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2010年10月 5日

石岡市の「かしてつBRT」利用者 目標を下回る

 かしてつBRT利用者、平日の平均1128人 当初目標下回る(2010年10月2日 東京新聞)

 廃線となったローカル線・鹿島鉄道の線路跡をバス専用道に整備した「かしてつBRT(バス高速輸送システム)」の平日の利用者が平均千百二十八人と、当初目標としていた千六百人を大きく下回っていることが一日、バス会社の調査で分かった。石岡市の久保田健一郎市長は「(八月三十日の)BRT開通が住民にまだ周知されていない。出足としてはまずまずと思う」と話している。

 鹿島鉄道(かしてつ)の廃止から約3年半が経った。
 主な利用者だった中学生は高校生へ,高校生は社会人へとなり,通い先も変わっているに違いない。鹿島鉄道の利用者が,一旦他の交通(自家用車・原付バイク・自転車)に移ってしまった状態から,利用客をバスに取り戻すのは,なかなか難しいはず。

 そんな中,バスの利用者は,4月の時点と比較して土休日が30%近い増加の601人,平日は1.6%増の1128人と,目標の「1日あたり1600人」は大きく下回っているが,まだまだアピールに仕方によって増加する方向に持って行けるのではないだろうか。

 この石岡市のバスBRTの取り組みは,地方における交通施策としては珍しいものだから,成り行きに興味を持っている人(自治体)は多いだろうと思う。あちこちのマスコミのWebからBRTが報道されているのを見つけるのは大変だが,関係者の努力で,何とか盛り上げていくことができるよう期待したい。

鹿島鉄道 2004年3月
 鹿島鉄道(かしてつ)が残っていた頃の石岡駅(2004年4月)

鹿島鉄道 2004年3月
 変化に富んだ区間を走る鹿島鉄道のディーゼルカー(2004年4月)

【関連記事】
2010年6月14日:鹿島鉄道跡はバス専用道に(三日画師のかすかだり)
2004年3月21日:鹿島鉄道は快晴だった(写真撮っけど,さすけねがい?)
2002年のまとめ [2](写真撮っけど,さすけねがい?)

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コメント

先日、水戸方面に出かけた際に、常磐線の車中からこのBRT専用道路の取り付き部分(石岡駅構内の踏切付近)を見てきました。

駅西口のバスターミナル方面からのアプローチもスムーズに仕上がっており、専用道路の入口部分には一般車の侵入を警戒する警備担当者(2名ほど)も配置されている様で、懸念された「無法者」対策は、しっかり出来ている様です。

後は、市内の高校や企業の通勤・通学定期券更新時期(今頃とか?)に併せて、かしてつバス利用を促すために優遇策を施したり、とかの地道な努力あるのみでしょうね。

運行時刻の方は、今のところ概ね正確な様子ですが、かつての踏切で、バスの方が悉く一時停止をしなければならない等、課題もあるみたいです。

更なる速度向上や増便の為には、途中で専用道を横切る一般道に関して幹線道路以外、(予算の許す範囲で)踏切設置等の手を打ってみても良いのでは?と思いました。

投稿: もりあき | 2010年10月 5日 11時32分

 BRT専用道路を走るバスから撮影した動画を見ましたが,一般車の進入を防ぐ工夫は,概ねできているようですね。狭い専用道路ですが,専用だけあってスムーズに走行できているようです。

 ただ,細い道路や横断歩道では,どうしても速度を落としたり,止まらなければならず,鉄道のような踏切を設置するという施策があっても良さそうだと,私も感じました。

 最初はいろいろ問題が出てくるかもしれませんが,徐々に改善していってほしいですね。
 珍しい地方型のBRTですが,あまり話題になっていない感じなのが,ちょっと残念です。

投稿: 三日画師 | 2010年10月 6日 02時27分

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