« 元日の三春町「西方水かけ祭り」 | トップページ | DSC-HX5VのGPSアシストデータをMacで更新する方法 »

2011年1月 5日

山陰や東北で記録的な大雪

 鳥取で特急が立ち往生 大雪で列車運休、山陰各地で(2011年1月1日 朝日新聞)

 記録的な大雪に見舞われている鳥取県では、大山町のJR山陰線・下市―御来屋(みくりや)駅間で雪による倒木があり、鳥取発新山口行きの特急「スーパーおき5号」(3両編成)が12月31日午後4時15分ごろから約23時間にわたって立ち往生している。JR西日本米子支社によると、約130人が車内に閉じ込められ、子ども3人を含む9人が車内で体調不良を訴えた。このうち、成人3人が鳥取県米子市の病院に運ばれた。JR西は乗客を降ろし、バスで米子駅まで運ぶことも検討している。

 運行再開のため、米子駅を出発した除雪車両(1両編成)が1日午前4時前、同県米子市の東山公園―伯耆大山駅間で積雪が原因で脱線。午後3時前に復旧し、約20キロ先のスーパーおき5号を目指し除雪作業を続けている。

雪の山陰線
 益田駅を出て行く山陰本線のスーパーおき(2003年1月)

 今年の正月三が日のニュースといえば,昨年末からの山陰や東北での記録的な大雪である。三八豪雪並みの大雪だとの声も聞こえてきた。
 昨年末に山陰や東北で発生した大規模な停電は,復旧作業が深い雪に阻まれてはかどらず,1月3日の夜になってもまだ復旧していないところがある。にもかかわらず,首都圏のニュースでは,既にその後の情報を報道しておらず,すっかり忘れてしまったかのようなありさま。

 東北電力の社員が1800人体制で復旧作業を行っているが,深い雪に阻まれて思うように捗っていない,というニュースがさらりと書いてあったりする。この大雪は端から見ていても,電力会社一社だけで対処できるようなレベルではなく,緊急を要する大規模な自然災害だと思うのだが,ニュースを見ていてどうにも歯がゆい。

 道路や港では,1000台以上の車が2昼夜立ち往生したり(チェーンを付けていない車が多いのには驚く),300隻以上の係留船が沈没するなどの被害が出た。下市〜御来屋駅間で立ち往生した特急「スーパーおき5号」は,バスへの乗り換えを試みたが失敗し,結局2日午後,約34時間ぶりに運転を再開したという。米子駅を出たラッセル車が脱線するなど,こちらも想定外の事態に苦労したようだ。

 特急「スーパーおき」はディーゼルカーだから,雪で立ち往生しても,ディーゼル発電で車内灯や暖房が止まるようなことはなかったと思われる。しかし,ニュースの中には特急「やくも」も立ち往生していたと報じているものもあった。こちらは電車なので,パンタグラフに雪が積もれば,長時間停電していた可能性もある。詳報がないので不明だが,停電したまま1日以上立ち往生していたとしたら,これはまた大変な状況になっていた可能性がある(駅で発車待ちをしていた特急「やくも」は問題ないが)。

 数年に1回,十数年に1回の大雪のための設備(しかも1年のうちの大半は使わない設備)を整えるのは,JR西日本にとって大きな負担になることだが,近年になって降雪量が少なくなったこともあって,そのあたりに少し手抜かりがなかったかどうかも検証してほしいところだ。

雪の山陰線
 雪の中,益田駅に入ってくるキハ181臨時特急(2003年1月)

|

« 元日の三春町「西方水かけ祭り」 | トップページ | DSC-HX5VのGPSアシストデータをMacで更新する方法 »

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 山陰や東北で記録的な大雪:

« 元日の三春町「西方水かけ祭り」 | トップページ | DSC-HX5VのGPSアシストデータをMacで更新する方法 »