐんと都市の規模を大きくし,現在は名古屋に次いで全国で4番目に大きな市になっている。これは,当時の札幌市に先見の明があったと言えよう。

 2011年現在,札幌市の人口は約190万人にまで増えている。名古屋市が約220万人,大阪市が約260万人あたりで停滞していると,10年後,20年後には札幌市の人口が肉薄しているかもしれない。その頃,北海道新幹線が札幌まで延伸していれば,面白いことになるかもしれない。
(ただ,人口減少時代になっているので,あまり明るい未来ではないかもしれないが)

ゴムタイヤ式の札幌市営地下鉄が開業40周年
 札幌市営地下鉄は第三軌条集電のゴムタイヤ式車両が使われている(大通 2004年8月)

 全国4番目の札幌地下鉄がゴムタイヤ式を採用したことで,未来の鉄道としてゴムタイヤ式地下鉄をイメージする時代もあったが(私の個人的イメージ?),その後の地下鉄でゴムタイヤ式を採用するところはなく,お台場の「ゆりかもめ」など大都市の新都市交通として細々と残っているだけのように見える。やっぱり,ロングレールの上を鉄の車輪が惰性で走っているときの滑らかさ,摩擦抵抗の少なさ(どこまでも滑走していきそう)と比べると,これからの省エネ・高効率時代にゴムタイヤは向かないのかもしれない。

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2011年12月16日

久留里線のキハ30形・キハ37形・キハ38形はあと数年で引退

 久留里線「キハ30形」引退 老朽化に勝てず 千葉(2011年12月16日 朝日新聞)

 久留里線(木更津―上総亀山間)で半世紀近く運行され、全国から鉄道ファンを集めてきた「キハ30形」など3種類のディーゼル車が引退することになった。JR東日本千葉支社が15日、来秋から2013年春までに新型車両に入れ替える方針を明らかにした。昭和の千葉を代表する鉄道車両がまたひとつ姿を消す。
(中略)
 現役で走る「キハ30形」「キハ37形」「キハ38形」の各車両は、国鉄時代の1960年代から80年代にかけて通勤用のディーゼル車として登場、首都圏や関西地方をはじめ全国各地のローカル線などで活躍した。県内でもかつては久留里線のほか、総武、内房、外房、成田などの各線で運行されたが、電化が進むにつれ徐々に姿を消した。

久留里線のキハ30形・キハ37形・キハ38形が引退
 久留里線の最古参キハ30形(2004年8月)※ 現在は国鉄色に塗られている

 近いのでいつでも行けると思いつつ,久留里線や小湊鐵道,いすみ鉄道には,なかなか行く機会がない。国鉄色になったというキハ30形も見てみたいし,今度,時間を作って出かけてみようかな。
 それにしても,この久留里線のディーゼルカーは,昔から塗色さえもっとシンプルなものに変えれば,沿線の風景にマッチして,もっともっと人気が出ると思ってたんだよねぇ。

久留里線のキハ30形・キハ37形・キハ38形が引退
 久留里駅に停車するキハ37形(2004年8月)
 この塗色じゃ人気が出ないよなぁ……。残念。

久留里線のキハ30形・キハ37形・キハ38形が引退
 久留里駅。この日は一日雨降りだった(2004年8月)

久留里線のキハ30形・キハ37形・キハ38形が引退
 久留里線の終点,上総亀山駅の車止め(2004年8月)

 これらの写真を撮った頃は,まだ安房鴨川駅と上総亀山を結ぶ路線バスが残っていて,結構旅の経路が選べたんだが,残念ながら現在は路線廃止になってしまっているようだ。

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2011年12月14日

馴染んだズームリングの回転方向は変えられない

ズームリングの回転方向に撃沈

 買ったばかりの新品ほやほや PowerShot S100。以前から使っている Cyber-shot DSC-HX5V と同様に GPS 機能が付いて,コンパクトなサイズ。そして何より,レンズのまわりに付いているコントロールリングを手動で回すことで,24mm/28mm/35mm/50mm/85mm/100mm/120mmの焦点距離を変えられるステップズーム機能(コントロールリングは露出補正他の機能に置き換えることも可能)が付いている。
 これぞ,ずっと待ち続けてきたコンパクトデジカメだ。レバーでズームを操作する電動ズームでは決して得られない,手動ズームに近い感覚を得られそう……。これこそが PowerShot S100 を選んだ理由……だったはずだった。

 が,撃沈した。コントロールリングでのステップズームは,私にはまったく使えないことがわかった。

 そう,最大の問題はステップズームの回転方向だった。
 私は長年 PENTAX と Nikon の一眼レフを使用している。奇跡的なことに,PENTAX と Nikon のピントリング,ズームリングの回転方向はまったく同じなので,とっさのときにもまったく違和感なく回すことができる。

