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2008年10月24日

昔話:頬ずりしたくなるカメラ PENTAX LX

 1985年の春,社会人になって自分で給料をもらうようになった。最初のボーナスをあてにして,Macintosh512K(初代Macのメモリ増強版)やImageWriter(純正のWYSIWYGプリンタ),そして日本語環境を含めたソフト類(革新的ソフトMicrosoft Excelは約10万円もした)を約100万円で購入し,すっからかんの金欠状態になったにもかかわらず,不調に陥ったPENTAX K2に代わる新しいカメラが欲しくなった。

 欲しくなったら買わずにいられないのは,今も昔も同じ。宵越しの金は持たないのだ。

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 買ったのはPENTAX LX。旭光学が創立60周年を記念し,満を持して発売したフラッグシップ機である。「LX」は,60を意味するローマ数字だ。PENTAX Kマウントの所有レンズも増え,前世代の最上位機K2(実質的にはK2 DMDが最上位機種だった)に代わるカメラを考えたら,LX以外の選択肢はなかった。

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 魅惑的なカメラである。2008年の現在,いろいろなカメラを弄り回した上で,あらためて触ってみても,その魅力は衰えない。NikonのF3が質実剛健一点張りなのに対して,LXには艶めかしさまで感じる(という私は変態かもしれない)。

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 ファインダーは交換式だった。この当時,各社の最上位機種ではファインダー交換式が当たり前だった。

 2000年頃だったろうか,PENTAX LXが生産終了になるというニュースが話題になったときに,絞り値読み取り窓のない廉価版のファインダーFA-2がクラシックカメラマニアの中で人気になっているという話を聞いて驚いたことがある。個人的には,長年見慣れたFA-1のほうが,デザイン的にはしっくりくる。

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 愛用していたワインダーLX。コンティニュアス・モードでは秒間約2コマの撮影が可能だった(コンティニュアス・モードは使ったことがなかったけど)。
 フィルム巻き上げ時に盛大な音がするため,ワインダーを使用すると半径10mぐらいの人が振り返った。今,町の中でこのワインダーを使ったら,その音の大きさに,交通事故が起こったと勘違いする人が出るに違いない。

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