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2008年1月の3件の記事

2008年1月15日

iPod touchでどこでもネットサーフィン(死語)

 先日書いた通り,DoCoMoのPHSサービスが終了してしまったので,代替となる外出先でのネット接続方法が必要となった。
 携帯電話を使用しているDoCoMoのFOMAのデータ通信サービスを利用するか,通信時の消費電力が少なくて,常時繋ぎっ放しに向いているPHSのウィルコムにするか,データ通信サービスに力を入れているイー・モバイルにするか……,モバイルで使用する可能性のあった機器(MacBook Pro, VAIO type T, iPod touch)を考慮して,最終的にはウィルコムのAdvanced/W-ZERO3[es]に決めた。
 新しい接続環境を整えるのに時間が掛かりそうだったことと,正月休みに使いたかったため,契約したのは昨年の10月末だった。

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 Advanced/W-ZERO3[es]決めた最大の理由は,『ZEROProxy』というWindows Mobile機用のソフトの存在である(「伊勢的新常識」様に感謝)。ZEROProxyを一言で言えば,Windows Mobile機用のHTTP proxyソフトで,Advanced/W-ZERO3[es]のPHS通信機能と無線LAN機能を利用し,iPod touchなどの無線LAN機能を持った機器とPHS通信機能を共有することで,通信カードやアンテナの出っ張りやジャマなケーブル無しでネット接続を可能にするソフトなのである(全然「一言」になっていない……)。

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 もちろん,人気のPDAであるAdvanced/W-ZERO3[es]には,OperaやInternet ExplorerといったWebブラウザが付いていて,わざわざ2台の機器を使わなくても,そのままWebアクセスが可能である。が,しかし,これらのWebブラウザは,PCのブラウザをほとんどそのまま小さくしただけの代物で,ユーザーインタフェースは旧態依然としていて,画面上で米粒よりも小さなボタンをピックしたりドラッグしたりすることをユーザーに要求するのだ。あまりの出来の悪さに耐えられず,私は緊急時以外の使用をあきらめた。
 それに比べると,iPod touch(のWebブラウザSafari)を使ったブラウジングは直感的であり,動作もスムーズで快適である。いや,快適どころか快感ですらある。

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 Advanced/W-ZERO3[es] + ZEROProxyを使っていて,困ったことが二つある。ひとつはZEROProxyの動作が不安定で,ときどきフリーズすることだ。原因がZEROProxyにあるのか,OSのWindows Mobile側にあるのか,正確にはわからないが,たぶんZEROProxyの問題ではないかと思っている。次のバージョンに期待したい。
 もうひとつの問題は,無線LANをONにしているときの,Advanced/W-ZERO3[es]の発熱とバッテリ駆動時間の短さである。バッテリ駆動時間は,写真のような外部バッテリを利用することで対応できたが,発熱量の大きさは解決策が無くて困っている。Advanced/W-ZERO3[es]をカバンの中に入れたままにして,iPod touchをポケットから出してWebブラウジングできるのは便利なのだが,しばらく使っているとカバンの中が尋常な温度ではなくなるのだ。Advanced/W-ZERO3[es]はよほど安っぽい無線LANチップを使っているに違いない。

#本エントリ,1月に書いたままアップし忘れてた……

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2008年1月 7日

DoCoMoのPHSサービス終了

 常時ネット接続用に利用していたNTT DoCoMoのPHSサービスが,今日2008年1月7日でとうとう終了する。
 4,5年前から,DoCoMoにはPHSサービス(通信エリアの拡大や通信品質の向上)を充実させようとする意欲はまったく見られなかったし,数年前にPHSの新規受付を停止してからはFOMAへの乗り換えキャンペーンには(鬱陶しいほど)熱心だったが,まあ,DoCoMoとしては厄介者を処分して清清したというところだろう。

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 私は定額制のデータ通信サービス「@FreeD」を利用していた。現在使用しているノートPCはAppleのMacBook ProとSonyのVAIO type Tで,どちらもPCカードスロットが付いておらず(いずれもExpressCardスロットは付いている),今後は,既にレガシーとなったこのようなコンパクトフラッシュの通信カードを使うことはないだろう。なんとなく感慨深いものがある。

 それにしても,この「PHS(Personal Handy-phone System)」は,開発時に使われていた「PHP(Personal Handy Phone)」という名称が使えなかったことでいきなり躓いたことや,「簡易型携帯電話」という正式名称が制定されたことや,当時高価だった携帯電話を使えない人のための「安物」「まがい物」の携帯電話という売り方が,今になって冷静に考えてみれば本当に不幸だったと思う。