各社のピントリング・ズームリングの回転方向一覧はこちら

ズームリングの回転方向に撃沈
 PENTAX DA☆16-50mm F2.8レンズ。
 ズームリングを(カメラボディから見て)右に回すと望遠側,左に回すと広角側になる。ピントリングは,右に回すと無限大側,左に回すと最短撮影距離側となる。20年以上使い続けて,体にしみ込んでしまった動作である。とっさのときには,頭で考える前に,指が反応してズームリングやピントリングを回している状態にまでなっている。

ズームリングの回転方向に撃沈
 こちらは Nikon のAF-S 28-70mm F2.8レンズ。距離目盛やズーム指標が,上の PENTAX とまったく同じことがわかる。

 この2社のカメラばかりを使っているぶんには,ほとんど違和感なくズームレンズを操作することができるのだ。

 ところが,そこに乱入してきた Canon の PowerShot S100。ズームリングの回転方向が逆なのは,ヨドバシカメラの店頭でいじり回したときから気になっていた。そんなものは,使い続けていればすぐに慣れるだろうと思ったのだ。

 しかし,甘かった。先日,一日中 PowerShot S100 を持ち歩いて,あちこち撮影して回っても,結局慣れることはまったく無かった。広角側に引こうとしてズームアップしてしまったり,その逆の操作を何度も何度も繰り返してしまう。あまりにストレスを感じるものだから,コントロールリングは露出補正の設定にして,ズームの操作は旧来の場所,シャッターボタン回りのレバーに戻すことで落ちついた。
 Canon の一眼レフユーザーは回転方向が一致するから,このような問題は生じない。悔しいけど,うらやましい。

 ズームリングの逆回転ぐらい,すぐに慣れるだろうと思っていたが,もうすっかり脳みそが硬くなってしまって,新しい動作を覚えられないのかもしれない。年寄りが新しいことを覚えられないというのは,こういうことを言うのだろう。残念だが,しかたがない。
 この機能はファームウエアで直せそうなところなので,何とか回転方向が選択できるように改良してほしい。熱望する!

 それ以外には特に不満がない。本当によくできたデジカメだと思う。

【参考】
2015年8月19日「デジタルカメラ操作の統一を阻むもの」

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2011年12月13日

五條市内に残る五新線(未成線)橋脚取り壊され始まる

 五條市内に残っている五新線(未成線)のコンクリートアーチ型橋脚の一部が取り壊され始まっているらしい。国道24号線を跨いでいる部分なので,道路の拡幅工事が原因か。

 五條市は大和国と紀伊国を結ぶ交通の要衝として古くから栄えた町で,その古い家並みの真ん中を,コンクリート製の橋脚が横切る風景には,ちょっと強烈な印象を植え付けられている。最近ではコンクリートの劣化で道路に破片が落下したりしているらしく,残念ながらきれいに撤去されてしまう日は近いかもしれない。

五條市に残る五新線(未成線)の橋脚が撤去?
 大和二見駅から旧大和街道の家並みを歩くと,アーケードか何かのように現れるのが,五新線(未成線)の橋脚である(2007年5月)

五條市に残る五新線(未成線)の橋脚が撤去?
 五條の古い街並みとコンクリート橋のアンマッチ(2007年5月)

五條市に残る五新線(未成線)の橋脚が撤去?
 コンクリートアーチ型の橋脚が,和歌山線五条駅の方にカーブしながら延びていく(2007年5月)

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2011年12月12日

JR東海の371系「あさぎり」が来春で引退へ

 流線形の名物車両が引退へ JR東海「371系」(2011/10/17 共同通信)

 JR東海は17日、小田急電鉄と直通運転をしている新宿(東京)―沼津(静岡県)間の特急「あさぎり」から、名物車両「371系」を来年3月に引退させる方針を固めた。車両の老朽化などが理由。流線形の先頭部分が目を引き、利用客は大きな窓から富士山などの眺望を楽しめることから人気を集めてきただけに、惜しむ声も出そうだ。

JR東海371系「あさぎり」が来春で引退
 御殿場駅のホームに入ってくる371系「あさぎり」(2005年7月)

 カッコイイ車両なので,引退間際は線路際が賑わうのかな……。
 走り出してまだ20年ぐらいの車両なので,まだまだ老朽化とは無縁だと思っていたが,少量生産の車両はこんなものなのだろうか。JR東海では団体臨時列車用に改造するらしいので,どうやら今後乗る機会はなさそうだ(今までに一度,沼津から乗ったことがあるだけ)。

