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2008年9月の8件の記事

2008年9月23日

増殖するiPodの使い分け

 通勤時間に聞くPodcast専用の初代iPod nanoがへたったので,新しいiPod nanoを買ったわけだが,何も考えずに容量16GBタイプを買ったことで,複数のiPodの使い分けに悩むことになってしまった。

 手元にある現役のiPodを購入順に並べると……

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 ・iPod 60GB(音楽全部入り用)
 ・iPod touch 16GB(旧どこでもインターネット用)
 ・iPhone 16GB(どこでもインターネット用)
 ・iPod nano 16GB(Podcast専用?)

 新しく買った16GBのiPod nanoは,とりあえずiPod touch 16GBを買ったときに作ったiTunesのスマート・プレイリスト(愛聴盤4GB+最近追加した曲8GB+未聴Podcast)でシンクロした。容量が同じなので問題なくシンクロ完了。

 他のiPodユーザーの方のブログを読んでみると,曲をドラッグ&ドロップしてiPodに入れたりしている方もいる。私にはそんな面倒なことはとてもできない。iPodを「繋ぐ or 外す」以外の面倒なことはやりたくないので,iTunesのスマート・プレイリスト機能におんぶにだっこである。

 さて,初代iPod nanoはもともとPodcast専用に使うつもりで2GBタイプを買ったので,余計なことを考える余地はなかった。今回は8GBタイプと16GBタイプの値段を見て,16GBタイプのほうがリーズナブルだと感じたのだが,実際に手に入れてみると,これをPodcast専用に使うのはちょっともったいないような気がしてきた。

 それに,音楽全部入り用のiPod 60GBは,既に容量目一杯まで満タン状態なのに,押し入れにはまだリッピングしていないCDがたくさん転がっているし(音楽全部入りになってない……),iPod touchはリビングのスピーカーでiTunesの音楽を聴くときのリモコン(このApple純正ソフトは優秀だ!)に成り下がっているし……。

 ご利用は計画的に……という言葉が身に染みる。

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2008年9月21日

SONY VAIO type T にもホットな話題が……

 ホットな話題といえば,SONYのVAIO type Tにも異常発熱の問題が生じていて,こちらは昨年8月以降に世界で約200件,そのうち日本では約80件の発熱事故が実際に起こっている。軽いやけどを負った人が7人いるらしい。

 SONYは1年以上も前から発熱事故が発生していることを把握していながら,経産省への報告が今年8月になったことや,無償修理の対象機種が全世界で44万台と大規模なことなど,マスコミでももう少し大々的に報じられるかと思ったが,予想していたほど話題にはならなかったようだ。

■ソニー、VAIO type T(TZ)の異常発熱で無償修理
 [2008年9月4日 @ PC Watch]

■ソニー、バイオ44万台修理…設計ミスで異常発熱
 ソニーは4日、ノート型パソコン「VAIO(バイオ)」の一部機種で
 昨年8月以降、過度に発熱する事故が世界で209件、うち日本では
 83件起きていると発表した。
 [2008年9月5日 読売新聞]

■ソニー、昨夏に把握…バイオ発熱事故
 ソニーは、ノート型パソコン「VAIO(バイオ)」の発熱事故を
 1年以上も公表しなかったことで、企業モラルを改めて問われそうだ。
 [2008年9月5日 読売新聞]

■VAIO パーソナルコンピューター type T TZシリーズ 無償点検・修理について
 [2008年09月04日 SONYのプレスリリース]

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 シリアル番号を照合した結果,私のVAIO type T (VGN-TZ90S) は修理対象品であることが判明した。大当たりである。やはり私は神に選ばれし人間なのだろう。

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 このACアダプタ差し込み口周辺が発熱するらしい。

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 個人的には,VAIO type Tを使っていて問題だと感じたのは,裏面のゴム足の強度だった。見た目は結構丈夫そうに付いているのだが,このゴム足は両面テープで付いているだけなのだ。まぁ,両面テープでゴム足を付けるってのは,どこのメーカーでもやっていることなのだが……。

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 ゴム足がはがれてしまった痕。残った両面テープが痛々しい。

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 せっかく格好良くデザインされているVAIO type Tだが,その半分を台無しにしているのが,裏面にベタベタと貼られているシリアル番号のタグやMicrosoft Windowsのラベル。これは格好悪い。

