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2010年11月 6日

JR久留米駅前広場再開発の完成予想図発表

 久留米駅前こうなる(2010年11月04日 朝日新聞)

 久留米市は、来春の九州新幹線全線開通に向けて整備を進めているJR久留米駅の駅前広場や周辺施設の完成予想図を発表した。来年2月末までの完成を目指す。
 市中心部への玄関口にあたる東口駅前広場は、現在の約6千平方メートルから約8千平方メートルに拡張。バスの乗降所6カ所のほか、タクシー24台、一般車19台分の駐車場を設け、にぎわいや活力がある雰囲気にする。

Kurume
 JR久留米駅東口の完成予想図 (asahi.com)

 久留米市がJR久留米駅前再開発の完成予想図を発表したということで,久留米市の公式サイトを探してみたが,できたてホヤホヤの「完成予想図」のほか,計画図すら見つからなかった。残念。

JR久留米駅
 JR久留米駅のホーム。2面5線の地上駅である。(2006年5月)
 九州新幹線開通時の駅はすでにできあがっていると思われるが,情報がなくてよくわからない。たぶん,在来線は地上ホームのまま,駅が橋上駅化され新幹線ホームが2階部分に作られているのではないだろうか。

JR久留米駅
 JR久留米駅の駅舎(東口)。2006年5月の写真なので,その後は大きく変貌しているに違いない。人口30万都市の表玄関としては,ちょっと寂しいという声が出てきそうな,こぢんまりした駅舎だが,実際のところ,久留米市の中心市街地は,JR久留米駅から約2km程度離れた西鉄久留米駅の間(というより,現時点ではどちらかというと西鉄久留米駅寄り)に存在しているため,JR久留米駅が町の中心になっているわけではないのである。

JR久留米駅
 JR久留米駅東口前の広場。巨大なからくり時計が設置されている(2006年5月)。
 今回の久留米市の発表では,この広場がだいぶ広がることになっている。とは言え,すでに利用者数に比べれば,十分に広い面積を持った広場であるように思える。

JR久留米駅
 JR久留米駅東口前広場の北側にあるタクシープール(2006年5月)。
 久留米駅の街の構造からか,街の両端にある駅前の乗り場から街の中心部にタクシーで向かうひとは,意外に多い印象を持った。

JR久留米駅
 JR久留米駅側の最大の問題点だと感じたバスターミナル(2006年5月)。
 JR久留米駅の南側の少し離れたところにバスターミナルがあるのだ。駅前広場の周囲にもバス停は設けられているが,西鉄久留米駅方面への利用者が多いはずなのに,このバスターミナルの位置は問題だと思った。

 そこで,朝日新聞に載った小さな完成予想図に目を近づけて見てみることにする。

 駅前には大きなロータリーが2カ所設けられ,北側はタクシーと自家用車,南側はバス専用になるものと推測される。少し離れていた駅前のバスターミナルが,駅と至近になることにより,バスの利用者はとても便利になるに違いない。

 久留米市の中心商店街は,戦後の1947年1948年の航空写真では現在の中央町付近にあったものが(焼け落ちていて,正確なところは不明だが),徐々に日吉町〜六ツ門町と東側(西鉄久留米駅側)に移ってきているように見える。戦後すぐの航空写真では,六ツ門町の南側には田んぼがまだ残っている。

 今回のJR久留米駅前周辺の再開発によって,JR側にも(西鉄側に移って行ってしまった)賑わいを取り戻そうという発想だけではなくて,JR久留米駅と西鉄久留米駅の間にある既存の中心商店街を活かすような,公共交通機関の充実が図られることを期待したい。

【参考】
2009年1月6日 (火曜日):久留米日吉町文化街〜六角堂広場
2009年1月6日 (火曜日):六ツ門アーケード〜久留米一番街
2006年5月5日 (金曜日):大牟田 久留米 そして福岡へ

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