 特急「あさぎり」に関しては,小田急20000形RSEとJR東海371系の併用だったわけだが,今後どのような運用になるのかも興味深い。

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相鉄線星川駅の立体交差工事

 久しぶりに相鉄線の電車に乗った。平沼橋から湘南台までの各駅停車。
 途中,星川駅で快速の湘南台行きに抜かれる。普通なら同じ湘南台まで行くのだからと,快速に乗り換えるんだろうけど,私は少しでもガラガラ・のんびりした電車のほうが好きなので,各駅停車に乗り続ける。

 ということで,星川駅で快速に抜かれるまでの時間を利用して,星川駅の高架化工事の様子を写真に撮ってみた。

相鉄線星川駅の高架化工事
 相鉄本線星川駅(2011年12月11日)

 神奈川東部方面線の工事が始まっている西谷駅がどうなっているのかは少し気になっていたが,星川駅がこんなことになっているとは思わなかったので,とても驚いた。電車を一本遅らせて,撮り回りたい気持ちにさせられた(撮らなかったけど)。

相鉄線星川駅の高架化工事
 相鉄本線星川駅(2011年12月11日)

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横浜市営地下鉄「しんりん号」運行期間延長

 11月1日の運行開始後、多くの方々から好評をいただいていることから、運行期間を12月27日まで延長します。(横浜市交通局)

横浜市営地下鉄「しんりん号」
 ブルーライン上永谷駅で見かけた「しんりん号」
 窓の外にハイキングしている人がいるかのようなラッピング……。

 2011年は国連の「国際森林年」ということで,11月1日から走っているらしい「しんりん号」が好評?で,運行期間が12月27日まで延長されることになった。「森の中にいるようなイメージが体感できるラッピング電車」という触れ込みだが,たまたま乗った車両は,森林というよりは湿原の風景にも見えた。床に切り株の絵が描いてあったりして,それなりに楽しめる。残念ながら,他の乗客がたくさん乗っているので,写真が撮りにくいのが玉に瑕か……。

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2011年12月11日

八戸線の全線再開は予定を前倒しして来年3月中

 八戸線3月に全線再開 種市―久慈間の復旧工事順調(2011/12/07 岩手日報)

 JR東日本の清野智社長は6日の記者会見で、津波被害で一部不通となっている八戸線の全線再開は、予定していた来年4月より前倒しして3月中になるとの見通しを示した。

 同社によると、橋桁や線路が流された種市(洋野町)―久慈(久慈市)間の復旧工事が順調に進んでいるためという。

 予定を前倒しして復旧だなんて,JR東日本の本気度が見えた気がする。素晴らしい。

 八戸線は海岸線に線路があっても比較的高いところを走っているので,三陸鉄道や大船渡線,気仙沼線よりも被害が比較的小さかったようだ。八戸駅〜階上駅間が3月中に運転を再開し,さらに階上駅〜種市駅間も8月に復旧した。種市駅〜久慈駅間の大半は山間部を走るので,津波の被害を直接受けた区間は多くないと思われるが,運転本数や利用者数の関係などからこの区間全体が不通になっているのだろう。

八戸線が2012年3月に全線復旧へ
 不通区間にある有家(うげ)駅(2009年5月)

八戸線が2012年3月に全線復旧へ
 有家駅〜陸中八木駅間は海岸線を走る(2009年5月)
 比較的高いところを走っているが,路盤ごと流されてしまっているかもしれない。

八戸線が2012年3月に全線復旧へ
 有家駅のホームに入ってくる八戸行きの列車(2009年5月)
 有家駅横の踏切付近が低くなっているので,被害は免れなかったと思われる。

八戸線が2012年3月に全線復旧へ
 有家駅の隣の陸中八木駅で列車交換(2009年5月)
 陸中八木駅は八木港(八木南港)のすぐ横に位置していた。

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紀勢線波田須駅は秘境駅か?

 JR紀勢線の「秘境駅」50周年で特撰牛肉弁当 三重(2011年12月11日 朝日新聞)

 JR紀勢線の無人駅で、鉄道ファンの間で「秘境駅」として人気を集める波田須駅(三重県熊野市)が11日、開業50周年を迎える。これに合わせ、松阪市の駅弁製造販売会社「新竹商店」が、2種類の特製掛け紙をあしらった「元祖特撰(とくせん)牛肉弁当」を販売する。

紀勢線波田須駅
 波田須駅に停車する新宮行きの列車(2006年1月)

 知らなかった。鉄道の写真を撮るために何度も下車し,普通のローカル駅だと思っていた紀勢線波田須駅が「秘境駅」だったとは……。特急は通過するし列車の本数は多いとは言えないが,そこそこの本数は確保されているし,駅の周辺には民家(みかん農家?)が集まっている。

