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2007年11月の3件の記事

2007年11月19日

Complete On the Corner Sessions / MILES DAVIS


COMPLETE ON THE CORNER SESSIONS / MILES DAVIS

 『On the Corner(オン・ザ・コーナー)』と言えば,1972年録音の帝王マイルス・デイヴィスの傑作(怪作?)アルバムである。その2年前の1970年に,エレクトリック・マイルスとしての大ヒット作『Bitches Brew(ビッチズ・ブルー)』を発表し,伝統的なジャズ・ファンをあっと言わせたマイルスだが,『On the Corner』はさらにファンク色を強めた内容となっている。

 このボックス・セットは,『On the Corner』のレコーディング・セッションの音源を,未発表曲や他のアルバム(あの『GET UP WITH IT』)に収録されていた曲も合わせて収めた「コンプリート」版の6枚組CDボックスである。今まで,阿漕な商売にだまされて,コンプリートではない「コンプリート」セットを何度も買わされて悔しい思いをしたし,この当時のマイルスのアルバムはツギハギだらけの編集しまくりだという噂話を信じてしまって,マイルスの無編集の演奏を聴くのが怖いという気持ちもあったため,購入をずーーーっと躊躇していたのだ。

#当時のライブ録音のマイルスの演奏を聴けば,そんな噂話など無視して良かったのだが……

 が,しかし,某メイリング・リストで,『On the Corner』のボックス・セットに関する評論文を読み,『On the Corner』の収録曲が実は無編集に近い状態で,録音の段階で既に完成品に近い演奏だったことを知り,居ても立ってもいられず,その場でネット購入したのだった。敬愛するマイルス様,疑ったりしてごめんなさい,という気分である。

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 これが到着したボックス・セット。外箱は凹凸のプレス加工を施したメタル仕様である。個人的には,外箱に凝るぐらいだったら多少でも安してくれと言いたいところだが,まぁ大量生産だから目くじらをたてるほどのコストはかかっていないのかもしれない。

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 ジャケットの背の刻印。

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 「FREE ME」「VOTE MILES」という意味深な文字。

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2007年11月 7日

K10DのバッテリーグリップD-BG2

 バッテリーグリップ(縦位置グリップ)が使えるカメラでは,ほとんどそれを付けっぱなしにして使っている。カメラを持つ手が安定するし,予備バッテリーの心配が無くなるからだ。いろいろな機種でバッテリーグリップを使っている中,K10DのバッテリーグリップD-BG2にはちょっとした気遣いがあって面白い。
 【参考記事】PENTAX K10Dを使ってみて/2006年12月3日のエントリー

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 バッテリーグリップからバッテリーホルダを引き抜く。K10Dは,このクラスのカメラにしては珍しく防塵・防滴構造になっており,当然のことながら専用バッテリーグリップも防塵・防滴構造で,結合部分にはラバーのパッキンが付いている。

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 引き抜いたバッテリーホルダ。専用バッテリーがひとつ収納される。2個収納できるのが理想だが,専用バッテリーの寸法とカメラの横幅を考えると,あきらめざるを得ない。
 この専用バッテリーがコニカミノルタのDiMAGE A2とまったく同じで,互換性があるのは嬉しい。充電器も,ロゴが異なるだけで形状が同じ。たぶん,同一のメーカーが作ったものだろう。

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 バッテリーホルダには,専用バッテリーの他に,予備のSDメモリーカードとリモートレリーズ(リモートコントロールF)を収納することが出来る。
 バッテリーグリップ内に予備のSDメモリーカードを収納するというのは,コロンブスの卵的な素晴らしいアイデアだと思う(カメラ本体は可能な限り小型化してほしいと思うのが人情だから,カメラ本体に予備のSDメモリーカードを入れるのはありえない)。
 また,このリモートコントロールFは,PENTAXのコンパクトデジカメOptio S5iを買ったときに,オマケで付いてきたものだが,それがK10Dも使えるというのはありがたい。こういうオプション品は価格も高く,しかも機種毎に専用品が用意されていたりして,カメラ本体の価格を下げた分をオプション品で稼ごうとしているのが見え見えだったりすることが多いだけに,PENTAXの配慮が嬉しい。

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PENTAX DA18-250mm F3.5-6.3EDを買った

 タムスパ(TAMRON AF28-200mm F3.8-5.6等)に始まる高倍率ズームにはあまり興味を持たずにきたが,最近はニコンの手ぶれ補正機能付きの高倍率ズームAF-S DX VR Zoom NIKKOR ED 18-200mm F3.5-5.6Gが欲しくて堪らない状況だった。が,発売開始以来ずーーっと品不足が続いている。同様に欲しくて堪らないPENTAXのDA☆レンズに至っては,予約しても何ヶ月も待たなければならない状態だ。
 飢餓は欲望の増大を招く。半ば必然的に,レンズ一本であれこれ気楽に撮影できる高倍率ズームということで,発売開始間もないPENTAXのDA18-250mm F3.5-6.3EDを衝動買いすることになった。

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 K10Dに付けてみる。250mm(フィルムの135サイズで375mm相当)時にはF6.3と暗くなってしまうが,K10Dで使う場合はボディに手ぶれ補正機能が付いているので,何とか使えるんじゃないかと思う。私には,ボケた部分が綺麗な写真を撮ったり,ボケ味を鑑賞したりする趣味はないので,開放F値が大きいこと自体は特に気にならない。

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 250mm時には,こんな感じでレンズが伸びる。かなりカッコ悪い。

 一日使ってみての印象&写真は以下の通り。
(「さすけね」11月4日:戸塚と東戸塚は電気羊の夢を見るか?)

【良い】
・ズーム比の割に小型軽量
・大きな欠点のない画質

【悪い】
・クイックシフト・フォーカス・システムが付いていない
・LOCKしないと,いつの間にかレンズがずるずる伸びてくる
・AFが迷うことが多い

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