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2011年8月 3日

平成筑豊鉄道と沿線郷土史家応援団の効果はいかに?

 赤字が続く平成筑豊鉄道、沿線の郷土史家らが応援団結成(2011年8月1日 朝日新聞)

 赤字が続く第三セクターの平成筑豊鉄道(本社・福岡県福智町)を支援しようと、沿線地域の郷土史家たちが応援団を結成した。31日、田川市石炭・歴史博物館で発会式があり、田川、直方、行橋の各市などから16の郷土史会の代表ら約40人が集まった。
(中略)
 きっかけは6月に公表された昨年度決算。7年連続の赤字で累積赤字は1億円を超えた。「愕然(がくぜん)とした」と山内さん。「近代化を担った石炭を運んできた、歴史的に意義深い鉄道。山本作兵衛ブームの追い風もあり、手助けしたい」と仲間に協力を求めたという。

 発会式には、沿線自治体の首長も出席した。平成筑豊鉄道の社長を務める伊藤信勝・田川市長は、沿線市町村が今年度から10年間で計15億円の補助を決めたことを話し、「利用客は年々減ってきている。住民の理解と協力がなければ存続は不可能だ」と訴えた。

平成筑豊鉄道金田駅
 まだ貨物輸送が残っていた頃の金田駅構内[2004年3月]

 うーむ,何度か読み直したが,正直なところよく分からない。「山本作兵衛ブーム」というのは,日本で初めて山本作兵衛の炭坑画がユネスコから世界記憶(記録)遺産登録を受けた件であり,いわゆる「とても味のあるヘタウマ画」ではあるが,その内容が当時の炭坑の状況を克明に示す記録として貴重なものであるとしてユネスコが認定したものだという。

 調べてみると,6月の平成筑豊鉄道の決算がどうこうではなくて,5月のこのニュースがきっかけとなった応援団結成らしいことがわかる。

 筑豊の炭鉱画、国内初の「記憶遺産」に 山本作兵衛作(2011年5月25日 朝日新聞)

 世界の人々の営みを記録した歴史的文書などの保存と振興をめざすユネスコの「世界記憶遺産」に25日、福岡県田川市などが所有・保管する炭鉱記録画家、山本作兵衛(1892~1984)の絵画や日記などが登録された。同日、英マンチェスターで開かれた国際諮問委員会を経て、ユネスコ事務局長が承認した。記憶遺産への登録は国内では初めて。

 記憶遺産は1992年に始まった事業。これまでに、フランスの手書き版「人権宣言」やアンネの日記など76カ国193件が登録されている。

 この記事を読んでも,いくつかのWeb情報を読んでみても,記憶遺産なのか記録遺産なのかもはっきりしないところもあって,狐につままれたような気持ちになった。

 まぁ,平成筑豊鉄道については,営業的に非常に厳しい状況ではあっても,沿線市町村が今年度から10年間で計15億円の補助が決まったということで,今後も地道に地域輸送に邁進してほしいところである。一時(いっとき)の変なブームが起こったりして,その後で閑古鳥が鳴いているような事態にならないことを期待したい。

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