紀勢線波田須駅
 波田須駅近くを走る特急「(ワイドビュー)南紀」(2006年1月)

 波田須駅は,秘境駅というより,この紀勢線の撮影ポイントとして有名かもしれない。

紀勢線波田須駅
 波田須駅を特急「(ワイドビュー)南紀」が通過する(2006年1月)

 駅周辺には集落もある。最近流行り?の「秘境駅」の定義がよくわからない。

紀勢線で松坂の弁当を食う
 紀勢東線で旅をするときに,松阪駅新竹商店の駅弁を食うのは定番。これは波田須が秘境駅かどうかよりも確実だ。

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Canon PowerShot S100 購入

 大船の某内科で診察を受けて,上大岡の薬局で薬を処方してもらう。あれこれ薬を飲むようになってからは,数週間毎に同じことを繰り返している。ストレスが溜まるので,薬を処方してもらった後は,ヨドバシカメラでデジカメをいじくり回してストレス発散!

 で,2010年3月に買ったソニーのCyber-shot DSC-HX5Vが不調になることが多く,使っている人間側も不満に思うことが多くなり,今年の9月頃からGPS内蔵デジカメの買い換えを考え続けてきた。

 9月の時点では,Cyber-shot DSC-HX5V純正後継機のDSC-HX9V,そしてヨドバシカメラのお姉さんお薦めの富士フイルムFinePixF550EXRのどちらかに決める寸前まで行った。が,決め手がない。キヤノンのPowerShot S95にGPS機能が付けば,それで決まり(ソニーはしばらく使いたくないし,富士フイルムはFinePix X100を使ってて不満を感じてるのでパスしたい)という状況だった。

 そこで海外では既に発売されているPowerShot S100が気になり,国内発売までしばし待機。そして,それを初めていじってみた。

Canon PowerShot S100を買った
[新しく買ったPowerShot S100と古いCyber-shot DSC-HX5Vの比較]

 肝心のGPS機能はまだ比較できていないが,それ以外のところ……カメラとしての基本機能はPowerShot S100の圧勝。普通にキビキビと写真が撮れる。レンズの周囲のリングでステップズームができるので,昔からカメラを使っていた人間には違和感が非常に少ない(理想を言えば,ステップズームではなく,滑らかなマニュアルズームがいい)。それでいて,二回りぐらいボディが小さい。

【SONYのデジカメの記事】
2008年4月5日:SONY Cyber-shot DSC-W200を購入!
2010年2月7日:製品出品ラッシュ! 注目のカメラはCyber-shot DSC-HX5Vか
2010年3月10日:ネットで買った新しいデジカメが翌日の晩に届いた
2010年3月13日:ねえCyber-shot DSC-HX5Vはエントリー機って知ってた?
2010年7月15日:SONY Cyber-shot DSC-HX5V について愚痴りたい

【Canonのデジカメの記事】
2006年12月2日:Canon IXY DIGITALモードダイヤル再不調
2007年6月4日:PowerShot G7を買ってしまった
2007年10月7日:CanonのリングアクセサリーRAK-DC1が届く

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道知事が江差線の並行在来線のバス転換案を撤回

 JR木古内―五稜郭 知事、バス転換撤回表明 並行在来線(12月8日 北海道新聞)

 2015年度の北海道新幹線新青森-新函館(仮称)間開業に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の江差線木古内-五稜郭間(38キロ)について、高橋はるみ知事は7日の道議会予算特別委員会で「地域住民の思いに配慮しながら、事業形態について一定の見直しを行う」と述べた。道は分離後の旅客輸送をバスに転換する案を示していたが、知事は事実上これを撤回し、鉄路存続を地元に提示する考えを表明した。

 JR江差線の木古内−五稜郭間のバス転換案については,2011年10月30日の記事「貨物の大動脈のことも思い出してやってください」でも書いたように,びっくりの案だったわけだが,相当の反対意見が寄せられたのだろうか,高橋はるみ知事はバス転換案を撤回したようだ。

JR北海道貨物の大動脈
 室蘭本線(苫小牧駅)を走るJR北海道の貨物列車(2004年8月)

 実際のところは,北海道の産業振興のためには北海道と本州を結ぶ貨物列車は必要だから,バス転換したからといって線路(貨物の大動脈江差線)を廃止してしまうわけにもいかず,まさか函館〜青森の青函連絡船を使った貨車輸送を復活させるというのも時代錯誤……。貨物列車の走る線路を使って通勤通学の乗客を輸送した方が効率がよいのは明確で,それに北海道もやっと気付いたということだろうか。

