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2009年11月15日

RICOH GXRの衝撃度

 11月10日に発表されたRICOHのGXRについては,やっぱり語っておきたい。
 ただ,書いている時間もそれほどないので,とりあえずTwitterでつぶやいたことをささっとまとめるかたちにしてみた。

091110230832
 まず,現在私が使用しているGR DIGITAL II。GR LENS f=5.9mm 1:2.4 という,実際の焦点距離と開放F値が記されている。
 GXRのセンサーはAPS-Cサイズになるという噂は以前からあったので,フィルム時代のGR1の名レンズGR 28mm F2.8 に近づけたGR 18mm F2.8 ぐらいのカメラを期待してみたのだったが,期待はすっかり(良くも悪くも)裏切られた。

Ricoh_gxr_
 これが発表されたGXR本体と,GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO カメラユニット。レンズとセンサーを一体にしてカメラユニット化し,ユニット単位でレンズとセンサーの組み合わせを交換するようになっている。

 まず,このシステムを某社のように「一眼」カメラと呼んでいないことは評価したい。

 噂サイトには,「レンズ・センサー一体式」「バヨネット式マウントではなく,スライド式マウント」という噂がずいぶん前から流れていて,まさかとは思っていたが,噂から想像していたものに意外に近いものが出てきたという感じだ。APS-CセンサーでのコントラストAFになるが,AF速度は実用的なものになっているだろうか。ちょっと不安を感じる。

 大きなサイズのセンサーを積んだユニット,既存の各社バヨネットマウントを搭載したユニット(Mマウント用とかKマウント用とか),小さなセンサーを使った超望遠用・顕微鏡用ユニットなど,想像できるユニットは自由自在だ。

Ricoh_gxr
 GXR本体。実際に手にしてみないと判断はできないが,マグネシウム合金シャシはガッチリしてそう。ただ,画像を見る限りでは外付けEVFとレンズの光軸がズレが大きく,しかもEVFの取り付け位置がGXR本体の中心に近いので右目では覗きにくいし,左目が利き目の人はさらに辛いことになりそうな予感がする。

 リコーの発表時の資料を見ると,「リコーの絵作り……一眼に比べ,少し高めのシャープネス」という表現があって,エッジ強調の強い画像は今後も続きそうだ。CaplioGXとGR DIGITAL II を使ってて,最も不満に感じるのがエッジ強調画像なのだが,今後もそれが続くのは残念だ。

 WebであれこれリコーGXRの記事を読みあさったけど,マウント情報(ピンアサイン等)の公開という言葉がどこにもなかった。RICOHの話としては,「積極的に公開するつもりはないけど,一緒にやりたいということであれば閉ざすつもりはない」そうだが,もっと積極的に公開するようにすべきだと感じた。

 たとえばDP1のボディ造りに悩んでいるように見えるシグマが,FOVEON X3を搭載した互換レンズユニットを出してくるとか,富士フイルムがm4/3を搭載した互換レンズユニットを出してくるとか,そういうことが盛んになるように,マウント情報を積極的に公開してほしい。公開しないと絶対に後悔する。

 リコーは,かつてマウント情報を公開していたPENTAX Kマウントの一眼レフを出して「リコーのサンキュッパ」で人気になったけれど(50mmレンズが付いた一眼レフが三万九千八百円だから激安だ),AE/AF化でPENTAXが情報を非公開にしたことで,じり貧になった歴史がある。マウント情報を積極的に公開することの重要さを肌身で感じていたはずだ。

 AppleはiPod/iPhoneのDockコネクタ情報を積極的に公開し,それはもう完全にデファクトスタンダードになっている。世の中にiPod/iPhoneに対応した周辺機器メーカーの製品があふれているのは,AppleがDockコネクタの情報を公開したからなのだ。

 最後に,誤解を招きそうなレンズの焦点距離表示は,やっぱりマズいんじゃなかろうか>RICOHさん

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