 ボディの色に合わせて目立たない色にするというような,小さな配慮すら見あたらない。
 私はメイン機種として(デスクトップもノートタイプも)Macintoshを使用しているので,サブ機のVAIOの見た目がカッコ悪くなるのは何とか諦めているが,Windowsをメインにしている方は,もっと声を大にして文句を言ったほうがよいのではないだろうか。
 ディスプレイの周囲の目立つところに「Intel入ってる」系や「省エネで頑張ってます」系のメーカー宣伝ステッカーを貼ったままにしている人も多いので,ノートパソコンの裏面まで気にしないのかもしれないけど。

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 とかなんとかVAIOに文句を付けてみたが,デザインにウルサいミーハーな私が許せるノートパソコンは,Appleの他はSONYのVAIO(の一部)しか見あたらない。どうにもこうにもこれが現実なのだ。

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Appleに関するホットで痺れる話題

 そういえば,Appleに関するホットでシビれる話題といえば……

■iPhone電源アダプターで感電恐れ、10月から無償交換
 [YOMIURI ONLINE 2008年9月20日11時59分]

■iPhone電源アダプター、感電のおそれ 無償交換へ
 [asahi.com 2008年9月20日11時55分]

■iPhone3G、またトラブル=充電用アダプター、感電の恐れ
 [時事ドットコム 2008/09/20-15:09]

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 これが問題の「Apple USB 電源アダプタ」である。
 先月購入したiPhone 3Gの付属品だが,既存の同等製品よりも非常に小型で重宝しそうだと思っていたところだった。早速AppleのWebサイトで交換の手続きをしたが,こんなに大きな話題になるとは思わなかった。ちょっとビックリである。

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 既存の同等製品(この手の製品ラインナップが充実しているダイヤテック FILCOの品)と並べてみた。FILCOのほうは端子部分が折り畳めるのが便利だが,Apple USB 電源アダプタのほうが二回りほど小さい。いずれもAC100V〜240V対応になっているのが素晴らしい。

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 こんな感じで,USBバスパワーを使う機器に利用できる。

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 なんだかApple USB 電源アダプタの小ささがわかりにくい記事になったような気がしたので,もっとわかりやすい写真を追加。

 右側が,Appleの製品のACアダプタに標準添付(不満を書いておくと,SONYのVAIO type T には標準添付されておらず,別売品を買わなければならない。VAIOのACアダプタにも,このAppleのが使えるからいいけど)されているウォールマウントプラグである。
 ほとんど同じ大きさなのが凄い(と思う)。確か,SONYのVAIO type T 用のウォールマウントプラグは,このApple USB 電源アダプタよりも一回り大きいはず。

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 SONY VAIO type TのACアダプタにAppleのウォールマウントプラグを付けると,こんな感じになる。かなりカッコ悪いが,高価な別売品を買うよりはマシだと思う。

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2008年9月20日

新しいiPod nanoが届いた

 近所まで昼飯を食べに出掛けて戻ると,ちょうど宅配便が届いたところだった。

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 早速開封……。至福の時である。

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 ジャーン。新しいiPod nanoである。
 Apple社のキャッチフレーズは『nano、色いろ』ということで,9色の鮮やかなカラーバリエーションがウリになっているが,人前で目立ちたくないのでちょっと渋めの黒を選んだ。AppleのWebサイトの写真を見ると,やや灰色がかっているのが不安だったが,実際の製品はもう少し黒が濃く,良い感じである。

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 添付品一式。個人的には,この安っぽいヘッドホン(イヤホン)はなんとかしてほしいと思っている。どうせ使わないが……。

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 裏面。今回も調子に乗って刻印サービスを利用してみた。

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 今までPodcast専用で使っていた旧iPod nanoと並べてみる。大きさはほぼ同じで,液晶ディスプレイがサイズアップしている。

 この旧iPod nano(第一世代iPod nano)は,ちょうど3年前に買ったもので,昨今,充電時のリチウムイオンバッテリ(正確にはリチウムポリマー二次電池かな?)の異常発熱が話題になっているタイプである。
 ケースにも入れず,裸のまま3年間,毎日ポケットに入れてラフに扱っていたが,幸い私のは今のところ異常発熱は生じなかった。ただ,雨に濡れたり汗の蒸気をたっぷり吸い込んだためか,クイックホイール中央部のボタンがへたって反応が鈍くなっていたので,ちょうど買い換え時だった。確率的には小さくても,バッテリが火を噴くのは体験したくないし……。