JR北海道貨物の大動脈
 JR北海道の貨物列車の写真を探したが,残念な写真ばかりだった(2004年8月)

JR北海道貨物の大動脈
 のんびりしたJR津軽線のディーゼルカーの横を,海峡線に入る長大貨物列車が通りすぎる(2004年8月)

 当面のところ江差線は貨物列車を走らせるために必要な路線として残ることになるわけだが,将来的には,あのトレイン・オン・トレインが実用化され,貨物列車も新幹線のレールの上を走ることになるだろう。そのときには,木古内〜新函館も貨物列車は新幹線のレールの上を走り,在来線はその役目を終えることになる。
 そのときには,新函館〜函館の区間は残るだろうか……。悩ましいけど,私は残らないに一票……かな。

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2011年12月10日

富山地鉄の旧レッドアロー号が改装

 ゆったり座れる特別車両 富山地鉄、新デザインで広々(2011年12月10日 朝日新聞)

 富山地方鉄道は9日、九州新幹線をデザインした著名な工業デザイナー水戸岡鋭治さん監修の特別車両「ALPS(アルプス) EXPRESS(エキスプレス)」の運行を25日から始めると発表した。富山地鉄で撮影された映画「RAILWAYS(レイルウェイズ) 愛を伝えられない大人たちへ」のロケ地めぐりや団体ツアーなどに活用する。レトロな車両の内装が、鉄道デザイン第一人者の手によって、広々とした温かみのある装いに生まれ変わる。

富山地鉄の旧レッドアロー号(寺田駅)
 富山地鉄を走る旧レッドアロー号の特急「うなづき号」(2003年8月)

 1996年に西武鉄道から譲渡された3両編成の旧レッドアロー号の内装が,映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」のキャンペーンに便乗して?水戸岡デザインに一新されるようだ。
 列車の名前は「ALPS EXPRESS」。12月25日から平常ダイヤに組み込んで運行を開始するということで,特急「うなづき号」は廃止なのかな?

富山地鉄の旧レッドアロー号(寺田駅)
 寺田駅のホームに入ってくる旧レッドアロー号(2003年8月)

 映画は見てないが,立山連峰が見える富山平野や,寺田駅など沿線のレトロな風景に,旧レッドアロー号がすっかり馴染んでいるんじゃないかと思う。富山地鉄が今まで映画などにあまり取り上げられなかったのが,不思議に感じるほどだ。

富山地鉄の旧レッドアロー号(寺田駅)
 寺田駅のホームにある待合室。寺田駅は富山地鉄本線から立山線が分岐する駅で,その佇まいが素晴らしい。鉄道ファンなら一度見ておいた方が良いと思う。

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2011年12月 9日

JR姫路駅北口の新駅ビルは2013年開業予定

 JR姫路駅北口に新駅ビル建設へ 2013年の開業予定(2011年12月8日 朝日新聞)

 JR西日本は7日、JR姫路駅北口に新たな駅ビルを建設すると発表した。姫路市が進める駅周辺の再開発の一環。駅ビルは地下1階、地上6階建て、延べ面積は約3万1千平方メートルで、物販や飲食のテナントが入る計画。今月中に着工し、2013年の開業予定。

JR姫路駅北口の新駅ビルは2013年開業予定
 以前の姫路駅北口ビルFESTA(2009年1月)

 貨物駅や気動車区を抱える広い構内の駅だったため,規模が大きすぎて無茶苦茶な印象を持っていた姫路駅高架化事業も,2008年暮れまでに全線高架化が済んだ。
 北口の駅ビルFESTA(フェスタ)は,旧姫路駅デパート。昔は民衆駅と呼ばれる形式だった。それが,とうとう約50年間の歴史に幕を閉じ,2013年に新しいビルに建て替えられるようだ。

JR姫路駅北口の新駅ビルは2013年開業予定
 北東側からFESTAを見る(2009年1月)

JR姫路駅北口の新駅ビルは2013年開業予定
 播但線と姫新線のホームだけが,2008年の暮れまで地上に残っていた。翌月の2009年1月には,まだホームだった当時の雰囲気が見て取れる。

JR姫路駅北口の新駅ビルは2013年開業予定
 2009年1月当時は,姫路駅の周辺は大きな迷路のようになっていた。

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2011年12月 8日

被災した気仙沼線はバス専用道化してBRT導入か

 被災線路をバス専用道に 気仙沼線、JR・国が復興案(2011年12月7日 朝日新聞)

