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2010年2月19日

宇高航路の廃止…本当に廃止で良いの?

 「宇高航路」3月で幕、高速のETC割引響く(読売新聞)

 瀬戸内海の宇野港(岡山県玉野市)と高松港(高松市)を結ぶ「宇高航路」でフェリーを運航する「国道フェリー」(同)と「四国フェリー」(同)は12日、同航路での事業廃止届を四国運輸局に提出した。廃止は3月26日。


 少し前のニュースだが,Twitterでも「残念だ!」とつぶやいてしまったニュースである。
 国鉄の宇高航路とほぼ同じ区間を航行するフェリーなので,感慨深いものがある。フェリーの主な利用者は,通勤,通学,病院への通院(ローカル線と似ている)なので,フェリー会社にとっても利用者にとっても大変な事態となることが予想される。
(四国汽船の宇野−直島−高松航路は存続するという)

 国の1000円高速道路施策で利用客が激減したと言うことで,寂しくなるなぁ……という印象を持っていたのだが,『宇野〜高松航路2社の事業廃止について』という国土交通省四国運輸局の資料を読むと,廃止してしまって良いものかどうか,ちょっと疑問を感じてしまった。

 直近の平成21年度(2009年度)10月〜12月のデータから,1日あたりの輸送量を計算してみると次のようになる。

 旅客:  210,870人 →1日あたり→ 2,343人/日
 バス:    297台   〃     約3台/日
 乗用車:  48,795台   〃    542台/日
 トラック: 81,085台   〃    900台/日

 一日に,乗用車とトラックで1400台,2300人の乗客を運ぶ輸送船……会社の経営にまったく無知なので,単なる印象でしかないが,十分フェリー会社を経営できそうな輸送量に感じる。
 問題なのは,国の交通政策の方向性がまるで見えてこないことだ。

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