« 「はやぶさ」鼻高々,新青森駅に初乗り入れ | トップページ | JR四国の駅の75.5%が無人駅に »

2010年6月18日

一畑電車は発車する「RAILWAYS」号に乗れるか

 一畑電車の魅力がたっぷり 映画公開に合わせ、書籍出版

 一畑電車が舞台の映画「RAILWAYS」の公開に合わせ、一畑電車が走る写真やその歴史を紹介する書籍「一畑電車がゆく RAILWAYS特別版」が、今井書店(松江市殿町)から出版された。

 1999年に出版された初版本を、映画公開に合わせて増補改訂したもので、「RAILWAYS」の錦織良成監督と島根出身の俳優佐野史郎さんの対談や、一畑電車の車両基地がある雲州平田の街並み、四季折々の自然の中を走る電車の写真を新たに加えた。対談で話題にのぼる一畑パーク(1979年閉園)のCMを収録したDVDも付録でついている。

 過去に幾度となく存廃問題が取り上げられてきた一畑電車。その一畑電車を舞台にした映画「RAILWAYS」の公開をバネにして知名度を上げようと,営業活動が活発である。

 過去に訪問したときの印象では,地方ローカル鉄道に典型的な風景が残っており,沿線はとても良い雰囲気だと思った。

 ただ,各停の駅で記憶の補助的な写真を撮り歩いている私の個人的な印象では,一畑電車に乗りに行ったときのイメージはあまりよくない。松江しんじ湖温泉駅,電鉄出雲駅,出雲大社前駅などの主要な各駅では,列車がホームに入ってきて,降車客が全員降りたのを確認してからじゃないと,乗車客の改札を行わないシステムになっている。
 そのため,電車を降りたときには,電車やホーム,駅舎の様子をゆっくり撮影することはできないし,乗車するときには,電車がホームに入ってくるところどころか,電車から乗客が降りてくるところ,これから乗ろうとする電車を正面からの撮影する時間もなく,改札が開いて,乗客がホームに入った頃合いには,すぐに発車時刻になってしまうのである。
 まさに,撮影者泣かせの鉄道会社なのである。

 出雲大社前駅の見事さは,言葉で説明するより,写真を見てもらったほうがすぐにわかってもらえそうなのだが,その出雲大社前駅も,駅の外や駅舎の内部からの写真は撮れたが,ホームから見た駅舎の写真は残念ながら撮ることができなかった。もし,将来的に一畑電車が,駅や電車目当ての観光客を受け入れる態勢がとれたならば,ぜひともそのへんのところまで考慮していただきたいと思う。一畑電車は気づいていないかもしれないが,良い駅舎や風景が残ってるので,今のままではもったいないと思うのだ。

一畑電車は「RAILWAYS」の流れに乗れるか
 一畑電鉄大社線出雲大社前駅。実に見事な洋風建築の駅舎である。[2003年1月撮影]

一畑電車は「RAILWAYS」の流れに乗れるか
 出雲大社前駅の内部。屋根の形が高い天井そのままになっていて美しい。ホームで電車を待つということができないシステムなので,待合室は満員になっている。[2003年1月撮影]

一畑電車は「RAILWAYS」の流れに乗れるか
 見事な出雲大社前駅の内部。中心の円柱状の部分に切符売り場等が設けられている。[2003年1月撮影]

一畑電車は「RAILWAYS」の流れに乗れるか
 一畑電車北松江線津ノ森駅。[2002年5月撮影]

一畑電車は「RAILWAYS」の流れに乗れるか
 一畑電車北松江線津ノ森駅。駅の回りには花がびっしり咲いていた。[2002年5月撮影]

一畑電車は「RAILWAYS」の流れに乗れるか
 電鉄出雲駅を出た北松江線の電車が川跡駅を目指して走る。手前の踏切は大社線。[2004年5月撮影]

一畑電車は「RAILWAYS」の流れに乗れるか
 夕暮れ時の一畑電鉄川跡駅ホーム。隣のホームに大社線の電車が入ってきた。[2004年5月撮影]

|

« 「はやぶさ」鼻高々,新青森駅に初乗り入れ | トップページ | JR四国の駅の75.5%が無人駅に »

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 一畑電車は発車する「RAILWAYS」号に乗れるか:

« 「はやぶさ」鼻高々,新青森駅に初乗り入れ | トップページ | JR四国の駅の75.5%が無人駅に »