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 裏面の比較。
 私はこういうGadget類をケースに入れたり,液晶ディスプレイに保護フィルムを貼ったりするのが好きではない。iPodに限らず,デジカメの液晶ディスプレイやPDAなどをケースに入れず3年間酷使しても,この程度の傷なのだ。この程度の傷が入ったiPod nanoを3年間見続けるのと(=ケース無しの場合の最悪ケース),Apple社のデザイナーが承認するとは思えない無粋なケースに入れてそれを3年間見続けるのと,どちらが幸せなのかを比較して,私は前者のほうが遥かに幸せだと感じるのである。

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 新旧iPod nanoで(ディスプレイサイズ以外で)大きく異なるのが,この断面形状だろう。
 Appleの発表前にはこの断面形状の情報があちこちからリークしていて,それがあまり格好良くなくて不安を感じたが,実際の形状はそれほど違和感を感じるようなものではなかった。

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2008年9月18日

iPhone販売不振というニュースの不思議

 ときどき読んでいるITmediaに次のようなニュースがあった。

《iPhone不振は「想定内」とKDDI小野寺社長 「スマートフォンよりケータイの方が使いやすい」》

 「iPhoneは、一時的にはブームになるだろうと思っていた。
 だが、端末が一般の人に魅力的かは疑問。こういう流れは
 想定していた」――KDDIの小野寺正社長は9月17日に開い
 た定例会見で、苦戦が伝えられるiPhoneの売れ行きについて
 こうコメントした。

 妙に気持ちが悪い記事だ。もともとiPhoneという携帯端末(スマートフォン)が,一般の人に対して大量に売れる分野の機械でないことぐらいわかっていたはずで,それが今になって「苦戦」というニュースがあちこちで飛び交っている。しかも,KDDIの社長ともあろうお方までもが,いまさらの内容を記者会見で話し,それが記事になる……。ちょっと気持ち悪すぎる。

 一般の人が日本のガラパゴス携帯電話に求めているのは,絵文字メール機能であり,FeliCaチップを使ったおサイフケータイ機能であり,ワンセグなのだ。普通のWebブラウジングやISPメールの読み書き,PCとのシンクロなんて,一般の人に売れる要素にはならない。そんなことはわかりきっていたことではないか。

 iPhoneの機能は,今まで日本のガラパゴス携帯電話には無い,あるいは,あっても使いにくいから,それが必要な人にはとても魅力的なのだ。だから行列ができるほどの異常人気になった。でも,もともとニッチな市場向けの製品なのだから,行列になるほどの売り上げが続くはずはない。
 サブノートPCやミニノートPCが人気だと言っても,ノートPC全体の売り上げから見れば,あくまでニッチな分野なのと同じである。

 でもって,KDDI小野寺社長の記事の後半がイカしている。

 「スマートフォンよりケータイのほうが使いやすい」
 「日本の携帯ユーザーにとってはテンキー入力が当たり前。
  テンキーを前提にした日本語変換が便利になっており、
  今のスマートフォンより圧倒的に打ちやすい」

というのはわかる。PCのキーボードで入力するより,テンキー入力の方が速いというひともいるらしい。

 でも,そんなKDDIが満を持して発表するスマートフォンが,『Windows Mobile 6.1 Professionalを採用し、QWERTYキーボードを搭載』というのでは,これはジョークか自虐ネタか……,いずれにしてもちょっと内容に無理がありすぎではないだろうか。

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 というわけで,私が挫折したW-ZERO3 Advanced [es](OSはMicrosoft Windows Mobile 6)が搭載するWebブラウザ Internet Explorer Mobile の画面である。

 Internet Explorer Mobile はその名の通りMobile専用のWebブラウザのはずだが,PC用のWebブラウザの一部を省略し,画面をそのまま小さくしただけである。
 黒いシルエットになっているのは,箸の太さぐらいのスタイラス(タッチペン)である。たとえば,画面を閉じるためには,3mm角程度しかないクローズボタンをタッチする必要があるのだが,こんなユーザーインタフェースの機器が,一般の人向けの携帯電話に採用されても,皆さん困ってしまうのではないだろうか。

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 こちらはiPhone 3Gの各種設定画面。
 無線LAN (Wi-Fi) の設定をしておけば,無線LANが使えるところでは自動的に無線LAN接続となり(ちゃんとアクセスポイントも自動切り替えしてくれる),無線LANのエリア外では自動的にSoftBank 3Gでの接続となる。このように,当たり前のことが当たり前のようにできるところが素晴らしい。

