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2011年1月11日

広島駅南口の広電駅前通り付け替え案に3案

 路面電車、駅前通り線に3案検討 平面か地下か高架か(2011年1月8日 朝日新聞)

 市は昨年、「広島駅南口広場再整備に係る基本方針検討委員会」を設置。広島駅南口から市中心部へ延びる路面電車のルートを、駅前大橋を通って稲荷町につなぐ「駅前通り線」に変更することを検討している。今より約200メートル縮めることで、広島駅と、八丁堀や紙屋町など中心部を結ぶ時間を短縮するのが主な狙いだ。

 3案は、駅前通り線を路上に通す「平面案」と、駅寄りの一部をトンネルにする「地下案」、駅前大橋から南口に向けて勾配をつけ高架にする「高架案」だ。

 広島電鉄が10年以上前に提案している駅前通り線への路線変更だが,市がやっと重い腰を上げた印象だ。
 現在の広島電鉄の広島駅前へのアプローチは,稲荷橋で京橋川を渡り,相生通りの稲荷町交差点を直進して的場町。猿猴橋で猿猴川を渡って,東側から大回りをして猿猴橋町を通り,広電広島駅にたどり着く。
 広島電鉄の提案は,相生通りの稲荷町交差点を左折して駅前通りの京橋町を通り,駅前大橋を渡って広島駅に最短でたどり着くという案だ。

 私が広島を訪問した数少ない経験で見たところでは,猿猴橋電停,的場町電停の利用客はそれほど多くはないことと,新しく広島電鉄を通そうとしている駅前通りには新しいビジネスホテルも建ち並び,電停があればそこそこの利用者のあることが予想される。

 10年以上も前に提案された路線変更に対して,現在になってやっと「基本方針検討委員会」が設置されたのは,広島に地下鉄を作りたかったと思われる市の落胆ぶりがあったためだろうか(勝手に推測)。

 広島電鉄とすれば,紙屋町・八丁堀〜広島駅間の所要時間短縮のためには,ぜひとも早い時期に路線変更を実現したいところだろう。どれだけの急勾配を想定しているのかは不明だが,電車が上れない高架案まで検討するのは,確かに時間の無駄に感じる。実現可能な案を丹念に話し合って,広島の駅前にふさわしい駅前ターミナルを作ってほしいものである。

広島電鉄「駅前通り線」平面か地下か高架か
 広島電鉄広島駅。JR広島駅前の広場に平面的に設置されているので,気楽に乗れる雰囲気がある(2009年1月)

広島電鉄「駅前通り線」平面か地下か高架か
 最新式の低床車と古い電車が混在しているのが面白い(2009年1月)

広島電鉄「駅前通り線」平面か地下か高架か
 広島駅前を走るGREEN MOVER max(2009年1月)

広島電鉄「駅前通り線」平面か地下か高架か
 京橋川にかかる稲荷橋を渡る広島駅行きの電車(2004年1月)

広島電鉄「駅前通り線」平面か地下か高架か
 稲荷橋を渡り,稲荷町電停・稲荷町交差点に向かう広電(2004年1月)

広島電鉄「駅前通り線」平面か地下か高架か
 相生通りの稲荷町交差点を直進する広島駅行きの広電(2004年1月)
 後に見える神社は,稲生神社。

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