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2010年11月 4日

万葉線が北陸新幹線開業に向けた実証実験

 万葉線、終電延長・夕方増発 北陸新幹線開業に向け試み(2010年11月3日 朝日新聞)

 高岡、射水両市間を走る路面電車・万葉線が、今月から終電の時間延長と夕方通勤時間帯の増発に乗り出した。県の緊急雇用基金活用事業で、3年間の実証実験。北陸新幹線開業に向けた公共交通と中心街活性化を試みる。

 1日のダイヤ改定で、JR高岡駅前出発の最終電車が、これまでの午後10時20分から11時に延長。10時半ごろの高岡駅着の北陸線利用客の乗り換えが可能になった。

 また、通勤通学客が多い午後5〜7時の時間帯も、同駅前発と越の潟発を増発し、従来の16〜18分間隔から10〜15分間隔に短縮した。

 財源が県の緊急雇用基金活用事業というのは良いのか悪いのかよくわからないが,北陸新幹線開業に向けた新高岡駅・高岡駅周辺の公共交通機関の方向性がぜんぜん見えてきていない気がするので,便利になりそうな施策はどんどんやってほしい。

 正直なところ,多少終電時間を延長したり,朝夕の通勤通学時間帯の電車を増発することと,北陸新幹線開業に向けた公共交通と中心街活性化というのが,ほとんど結びつかないように感じる。結果は見えているような気がしないでもない。
 強引で素人のたわごと的な案だが,高岡駅の西側の末広町(西)交差点付近から北陸本線をくぐって関大町方面に抜ける道路を拡張して万葉線も走らせ,関大町で万葉線を城端線に乗り入れ,新高岡まで走らせるようにするのは無理だろうか(富山ライトレールのようにできるのならば理想なのだが)。

 以前にも書いたが,新高岡駅から周辺地域へのフィーダーバスが整備されれば,新高岡−高岡を城端線に乗り,高岡で万葉線やバスに乗り換えるよりも便利になる。そういう方向で公共交通機関を整備するという選択もあるだろう。

 でも,それでは,既に勢いが見られない高岡駅前〜末広町〜片原町〜……と続く中心市街地にとどめを刺すことになるんじゃないだろうか。バスや万葉線は使わないから,それでも良いという市民も多いんだろうけど,将来高齢化社会がさらに進むと,とても住みにくい街になってしまいそうだ。隣の富山市が,公共交通機関を活かしたコンパクトなまちづくりの施策をどんどん打ち出しているので,その対応の違いが明確に出てくる可能性がありそうだ。

万葉線
 万葉線の高岡駅前電停(2003年10月)

万葉線
 万葉線の電車が高岡駅前を出て末広町に向かう(2003年10月)

万葉線
 中伏木付近を走る万葉線の電車(2003年10月)

万葉線
 庄川口電停を出て庄川を渡る万葉線の電車(2003年10月)

万葉線
 内川を渡る万葉線の電車(2003年10月)

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