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2010年6月 4日

来春100系新幹線が山陽新幹線からも引退

 駆け抜けた「とんがり鼻」100系新幹線12年春引退(朝日新聞

 100系新幹線が2012年春、引退する。東海道・山陽新幹線では初代0系に次ぐ車両で、初めて個室や2階建てを備え、快適さを売りに一時代を築いた。いまは山陽新幹線の「こだま」として走っているが、11年春に山陽・九州新幹線に導入される最新型車両「さくら」に押し出される格好で姿を消す。

 旧国鉄が開発し、1985年に東海道・山陽新幹線の「ひかり」として営業運転を始めた。騒音と空気抵抗を抑えるため、先端の「鼻」がとがっているのが特徴だった。90年代前半までは主力車両として活躍した。

来春,100系新幹線が引退
 山陽新幹線岡山駅に並ぶ100系新幹線(右)と500系新幹線[2009年1月撮影]

来春100系新幹線が引退
 東京駅の新幹線ホームに入ってくる100系新幹線。[2002年7月撮影]

来春100系新幹線が引退
 小田原駅に到着した100系新幹線のこだま号。[2003年2月撮影]

 最近は引退・廃止の話が多い。
 100系新幹線は,鼻が尖っている,目が細長い,2階建て車両が付いてた……と,特徴はいろいろあるものの,初代の0系新幹線よりはマイナーな車両なので,あまり騒がれずに引退することになると思う。

 そう言えば,新幹線に食堂車やビュッフェが付いていたのは,この100系が最後だった。その後の300系「のぞみ」からは,スピードアップとともに食堂車が消えていった。日本の新幹線は,欧米の長距離列車のように長時間走り続けるわけではないので,食堂車に需要がないのは仕方がない(混雑時に自由席代わりの需要があったのは皮肉)。そういう時代の流れだ。車内で飯が食いたい人は,事前にホームの売店やコンビニで,弁当やサンドウィッチを買ってから列車に乗り込むのだ。

 しかし,自分は,年を取ったためか,そういう時代の流れのスピードに付いていけなくなりつつあるのを実感する。世の中の移り変わりが早すぎて,めまいがする。

 大きな駅での停車時間。「弁当〜! 弁当〜!」と駅弁売りの声。クソ重い窓を開けて,手を挙げて弁当売りを呼び,弁当とぬるい茶を買う。とりあえずお茶を口にした頃,思い出したように列車が動き出す……。
 こんなことを最後に経験したのはいつだったろうか。今やローカル線にもロングシートの車両が増え,車内で弁当なんて食えたものではない。
 ノスタル爺と言われようが,ある種の便利さとともに棄ててきたものの大きさを痛感する。

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コメント

100系新幹線がデビューした当時、まだ東京~新大阪間は、3時間程かかっていた頃だと思い出しました。

当時の0系新幹線普通車の集団離反形5列座席は、東京から豊橋辺りまで座り続けていると、たまらなく尻が痛くなるような代物でした。100系新幹線に初めて乗ったとき、東京から京都・新大阪まで尻が痛くなる事も無く、0系に比べて余りに秀逸な座り心地に感動を覚えたものです。

旧国鉄の「お家の事情」により、新幹線車両の技術的進歩が長いこと停滞していた反動も有ったのでしょうが、技術の進歩ってありがたいもんだな、と素直に思いました。

インテリアの印象に関しては、時代がバブル経済に差し掛かる頃だったせいかもしれませんが、今日の700系、N700系新幹線に比べても、100系のデザインの方にのびやかさを感じます。

こだまに転用されるようになってから乗ったグリーン個室も、今になってみればいい思い出です。

リニア中央新幹線が開業し、東海道新幹線のダイヤに余力が生じた際には、また、この100系新幹線車両の様な「のびのび」趣向の車両が投入されたりするんでしょうかね?願わくば、そんな風になって欲しいと思っております。

投稿: もりあき | 2010年6月 6日 07時07分

駅弁の旅情…昭和は遠くなりにけり、ですね。

私の場合、田舎のすぐ近所に「横軽」という、駅弁を味わう上でこれ以上無いだろうというステージがあったもんで、田舎にいた頃は、高崎駅や横川駅で買った駅弁を抱えて、用も無いのに信越線長野行きの普通列車(旧客列車も有りました!)に乗り込んでは弁当を広げて食べてました。軽井沢駅には、ゴルフ弁当、なんてものも有りましたっけ…。

今じゃ、特急や中電グリーン車にでも乗らない限り、駅弁を食べよう、という気分にもなれない電車ばかりですね。

コンビニ、ファストフードチェーンやデパ地下の充実に押され、駅弁自体にもマンネリ感や割高感だけが付いて回る様になってしまっています。本来のクイック&リーズナブル、というイメージを取り戻さないことには生き残る事が厳しそうですが、実現するにしても、これまでの箱入り弁当のイメージとは全く違った代物になっていくしかないのでしょうね。

投稿: もりあき | 2010年6月 6日 07時35分

 東北・上越新幹線の200系にも一方向固定式のシートがありましたね。自分の尻との相性もあるんでしょうけど,長時間乗車するシートの設計には心配りがほしいです。

 自由席がそこそこ混雑しているときでも,3列シートの窓側に座ると隣の席が空いたままになることが多くて助かるんですが,詰め込みMaxを目指したE1系の3列×3列のシートは,長時間乗りたくないです。

 気軽に「横軽」に行けるというのは,何ともうらやましい環境でしたね。長野行きだったら,軽井沢,小諸,上田……と,どこで降りても楽しめそうですし。

 デパートやスーパーで駅弁フェアをやると結構人気だそうですが,ほとんどが1000円前後で,冷静に判断すると値段が高すぎますね。
 食中毒を防ぐために,駅弁を作ってから4時間以内に売り切るという国鉄時代のルールから割高な値段になっていたのが,現在でも惰性で続いているような気がしないでもないです。

投稿: 三日画師 | 2010年6月 6日 16時18分

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