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2007年8月の1件の記事

2007年8月11日

新しいVAIO type Tが届いた

 旅行にノートパソコンを持ち歩かなくなって約1年。パソコン以外では,写真用の三脚や望遠レンズを持ち歩くこともほとんど無くなったため,旅の荷物は本当に軽くなった。

 ノートパソコンの代わりにメールやWebの読み書きに使用しているのが,シャープのZaurus SL-C3000(Linux搭載Zaurusということで,通称「リナザウ」)である。CFカードスロットにPHSカード(私はDoCoMoのP-in Freeを使用)を差しておくと,PHSの電波の届くところならどこでもメールの読み書きが出来る。これで,今までノートパソコンで行っていたことの大半は可能だ……と思っていた。

 が,しかし,Zaurusだけでは不便を感じることが多く,不満が募るばかりだった。
・標準メーラーの動作が遅く,POPサーバーからのメールの読み出しが異常に遅い。
(携帯電話で同じPOPサーバーのメールが読めるように設定しているが,TEXTだけとは言え,Zaurusよりも携帯電話の方がはるかに早いのは異常だ)
・標準メーラーと標準WebブラウザNetFrontしか起動していない状態でも,簡単にメモリ不足になる。
(ソフトの出来が悪く,メモリーリークしているのではないだろうか)
・NetFrontが一世代前のブラウザで,PNG画像にも対応していない。
(愛用している国土地理院サイトの地形図が表示できないのは非常に辛い)
・仕方のないことだが,デジカメ画像用の外部ストレージとしては使えない。

 というわけで,一大決心。持ち歩き用の新しいノートパソコンを購入することにした。他人から見れば単なる「衝動買い」「無駄遣い」かもしれないが,私にとってはあくまで一大決心である。

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 ソニーの直販サイト Sony Style からの段ボールが届いた。やけに大きな段ボールなので驚いた……。

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 買ったのは,VAIO type T(VGN-TZ90S)のオーナーメードモデル(ボルドー色)である。
 持ち歩き用のノートパソコンといえば,松下の定番Let's noteや,久しぶりに注目されている東芝のdynabook SS RX1,マイナーだが富士通のFMV-BIBLO LOOXなんてのもある。超小型ということでは,VAIO type Uや工人舎のミニ・ノートPCもある。

#それにしても「工人舎」という名前は懐かしいなぁ。PC-8001にカセットテープデッキを繋いで使っていた頃,工人舎の5インチフロッピーディスクドライブが欲しくてたまらなかったっけ。

 数多くの持ち歩き用ノートPCがある中,VAIO type T(の直販モデル)に決めたのは次のような理由からである。

(1) 見た目がカッコいい ──根がミーハーなもんで,デザイン第一なのだ──
 自分で魅力的に感じているもの以外は持ち歩きたくない。
 製品のあちこちに「デザインに力を入れています!」という主張が見えても,たとえば側面に付いているD-Subコネクタのインシュレータ(絶縁物)がボディの色とまったく関係のない色だったら(ボディの色が白やシルバーなのに,青いD-Subコネクタが付いている製品がいかに多いことか),それだけで製品は台無しである。製品開発プロジェクト内でのデザイナーの位置付けの低さまでもが透けて見えてしまうような気がする。VAIOやAppleの製品では考えにくいことだ。

(2) 慣れたUS配列のキーボードが選べる ──いまさらJISキーボードは使えない──
 今どきUS配列のキーボードに拘泥するのは,アナクロ(時代錯誤)過ぎると自覚はしている。しかしながら,やっぱり慣れには逆らえない。特に,キーボードは「無意識」に使うものだから,ほんの少しでもキーボードの存在を意識させる(無意識に押したときに,いつもと違う動作をする)のでは困ってしまう。だから,使っているパソコンのキーボードはどれも同じ配列のものを選びたいのである。
 キーボードを無意識に使うという意味で,キーバインドや各種ショートカットの統一は重要である。要所要所でEmacsのキーバインドが使えるMac OS Xには筋の良さを感じる。
 Control-hでの動作が無茶苦茶なWindowsにはセンスの悪さを感じるが,それでも各種キーバインド変更ユーティリティを作ってくださる御仁の存在に助けられていた。今度購入したVAIO type TのOSは悪名高い(Windows MEの再来?)Windows Vista Home Premiumだが,そういうキーボード・ユーティリティを軒並み淘汰してしまうような仕様には驚いてしまった(恥ずかしながら買ってからこのことを知った)。Webの情報に助けられて,何とか「A」の隣をControlキーにはしたものの,今後の道のりに暗雲が漂っているような気分である。

(3) フラッシュメモリーSSD 32GBで動作する
 今まで使っていたVAIO PCG-TR2/Pに限らず,Windows機はサスペンド/レジュームの動作が非常に遅い。サスペンド状態からの復帰には平気で20秒以上かかるし,ハイバネーションからの復帰にはヘタをすると1分以上も待たされる。ほんの数秒でスリープ状態から復帰するMacintoshのPowerBookやMacBookを常用していると,サスペンドからの復帰時間は耐え難い長さ,なのである。
 というわけで,一般的なアクセス速度の仕様から言えば,起動ディスクがフラッシュメモリードライブ(SSD:Solid State Drive)になったからと言って,サスペンドからの復帰時間が圧倒的に短くなることは考えにくいが,多少なりとも効果があるのならば,ということで藁にすがった心持ちである。

■今回購入したVAIO type T (VGN-TZ90S)の詳細仕様:
色:ボルドー
ディスプレイ:11.1型クリアブラック液晶(ツヤ無しがあれば良かったのだが…)
キーボード:英字配列キーボード
プロセッサ:Core 2 Duo 1.2GHz
メモリ:2GB
SSD:32GB
HDD:160GB
DVDドライブ:無し(旅先でDVDを見たりしないので)
ワンセグチューナー:無し(PCでテレビを見たりしないので)
付属ソフト:無し

 ところで,Windows PCを買うと,ボディにあれこれとシールが貼られていて気持ちが悪い。

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 これはWindows Vistaのシール。

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 入ってるのが分かってるのに「Intel入ってる」シール。

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 気持ち悪いシールを綺麗に剥がして,今まで使っていたVAIO PCG-TR2/Pと並べて記念撮影。こうやって並べると,意外に同じぐらいの大きさだったのでびっくり。

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 真横から見ると,PCG-TR2/Pに比べてVGN-TZ90Sの薄さが際だつ……と思いきや,意外なことに差が分かりにくい。実際に手にしてみれば,その差は圧倒的なのだが……。

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 ACアダプタが小さくなったのが嬉しい。というより,PCG-TR2/PのACアダプタが,ありえないぐらいにデカかったのだが。

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 その小さいACアダプタを直接コンセントに接続するための「ウォールマウントプラグアダプター」は,なぜかオプションで別売になっている。しかも,「ウォールマウントプラグアダプター」を入手するためには,ACアダプタを丸ごと買わなければならない。なんとも阿漕な仕様である。
 でも,MacBookやiPod等のユーザーならば,Apple製品のACアダプタのプラグ部分がそのまま流用できるので,利用しない手はない。

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