 東日本大震災の津波で不通となった宮城県のJR気仙沼線について、JR東日本と国土交通省は、鉄道から軌道を撤去してバス専用道路を設ける「バス高速輸送システム(BRT)」の導入を地元自治体に提案する方針を固めた。鉄道を再建するより費用は半額以下で復旧も早い。実現すれば、被災地の公共交通の復興モデルとなりそうだ。

気仙沼線はバス専用道路化してBRT導入か
 被災前の南三陸町・歌津駅のホーム(2007年8月)

気仙沼線はバス専用道路化してBRT導入か
 被災前の南気仙沼駅(2007年8月)

 三陸沿岸の鉄道全体に言えることだが,もともと旅客が減少傾向にある赤字路線が多く,巨額の費用を掛けて復旧させても,費用に見合った効果は得られないのではないかという疑問は当然出てくるだろう。大船渡線沿線では,震災直後に踏切が故障し「遮断機が避難妨げた」という理由で,一部に鉄道の廃止を望む声があるという記事も,個人的には強く記憶に残っている。
 現在走っている代行バスは渋滞も多く,地元からは不満の声もあるという。

 バス専用線化するのであれば,集落の高台移転にも柔軟に対応できそうだし,なんとか一般車の進入を防ぐことができれば鉄道に近い定時性も確保できる。JR東日本と国交省の現実的な計画に注目したい。


 気仙沼線本吉駅での列車交換(2007年8月)

気仙沼線はバス専用道路化してBRT導入か
 リアス・シーライナーが停車する気仙沼駅(2007年8月)
 夏季限定で仙台駅と八戸駅の間の三陸海岸沿岸を,東北本線〜石巻線〜気仙沼線〜大船渡線〜三陸鉄道南リアス線〜山田線〜三陸鉄道北リアス線〜八戸線を経由して走るリアス・シーライナー。同じ列車が走ることはなくなるかもしれない。

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2011年12月 7日

岳南鉄道の貨物列車が来年3月で廃止か

 岳南鉄道貨物輸送休止へ(2011年12月2日 読売新聞)

 製紙の町として発展した富士市を支えた岳南鉄道(吉原―岳南江尾駅、9・2キロ・メートル)の貨物輸送が、来年3月末で休止となる見通しであることが1日、わかった。同鉄道幹部が取材に、「存続は難しい」と語った。同鉄道の貨物を引き受けて全国へ運ぶ「連絡運輸」について、JR貨物が休止方針を変えていないためで、岳南鉄道の貨物輸送はこのまま廃止となる可能性もある。


岳南鉄道の貨物列車が来年3月で廃止か
 岳南鉄道比奈駅に停車する貨物列車(2005年7月)

 JR貨物が同線の輸送量の低迷を理由に,吉原駅での貨物取り扱いを休止する方針を変えていないらしい。吉原駅での貨物取り扱いが無くなれば,岳南鉄道はJRとの接続を断たれることになり,これはちょっと苦しい。

 岳南鉄道にとって大日本板紙の貨物輸送は事業の柱のひとつだ。岳南鉄道の赤字額が6200万円(2011年3月期)で,同期の貨物収入が4300万円だそうだから,単純に足し算すると,来期の赤字は約1億円になってしまうことになる。それほど貨物輸送に依存した鉄道だから,来年3月以降は,貨物輸送ばかりか,路線そのものの存廃問題が生じる可能性もあるんじゃないかと思われる。

岳南鉄道の貨物列車が来年3月で廃止か
 岳南原田駅の端にあるコンテナ扱いのできる専用線(2005年8月)

 昔ながらのワムが並ぶ専用線車だけでなく,コンテナの荷扱いにも対応できるように,2000年代前半に整備(と言ってもコキ2両程度にしか対応していない)されたと記憶している。でも,吉原駅を通らなければ,コンテナを扱う富士駅へは行くことができない。

岳南鉄道の貨物列車が来年3月で廃止か
 吉原本町駅横の踏切を通過する電気機関車ED402(2005年8月)

 軒のない下見板張りの建物に惚れ惚れして写真を撮ってたら,ちょうどED402が通りかかった。

岳南鉄道の貨物列車が来年3月で廃止か
 吉原駅に停車する電気機関車ED402(2005年8月)

岳南鉄道の貨物列車が来年3月で廃止か
 吉原駅の跨線橋。JR吉原駅にはワム(有蓋貨車)が並んでいる(2005年8月)

 かつては,貨物列車といえば,国鉄でも地方私鉄でもこういうワムのような車両が使われていた。今では本当に貴重な存在になってしまった。

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2011年12月 6日

日本海縦貫線の“花型”EF81電気機関車

 日本海側駆け抜け40年(2011年10月23日 読売新聞)