 なぜ,このような簡単なことが日本の携帯電話ではできないのか,不思議でならない。
 iPhone 3Gに付属する説明書は,(Compliance Statement以外には)クイックスタートと書かれた薄い紙1枚だけである。それでも,iPhone 3Gのほとんどの機能は使うことができてしまうのだ。

 それに対して,W-ZERO3 Advanced [es]の取扱説明書は約400ページの超大作である。
 しかし,結局のところ,私はW-ZERO3を使いこなすことができなかった。PHSでネット接続ができている状態から無線LANへの切り替えは,あちこちいじり回す必要があったし,自動切り替えなんかはとうとう出来ずにあきらめてしまった。ノートPCにUSBで繋いだときも,あれこれいじらないとファイルシンクロとモデム機能の切り替えができなかった。

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 W-ZERO3の設定画面。
 たぶん,柔軟で明晰な頭脳を持った人ならば,この程度の機械は簡単に使いこなしてしまうのだろう。W-ZERO3は非常に多機能であり,取扱説明書を見る限りでは,私はその全機能の10%も使用していない。
 私がW-ZERO3を使いこなせなかったのは,とりあえず私の能力不足が原因だということにしておこう。しかし,ここではそれを棚上げにして,恨み辛みを書いておきたい。

 取扱説明書が何百ページにもなる携帯電話のシステム設計者は,アフォーダンスを意識して設計しているのだろうか。画面内にボタンをひとつ追加する際に,そのボタンが何をアフォード(〜できることを意識させるというような意味。適切な日本語が思い浮かばないこと自体が問題かも)するのかを考えてデザインしているのだろうか。そうは思えない。メニューやボタンのデザインが,それに続く機能や状態をアフォードしないから,詳細な説明書が必要になるのではないだろうか。

 だらだらと長文を書いてしまったが,調子が悪くて話がまとまらない。タイトルから話が逸れてしまっている。まったく,困ったことばかりである。

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キーボードに拘泥する

 使用端末の枝葉末節に拘泥している。

 キーボードの違い(種類)なんてのは結局のところは「慣れの問題にすぎない」と言われれば,まあそうかもしれない。しかし,どちらが良い悪いではなく「慣れの問題」だからこそ,微妙な違いの影響が大きいと言うこともできる。デザインの原則のひとつに,「標準的なユーザーインタフェースを変えるときには,微妙に変えるのではなく,まったく異なったものにすべし」というのもあったはず。

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 主に使用している『Happy Hacking Keybord (HHK or HHKB) Professional 2』の無刻印版。文字で表すと,QWERTY配列のシリンドリカル・ステップスカルプチャ,静電容量無接点のUS配列キーボードである。
 刻印有り(カナ刻印は無し)のHHK Professionalも使用しているが,刻印有りの方はキートップの手前に「PgUp」「PgDn」などの余計な刻印が着いていてカッコ悪い。無刻印版は無刻印版でヤリ過ぎ感があって気になるし,右手前の『HHKB Professional 2』というシルク印刷が目立ちすぎてカッコ悪いが,キー配列,キータッチの滑らかさ,大きさ(省スペース)と,今のところHHK Professionalに勝るキーボードは見あたらない。

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 キートップに付いたホームポジションの目印は,標準的な「F」と「J」の手前側に付いている。
 ホームポジションに両手を置いたときに,指の長さの関係で人差し指と小指はキートップのやや手前側,中指と薬指はキートップのやや奥側に触れるので,「F」と「J」の手前側に目印が付いているのは良い仕様だと思う。もちろん,タッチタイピング(ブラインドタッチ)が前提の話である。

 ただ,私が拘泥している理想のポッチは「D」と「K」である。

 指のホームポジション(左手「ASDF」,右手「JKL;」)というのは,文字通り基本となる位置だ。通常のQWERTY配列キーボードで人差し指は,「F」と「J」の列だけでなく「G」「H」の縦列も担当することになる。人差し指は担当するキーが多いため,キー入力時に人差し指がホームポジションに戻れる時間が少なくなってしまうのだ。仕事ばかりしていて家に帰らないのは,やっぱりマズイ。

 となると,ホームポジションの目印は中指の位置にあるほうが理にかなっている。それが「D」と「K」だ。キーボードの上に手を置いたときに,まず中指でポッチを探す。10キーのホームポジションは「5」に付いているはずだ。「5」のキーを探すのは,そう中指である。中指でホームポジションの目印を探すのは合理的なのだ。

