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2010年2月 4日

バス王国西鉄がバス事業を縮小──疲弊する地方バス路線

 西鉄、バス事業を縮小 今春75路線で廃止・減便(朝日新聞)

 バス路線の廃止や減便を検討していた西日本鉄道(福岡市)が19日、その計画を発表した。今春、一般と高速合わせて75路線で廃止や減便を実施し、秋以降に39路線で路線全部や一部の廃止に踏み切る。対象は114路線にのぼり、グループ250路線の半数近くに手を付ける。会見した中尾和毅・自動車事業本部長は、鉄道などの黒字に頼る運営を改め、バス事業も「黒字を確保できる規模で展開する」と説明した。


 福岡市に限らず,路線バスは,通学・通勤・通院・買い物など,日常生活を支える公共交通機関である。しかし,マイカーの普及による赤字路線の廃止,渋滞に巻き込まれることによる定時運行困難,バスが不便になることによるマイカーへの移行……と悪循環が断ち切れていない。

 バス路線が廃止・減便となって,最も困るのは交通弱者と呼ばれるお年寄りや高校生だ。そして,全国をぶらりと旅している私のような旅行者も困ることになる。

 これ!といった対策は思いつかないが,たとえばバス優先の信号機を設けるとか,駅前のバス停は駅の入口の真横にバスが直付けできるようにするとか,バスの利便性を上げる対策は少しずつなら可能なのではないだろうか。

 いままで全国の都市をいろいろ歩いているが,バスの停車場・降車場が駅前ロータリーの駅から遠い部分に設けられ,駅の出入り口の目前まで一般のマイカーが乗り入れたり,そこで長時間乗車待ちをしたりしているシーンは,本当に頻繁に見ることが出来る。このあたりの簡単なことから解決しなければ,バスの問題はますます泥沼に陥ってしまうんじゃないかと危惧する。

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 2006年5月5日:博多大橋交差点横で発車待ちする西鉄バスのバス群。

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