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2010年11月18日

ボルトを半分外した線路を寝台特急が爆走

 寝台特急、「徐行」見落とし時速100キロ(2010年11月15日 読売新聞)

 兵庫県姫路市のJR山陽線で12日夜、レールの補修作業が行われていた区間で時速45キロの徐行運転の指示があったにもかかわらず、高松、出雲市発東京行き寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」(14両)の運転士が、通常の時速100キロで走行していたことがわかった。

サンライズ瀬戸・出雲が55キロ速度オーバー
 東京駅のホームを出て行く特急「サンライズ瀬戸・出雲」。隣には寝台特急「出雲」の機関車EF65(2003年1月)

 うーむ,JR西日本にこの手の事故が多い気がする。いったいどうしてしまったのだろうか。
 補修工事が行われていた約300mの区間では,レールの伸縮を防ぐ作業のため,レールと枕木を固定するボルトの一部が取り外されていたらしい(ソースによっては,レールと枕木を固定するボルト約2000本のうち,半分の1000本を外した状態だったそうな)。

 ボルトの約半分が外されていて,時速45kmの徐行指示があった約300mの区間を,通常の約100kmで走行してしまうミスなんて,あり得ない話である。線形が良くなければ脱線する可能性が大きかったんじゃないだろうか。

 運転士に事前に制限速度45kmという文書が配られ,補修区間の手前には臨時の徐行標識が設置されていたという。運転士の「文書はよく見ていなかった。標識は見えたが,貨物列車用だと思った」という話をそのまま受け取れば,この程度の安全意識で寝台特急列車の運転士を任されてしまっていることに,恐怖すら感じる。

 本当に大丈夫だろうか?

サンライズ瀬戸・出雲が55キロ速度オーバー
 尾道付近を走る「サンライズゆめ(東京−広島の臨時列車)」(2003年12月)

サンライズ瀬戸・出雲が55キロ速度オーバー
 サンライズ瀬戸の個室B寝台…だったかな(2002年12月)

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