九回2アウトからの誤審で完全試合逃したガララーガ…裁定は?
【MLB】誤審で完全試合逃したガララーガ、コミッショナー裁定で覆る可能性も(産経)
試合後にリプレイを見て誤審と分かったジョイス塁審は「私のキャリアで最大のコールだった。若い選手の完全試合を台無しにしてしまった」と真っ青。ジョイス塁審から謝罪されたガララーガも「仕方がないよ。誰も完全(パーフェクト)ではない」と、“パーフェクトゲーム”に引っかける余裕のシャレで寛容に受け入れたが、タイガース史上初、今季メジャー3人目となるパーフェクトゲームが完全に“消滅”したわけではないようだ。
(【MLB】完全試合あと1人、誤審で吹っ飛ぶ →試合後、審判「アウトでした」)
(YouTube「Armando Galarraga's Perfect Game RUINED By Umpire Jim Joyce」)
ちゃんとニュースをチェックしてなかったので,このニュースを見逃していた。
ビデオで見ると誤審は明らか。日本のプロ野球でもこの程度の誤審は少なくないけど,なにしろパーフェクトが掛かったタイミングだから大騒ぎになってしまった。
ジョイス塁審も誤審を認め,ガララーガに謝罪している。
ガララーガの「仕方がないよ。誰も完全(パーフェクト)ではない」という言葉はすばらしい。
現在考えられる可能性は次の通りだという。
(1) コミッショナーが「強権」を発動して,判定を覆す。ガララーガは次の打者を打ち取っているようなので(誤審の後で,「打者に有利な記録に残る」ヒットやホームランが出ていると,それが消滅してしまう問題が生じる)可能な方法だと思う。
(2) 一塁ベース上で送球を受けたピッチャーのガララーガが「ジャッグル」していると判定して,ヒットの記録をエラーに訂正する。この場合,記録はパーフェクトゲームではなくノーヒットノーランになる。
(3) 誤審をそのまま受け入れる。
さて,“世紀の誤審”となってしまいそうなこの問題。どう展開していくのか,注目である。
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