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PENTAX DA☆16-50mm F2.8をGET

 今年の正月旅行(伊東〜下田〜熱海)には,PENTAXのK10DにDA18-250mm F3.5-6.3EDレンズを付けて持ち歩いた。旅行中の全部の撮影をレンズ一本で済ませようと考えたのだ。
 しかし,旅に出て二日目には,このレンズに対する不満が大きくなり,他にDA21mmを持ってこなかったことを後悔することとなった。

 DA18-250mm F3.5-6.3の何が不満だったか……。大きくて重いとか,レンズ周辺の歪曲収差が大きいとか,そういうことではない(むしろスペックの割には小さく軽いレンズだと思う。歪曲収差は確かに大きいけど)。
 ちょっと気を許すと,レンズが自重でずるずると伸びてしまうのだ。持ち歩くカメラの外観を重視するミーハーな私としては,弛緩したチ○ポコのような,だらしのないレンズの付いたカメラは持ち歩きたくない(売っ払ったりはしないけど,たぶん)。
 もちろん,レンズが自重で伸びてしまうのは仕様の範囲であり,それを防止するための「LOCKボタン」もちゃんと付いている。また,同じように自重で前玉が伸びてしまうレンズは,他社製品にも多く見られるし,高倍率ズームではある程度あきらめる必要があることもわかっている。でも,だが,しかし……なのである。

 という不満をたっぷり溜め込んだ熱海の夜……。伊東下田の宿では,インターネット接続に使用したWILLCOMのPHSの電波が弱かったが,熱海の宿では久しぶりの快適なネット接続環境となった。
 で,たまたま見てしまったオンラインショップで(温泉旅行中にカメラのオンラインショップなんか見るんじゃねぇ,という声が聞こえてきそうだ),品薄で在庫のある店が皆無という状況がずっと続いていたPENTAXの新レンズDA☆16-50mm F2.8の在庫が奇跡的にあるのを発見。このまま自宅に帰ったら,すぐにレンズが届くかもしれないという期待もあり,速攻で「購入」ボタンを押した。

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 早速届いたPENTAX DA☆16-50mm F2.8ED AL [IF] SDMレンズ。久しぶりの☆(スター)レンズである。
 K10Dに付けて,いじくり回してみる。PENTAX初のレンズ内超音波モーター駆動のAFレンズだが,動作は実にスムーズだ。
 蛇足だが,ミノルタがα-7000で初めて実用的なAF一眼レフを発表した1985年(いわゆる「αショック」)から遡ること4〜5年前,PENTAXはME-Fという世界初のオートフォーカス一眼レフを発売しており,そのときの専用オートフォーカスレンズ35-70mm F2.8が,実はレンズ内モーター駆動レンズなので,厳密に言えばDA☆16-50mm F2.8はPENTAX初のレンズ内モーター駆動レンズではない(「超音波」の部分はPENTAX初である)。
 その後,PENTAXが現行システムと同様のAF一眼レフを発表するまで時間が掛かったため,個人的にはその大口径標準ズームレンズ35-70mm F2.8のMF版が発表されることをずっと待ち続けたのだが,それが実現することはなかった。このレンズがどのような写りだったのか,今でもちょっと気になっている(時代が時代だけに,そんなに良い写りだったとは思えないが)。

 1月7日に,横浜市内の横浜橋通商店街,三吉橋通り商店街,八幡町通り商店街を歩いたときにこのレンズを使ってみたが,写りはなかなか良好だった。PENTAXのDA16-45mm F4は画面の端から端まで破綻のない絵が撮れる好みのレンズだったが,このDA☆16-50mm F2.8も同様に良く写るレンズだという印象である。

 DA☆16-50mm F2.8に近いスペックのレンズとして,私はニコンのAF-S DX17-55/F2.8Gを使っているが,簡単に比較してみれば,AF駆動音・AF速度は同等,ピントリング・ズームリングの操作感はPENTAXの方がわずかに良好,サイズと重量はPENTAXの方がかなり小さく軽量,ズーム時にレンズ全長が変化しない構造(光学設計も含めて)はNikonが良好,という印象である。価格もPENTAXの方が約2/3と安く設定されている。
(AF速度や操作感はボディの能力にも影響されるので,あくまで大まかな印象である)

 というわけで,望遠側にズームしたときに全長が少し伸びる点だけが不満であり,それ以外には大満足のレンズだった。

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