 JR北陸線、羽越線など日本海側の幹線を総称して「日本海縦貫線」と呼ぶ。旧国鉄型の電気機関車「EF81形」は約40年間、同縦貫線の“花形”として、寝台特急や貨物列車を牽引(けんいん)してきた。

 1968年に登場し、全長18・6メートル、最高時速110キロ。直流、交流どちらの電化区間にも対応でき、この1両で大阪から青森まで一気に走り通す。強い潮風や雪に立ち向かうため、大半の機器類は車内に収めて保護している。

日本海縦貫線の“花型”EF81電気機関車
 日本海縦貫線(北陸線,羽越線など)の花型列車「トワイライトエクスプレス」を牽くEF81形電気機関車(2003年4月)

日本海縦貫線の“花型”EF81電気機関車
 短い貨物列車を牽くという地味な仕事もこなす(2003年4月)

日本海縦貫線の“花型”EF81電気機関車
 日本海縦貫線が貨物の大動脈であることを示す長大貨物列車の先頭にもEF81電気機関車が立つ(2005年8月)

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2011年12月 4日

阪和色113系が阪和線から引退

 「阪和色」で描いた旅路 終点(2011年12月4日 読売新聞)

 白の車体に水色のラインが鮮やかなJR阪和線の旧国鉄型電車「113系」が、11日に同線から引退する。独特の色遣いは路線名から「阪和色」と呼ばれ、鉄道ファンに親しまれてきたが、新型車両への置き換えが進み、この色で残っているのは3編成(計12両)だけになった。

阪和色113系が阪和線から引退
[和歌山駅に停車する御坊行き113系電車(2003年1月)]

 阪和線の113系電車は,1972年に阪和線新快速として登場し,その色づかいから「ブルーライナー」とも呼ばれたそうだ。国鉄時代から走る113系電車はJRの代名詞的な存在で,私が通勤に利用する東海道線・横須賀線でも近年まで中心的な電車だった。それが無くなったときと同じような感慨を,阪和線・紀勢線沿線の方は感じているに違いない。

阪和色113系が阪和線から引退
[御坊駅に停車する和歌山行き113系電車(2003年1月)]

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2011年12月 3日

京王井の頭線から3000系電車が引退

 京王電鉄:3000系車両引退 あすから記念乗車券発売(2011年12月2日 毎日新聞)

 京王電鉄は、井の頭線の「3000系」車両が12月に引退することから、「ありがとう3000系記念乗車券」を3日から全駅などで発売する。渋谷、下北沢、明大前、吉祥寺など7駅からの120~190円の硬券(硬い紙製)乗車券7枚のセットで1200円。券や台紙には3000系の雄姿がある。

京王井の頭線3000系
[高井戸駅付近を走る3000系電車(2004年2月)]

 とうとう京王井の頭線3000系電車が引退する。ステンレス製の車体に,FRP(繊維強化プラスチック)の前面運転台部分を組み合わせた「ステンプラカー」で,長らく京王井の頭線の象徴のような車両だった。2004年頃はまだまだたくさん走っていたが,その後は急速に新しい1000系車両に置き換えられていったようだ。

京王井の頭線3000系
[永福町駅(2004年2月)]

京王井の頭線3000系
[永福町駅(2004年2月)]

 ステンレスはさびにくいのと同時に塗装が乗りにくいという特徴があるため,一般的にはステンレス素地のまま使われることが多い。もちろん,塗装工程や塗料のコストが削減できるというメリットも大きい。しかし,FRPは塗装無しでも着色できるため,3000系はパステル調の色分けがなされていて,とても印象的だった。

京王井の頭線3000系
 右側がリニューアルされたタイプの3000系。前面部分がFRP(繊維にガラスを使ったGFRPかな)から鋼板に変更になり,強度の問題が無くなったからだろうか,前面窓が大きいパノラミック・ウィンドウになっている。
 先頭車両をよく見ると「3778」という車体番号が読み取れる。最後まで残った1編成がこの編成らしい。今回販売される「ありがとう3000系記念乗車券」は,この「3778」に合わせて3778セットだという。

 3000系は車体長が約18mと短いため,大型車両が走れない地方私鉄で人気だ。井の頭線からは12月で引退するが,譲渡された地方私鉄ではまだまだ主力車両として現役である。

地方鉄道に譲渡された3000系
[岳南鉄道(2002年8月)]

地方鉄道に譲渡された3000系
[岳南鉄道(2002年8月)]

地方鉄道に譲渡された3000系
[北陸鉄道浅野川線(2004年4月)]

地方鉄道に譲渡された3000系
[上毛電鉄(2010年5月)]

