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2010年11月18日

わかっちゃいるが「はやぶさ」通過にため息

 はやぶさ、もっと停車してよ… 八戸・七戸十和田ため息(2010年11月12日 朝日新聞)

 「はやぶさ」のデビューは来年3月5日――。全線開業後の東北新幹線に投入される新型車両E5系はやぶさの営業運転の開始日が決まったと、JR東日本が11日、発表した。当面は新青森―東京間を1日に2往復し、最速3時間10分で結ぶ。「速達性」を考慮した結果、上下計4本のうち八戸駅に停車するのは1本だけ、七戸十和田駅は0本に。地元からは落胆の声も上がる。

はやぶさ通過で八戸ため息
 「はやぶさ」通過にため息をついている八戸駅(2009年5月)

はやぶさ通過で八戸ため息
 在来線から新幹線への乗り換え客で混雑する八戸駅(2009年5月)

 来月14日に八戸−新青森間が延伸開業する,話題の東北新幹線。「はやぶさ」は,来年3月から東京〜新青森を3時間10分(最速)で結ぶ東北新幹線の看板列車となる。
 発表された停車駅は,東京−大宮−仙台−盛岡−(八戸)−新青森。冷静に考えれば,八戸よりも乗降客数が多い宇都宮・郡山・福島を「はやぶさ」が通過することを考えたら,1本だけとはいえ八戸に停車することを喜んだ方が良いんじゃないかと思う。

 七戸十和田には1本も停まらないのも,残念ながら仕方がない。開業後に想定した利用客を上回れば,ダイヤ改定の際に停車本数も増やされることだろう。

はやぶさ通過で八戸ため息
 東北本線野辺地駅を通過する特急「はつかり」(2000年9月)

 野辺地駅から七戸駅までを結んでいた南部縦貫鉄道が,1997年に休止した後も,新幹線アクセス路線としての期待から,2002年まで廃止されずに休止のままだったことも記憶に残る。

南部縦貫鉄道野辺地駅
 南部縦貫鉄道の野辺地駅(1997年4月)
(当時は銀塩フィルムカメラがメインだったので,レールバスを写したデジカメの映像がない)

 八戸−新青森延伸開業時や,来年3月からの「はやぶさ」も含めた列車ダイヤは,八戸から青森までの東北本線沿線の方々には,どう映ったのだろうか。東北本線沿線から,新幹線の駅への新たな交通機関が十分に整備されなければ,新幹線の速さのアドバンテージがあっという間に無くなってしまう。そのへんの整備は順調に進んでいるのだろうか。

 野辺地駅や,三沢駅・浅虫温泉駅といった東北本線沿線の方々は,現在の所要時間に比べて便利になっているだろうか。不便にはなっていないだろうか。十和田・七戸・六戸の,新幹線七戸十和田駅に近い方々は十分に便利になっているだろうか。

 そのうち時間ができたら,それぞれの駅から青森駅や仙台・東京駅までの所要時間などを詳細に見てみたいものである。

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