 既にお気づきの方もいると思うが,実は昔のApple社のキーボードには最初から「D」と「K」にポッチが付いていた。「さすがはApple」と感心したものだった。しかし,時代の圧倒的な趨勢には逆らえなかったようだ。残念……。

 結局,新しいキーボードを買ってきたときには,まず最初に「D」と「K」のキートップ(の少し奥側)に二液性のエポキシ樹脂接着剤でポッチを作るのが習慣となった(上記写真で水滴のように見えるのがそれ)。我ながら枝葉末節に拘泥しているなぁ,と実感する瞬間である。

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 この写真は,知る人ぞ知るというか,待望の東プレREALFORCE 86Uである。最近,このテンキー無しのUS配列タイプのキーボードが発売されたと聞きつけ,早速入手した。HHK Professionalと同様の静電容量無接点式のキースイッチが使われていて,キータッチも甲乙付けがたい。

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 REALFORCE 86Uは一般的なテンキー付きのキーボードに比べると小型だが,HHK Professionalと並べると,やはりその大きさが目立ってしまう。

 Mac OS Xでは,キー入力をする場面でのカーソルの移動等の操作に,Emacs風の「control+○」というキーアサインが標準で有効だが,Windows OSではカーソルキーが無いと不便なことが多いのだ。「HHK Lite 2」という廉価版のHHKにはカーソルキーが付いているのだが,廉価版だけあってキーがメンブレンスイッチになっていたり,タイピング時にカチャカチャと安っぽい音がするのが耐えられない(使ってるけど)。

 Windows XPまでは『窓使いの憂鬱』という大変ありがたいツールがあったのだが,残念ながら開発者がWindows Vistaへの対応を断念してしまい(長い間ありがとうございましたm(_ _)m),カーソルキーの付いていないHHK Professionalは使いにくく,憂鬱である。

 というわけで,Windows用にREALFORCE 86Uを入手したのだった。

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 もうひとつの拘泥 。「A」の左隣は,誰がなんと言おうとControlキーなのである。これは譲れない。10数年前までは,誰がなんと言おうと「ダイヤモンドカーソル(Control + E,S,D,X)」だったが,さすがにそれはあきらめている。

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 JIS配列とUS配列の違いは慣れである程度カバーできると思うのだが,JIS配列キーボードでちょっと許せないのが,キーが一列多いことである。この写真はREALFORCE 86U(US配列)を拡大したものだが,一般的なJIS配列のキーボードよりも,ホームポジションの位置(アルファベットの位置)と右ShiftキーやEnter (Return)キーが,一個分だけ近いことがわかる。
 たった一個分(一列分)の違いだが,この周辺のキーは「右手小指」が担当するのである。いや,「右手小指」が凄く器用だったり,指が長くてどこまでも届くという方なら問題は無いのかもしれない。
 でも,私の小指はそこまで器用じゃない……

# 蛇足だが,親指シフトのワープロを作っていた会社(全然違う部署だが)にいたときには,『はときいん』だったこともある。某NIFTYの某会議室では,あの神田氏にMacintosh用の親指シフトキーボードを出すべきだと主張したりもしたが,あれは今でも間違っていなかったと思っている。

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2008年9月15日

MIDNIGHT CREEPER / LOU DONALDSON


MIDNIGHT CREEPER / LOU DONALDSON

 ファンキーおじさんことLou Donaldson,42歳時録音のアルバムである。Lou Donaldsonといえば,超有名な「BLUES WALK」の入った『BLUES WALK (Blue Note BLP 1593, BST 81593)』のほうが有名だが,やっぱり一度ジャケットを見たらこのアルバムを選ぶしかない。なんせ黒髪の美女に黒猫でっせ。

 ジャケットの怪しげな女性に惹かれて(もちろんのことだが,あくまでLou Donaldsonのアルバムなので,女性ボーカルが入っていたりすることはない)一曲目の「Midnight Creeper」を聴く。ゆるゆる脱力系のソウル・ジャズである。気の抜け具合が,アーシーで格好良くて気持ちいい。気が抜けすぎて,スットントン,スットントンというリズムが,崎陽軒の月餅のCMを思い出させる(んなこたぁない)。
 Lou Donaldsonのソロに続くのが,George BensonのギターとBlue Mitchellのトランペット。そしてソロの最後はオルガンのLonnie Smith。これで悪い内容になるはずがない。