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2011年12月 2日

阪堺電車が開業100年を迎えた

 阪堺電軌、開業100年 創業当時の制服でお祝い(2011年12月1日 朝日新聞)

 大阪市と堺市を結ぶ路面電車の阪堺(はんかい)電気軌道阪堺線(14.1キロ)が1日、開業100周年を迎え、記念行事があった。当時の制服を再現した詰め襟姿の乗務員や、洋装をまとった住民ら25人が、大阪市浪速区の通天閣から始発駅の恵美須(えびす)町までパレードした。

 同線は1911(明治44)年12月1日、恵美須町―大小路(おおしょうじ)(堺市堺区)間で運転を始め、翌年、浜寺駅前(同市西区)へ延伸された。51(昭和26)年度に6200万人だった乗客(住吉で接続する上町線を含む)は2009年度に722万人に激減。阪堺電軌は堺市内の7.9キロの廃止を検討したが、市が昨年、総額50億円の支援を決めたことから存続が決まった。

阪堺電車

 開業100周年,大阪市南部と堺市を結ぶ路面電車をよくぞ現代まで維持してくれたと,関係者の方々の努力に敬意を表したい。

 浪速区の通天閣から恵美須町駅前までパレード? 住民25人? いや,場所や数はどうでもいい。阪堺電車がますます大阪市民・堺市民の足として,使い続けられることで,開業200周年にもお祝いが行われることを期待したい。

070502-121509
[通天閣(2007年5月)]

阪堺電車
[恵美須町駅(2007年5月)]

阪堺電車
[阪堺電車は大阪の“下町”を走る(2007年5月)]

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2011年12月 1日

えちぜん鉄道勝山駅前の「テキ6」は動態保存!

 最古級機関車「テキ6」ピッカピカ 保存会が清掃(2011年11月21日 福井新聞)

 国内最古級の電気機関車「テキ6」の保存会が20日、えちぜん鉄道9 件勝山駅に完成した展示施設で車体の清掃活動を行った。23日には同駅で展示施設やロータリーなど駅前広場の完成式典が開かれるため、会員らはお披露目に向け車体を念入りに磨き上げた。

 テキ6は木造貨車「ト68」とともに、福井県勝山市がえち鉄から譲り受け、動く状態で展示する。この機関車の保存と情報発信に取り組もうと、市内外の鉄道ファンらが「勝山駅 動くテキ6 保存会」を10月末に設立した。

えちぜん鉄道で勝山へ
 えちぜん鉄道勝山駅に放置されていたテキ6[2011年5月]

 今年の夏,勝山駅前にテキ6の保存施設ができることを知って驚いたのだが,駅前にポツンと静態保存されるのではなく,ちゃんと動く状態で動態保存されるらしく,さらにびっくり。11月23日にはテキ6を動かすイベントもあったようで,これはなかなか気合いが入っている。

えちぜん鉄道(元京福電鉄)テキ6
 勝山駅前に建設途中の展示施設[2011年5月]

 本線からは切り離され,駅舎と駅前の道路の間に展示施設の線路が設置されるようだ。となると,テキ6が動くと言っても,数メートル〜10メートル程度の距離しか動けない。
 駅の裏側の駐車場横には,テキ6が放置されていた留置線がある。それをそのまま流用すれば,50メートルぐらいは走らせられたのに,という気もする。ただ,「展示」という意味では,駅前に比べると甚だ微妙ではあるが……。

えちぜん鉄道(元京福電鉄)テキ6
[京福電気鉄道時代にテキ6とテキ521が記念運転したときの勇姿(1998年9月)]

えちぜん鉄道(元京福電鉄)テキ6
[京福電気鉄道時代にテキ6とテキ521が記念運転したときの勇姿(1998年9月)]

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旧犬山モノレールの犬山遊園駅舎解体始まる

 2008年に廃止となった犬山モノレール(名鉄モンキーパークモノレール線)の犬山遊園駅舎の取り壊し工事が始まったらしい。
 このモノレールの駅舎は,名鉄犬山線犬山遊園駅の上りホームと一体化して作られていて,多客を想定して広い駅構内と広い階段のあるのが特徴だった(残念ながら手元のデジカメの写真に残っていなかった)。

犬山モノレール犬山遊園駅解体始まる
[名鉄犬山線7500系パノラマカーと犬山モノレールの犬山遊園駅(2002年4月)]

 1階部分には名鉄犬山線のホームがあり,2階部分に犬山モノレールのホームがあった。

犬山モノレール犬山遊園駅解体始まる

犬山モノレール犬山遊園駅解体始まる
 犬山駅の上りホームの改札口。多客期用の改札が並ぶ観光地特有の改札口……。

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