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2010年6月30日

芸備線で線路下の土砂が流失するも1日で復旧

 JR芸備線 線路下の土砂流失(朝日新聞 2010年06月28)

 JR西広島支社によると、線路下の土砂が長さ15メートル、深さ3〜4メートルにわたってえぐれ、このうち長さ5メートルの部分では線路が完全に浮いた状態になっていた。28日始発から運転を再開できる見通し。

 線路の下の土が大きくえぐられた現場で、復旧工事をする作業員ら=三次市和知町、長尾大生撮影

 午後10時過ぎに現場を通過した三次発備後落合行きの列車の運転士が揺れを感じて一時停止し,列車に異常がないことを確認して運転を再開(当該列車に乗客は一人も乗っていなかったというのは寂しい話だ)。運転士からの連絡を受けた担当者が現地を確認したところ,土砂の流出が判明したらしい。

 この列車は現場を通る最終列車だ。これって,タイミング的にもの凄い幸運だったってことだよね。
 写真の状況を見ると,この状態になってから列車が差し掛かったら「揺れを感じた」程度では済まずに,列車がひっくり返っていたわけだし,逆に土砂が流出するのが少し遅かったら,何事もなくこの最終列車が通過し,翌日の始発列車が普段通りにこの区間に差し掛かることになったはずだ。

芸備線で線路下の土砂が流失するも1日で復旧
 芸備線東城駅で発車待ちする備後落合行き(左)と新見行き(右)[2003年4月撮影]

 復旧工事のために,JR西日本は27日始発から三次〜備後落合駅間で運転を見合わせ,28日始発から運転を再開する見通しとのこと。これほどの規模で路盤が流されてしまったものを,たった1日で復旧してしまうというのは凄い。関係者の皆さん,突貫工事お疲れ様と言いたい。
(規模が違うといえば違うのだけど,昨年の盆休みに東名高速の路肩が地震で崩れたときには,仮復旧まで5日間も通行止めになったのは記憶に新しい)

 芸備線に限らず,因美線や木次線など,JR西日本の路線には,線路保守設備の投資や点検のコストを削減することで,25km/hの速度制限がかかっている区間がたくさんある。列車に乗っていると,綺麗な車窓の中をゆっくり走るので嬉しい……と感じるのは私のような物好きだけで,通勤や通学で利用している人にはまったく迷惑な話である。ちょうど朝の小田急線がトロトロとしか動かず,横を走る自転車にも抜かれてしまうような速度なのだから。

 三次〜備後落合駅間で運転を見合わせた1日間は,乗客を「タクシーで代行輸送」したそうだ。残念ながら,輸送量がその程度なのが現実だ。列車の運転本数は2〜3時間間隔,速度も遅い。卵が先かニワトリが先か……と問うには厳しすぎる環境である。

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