 どこかゆるい感じのバラード「Elizabeth」が終わると,このアルバムで私が一番好きな「Bag of Jewels」が始まる。一転してシリアスな雰囲気が混じる。
 ソロの順番は,Lonnie Smith,Blue Mitchell,George Bensonと,「Midnight Creeper」とは逆になり,最後がLou Donaldson。10分近い演奏だが,最後までダレずに終わる。最後がフェード・アウトなのがちょっと気に入らない。

 ひょっとしたら,レコーディング時には「Bag of Jewels」が最初の方に録音されたのかと思い,WebのLou Donaldson Discography(このデータベースは凄い)を見たら,その日(1968年3月15日)の最後の録音だった。レコーディングの終わりに,「よーし,これがOKだったら飲みに行くぞー!」という感じで,ちょっと気合いが入ったのだろうか。

Lou Donaldson, alto saxophone; Blue Mitchell, trumpet; George Benson, guitar; Lonnie Smith, organ; Leo Morris, drums

 1.Midnight Creeper
 2.Love Power
 3.Elizabeth
 4.Bag of Jewels
 5.Dapper Dan

Recorded at the Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey on March 15, 1968

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 ジャケットを開くとこのようになっている。

 Lou Donaldsonといえば,『Alligator Bogaloo』のジャケットも凄くカッコいい。こういうカッコいいジャケットのアルバムは,パーソネルや曲名を調べたりせず,そのまま買ってしまっても失敗することはほとんど無い(保証はしないけど)。

ALLIGATOR BOGALOO / LOU DONALDSON

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コシナ20mm F3.8を使ってみたが…

 ここ10年ぐらい使っていなかったMFレンズ,コシナ20mm F3.8を使ってみた。PENTAX K10Dに付けてみたのだが,結果は散々だった。買った当時,適当なフードを探して中古カメラ屋を奔走した記憶だけはあるのだが,レンズ自体を使った記憶があまり残っていない。使用頻度が低かったため,問題が生じたことにも気づかなかったのかも知れない。

# コシナ20mm F3.8を検索キーワードにして本記事にたどり着く方が多くいらっしゃるようだが,本内容はあくまで私が所有している個体に問題があるという話であり,一般的なコシナ20mm F3.8の写りが悪いという話ではないことに注意願いたい。

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 PENTAX K10Dに付けたコシナ20mm F3.8の写真。
 Φ62−Φ72のアダプタリングが付いているのは,キヤノンの花型フードEW-73が付けられるようにしたため。硬質のスポンジでアダプタリングと花型フードを脱着可能にしていたが,スポンジが経年変化でボロボロになってしまったのでEW-73は外してある。ニコンの20mmレンズ用HK-14が純正フードであるかのようにピッタリなのだが,見た目がイマイチなので(買ったけど)使っていない。

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 EW-73を付けた姿。個人的には意外にカッコイイと思っている。20mmレンズなのでフードでケラれそうな感じがするのだが,135フィルムフォーマットでも問題ない。

 このレンズを買ったのは15年ぐらい前だったろうか。新品でも1万円前後という驚異の低価格だった。当時から(そして現在も)PENTAXのMF中古レンズは意外なほど値崩れしておらず,smc PENTAX-A20mm F2.8レンズはめちゃくちゃカッコいいけど高嶺の花だった。

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 コシナ20mm F3.8は我ら庶民の味方だった。
 コシナは当時から,有名ブランドレンズのOEMメーカーだということは一部では知られていたが,現在のようにカール・ツァイスと提携してカール・ツァイスブランドのレンズを出すまでになるとは誰も思っていなかったに違いない。正直言って,コシナ=安物メーカーという印象が強かったのだ。
 それだけに,コシナ20mm F3.8を買うのにはある意味で勇気が必要だった。しかし,使ってみると意外や意外,とても良く写るレンズだった。LXやMXといったファインダーの素晴らしいカメラに付けると,ファインダーを覗いただけで良い写真が撮れるような気がするのだった。

 三日画師の「さすけね」の『←かなざわ○んこ→』の一枚目の写真と,その中心部分を拡大したものをアップしてみる。今日は50枚ほど撮影してみたのだが,何とも残念な写りになってしまった。

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 三日画師の「さすけね」の『←かなざわ○んこ→』の一枚目の写真。

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 中心部分の拡大写真。ボロボロである。

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