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2005年5月の4件の記事

2005年5月31日

ニコンD2Xを衝動買いする阿呆

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 「衝動」を広辞苑で引くと,(1)人の心や感覚をつきうごかすこと,(2)反省や抑制なしに人を行動におもむかせる心の動き,と書かれている。D2Xが私の心をつきうごかして財布のひもを緩めさせた感じではなく,どちらかというと(2)の状態だったように思う。とにかく,朝,家を出た時点では考えていなかったものを買って帰ったことになる。

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 まずは,銀塩フィルムカメラのフラッグシップ機F5と並べてみる。F5にはAF-S24-120/F3.5-5.6レンズ,D2XにはAF18/F2.8を付けている。

 どちらのカメラも,ボディのデザインは有名なカー・デザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロが関わっていると言われる。しかし,良く見るとD2Xにはやや冗長なハイライト・ラインが見られるのに対して,F5のほうがシンプルでスッキリとしている。見慣れていることもあるが,F5のデザインのほうが数段優れているように感じられる。

 F5は35mmフィルム・フルサイズで100%の視野率を実現し,さらにはファインダー部が交換式になっているのに対して,D2Xのファインダーは固定式で,APS-Cサイズのため視野率は100%でもファインダー部の大きさはD2Xのほうがかなり小さい。APS-Cサイズの一眼デジカメ共通のアドバンテージである。
 とは言え,カメラ全体の大きさはほぼ同じになっている。大型2.5インチ液晶モニタを搭載するなど,小型化しにくい理由もあっただろうが,元々F5のサイズが海外では「小さくて持ちにくい。ボタン類も小さすぎる」との声もあったらしく,いろいろ検討した結果,同じようなボディ・サイズに落ち着いたのだろう。もちろん,各ボタン類は大型化して操作しやすくなっている。

 F5で使いにくいと感じていた点の中で,電源スイッチに不便なロック機構が付いていること,縦位置グリップにメイン/サブ・ダイヤルが無いこと等は当然ながらD2Xでは改善されている。

 D2Xでも改善されていない不満な点は以下の通りである。

(1) 縦位置グリップのシャッターボタンの位置
 横位置のシャッターボタンに比べるとレンズの中心軸に対して高い位置に付いているため,構えによってシャッターボタンを押す指の相対位置が異なってしまう。
 たとえば,PENTAXのMZ-S(銀塩フィルムカメラ)の縦位置グリップは,
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のようになっていて,縦位置でも横位置でも,レンズを支える左手とシャッターボタンを押さんとする右手の位置関係が同一になるように設計されている。ぜひとも見習ってほしいものである。
 D2Xのような角の部分にシャッターボタンがあると,うっかりシャッターボタンを押してしまう可能性も高いのだが,幸いなことにデジタルカメラではフィルムを無駄にしてしまうことは無い(F5では何度もフィルムを無駄にしたことがある)。

(2) 旧態依然としたマニュアル露出時の操作方法
 一言で言えば,PENTAXの「ハイパーマニュアル」のような機能を付けてほしい,ということである。
「ハイパーマニュアル」を一言で説明するのは難しいのだが(一度使った人は,もう他のカメラのマニュアル露出は使えなくなるはず),グリーンボタンを押すとプログラムライン上の露出に設定され,絞り値とシャッター速度を調整して露出を決めた後でAEロックボタンを押すと,設定した露出値のまま絞り値とシャッター速度を変更できる,というものである。言葉で説明すると難しいようだが,実際に操作してみると非常に合理的なのだ。カタログでいくら説明してもわかりにくく,スペック的にはまったくアドバンテージにならない機能ということもあり,PENTAXにも迷いがあるらしく,すべてのカメラにこの機能を付けているわけではない。

 たとえば,列車の写真を撮る場合,何も考えずにプログラムAEやシャッター速度優先AEで撮影すると,列車のヘッドライトの明るさに引っ張られて,露出がアンダーになってしまうことが多い。ヘッドライトの影響を無くすには,露出をマニュアルで行うしかないのである。

 旧態依然とは書いたものの,D2XでもAEロック時にボタンを押しっぱなしにしなくても良いように設定できるようになっており,マニュアル露出時にAEロックさせれば同じ露出値のままシャッター速度や絞り値を変更することが可能になっている。こういう改善は評価したい。

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 D2Xと*ist Dを並べてみる。ある意味,不当な比較なので,このように並べた写真を見ることはほとんど無いが,実際に並べてみると大きさの差は意外に小さいような気がする。
(実際に手に持って比べてみると,その大きさ,重さの違いには唖然としてしまうのだが)

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2005年5月12日

CDを「大人買い」

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 おまけ付きの駄菓子を大量に買い占めるという子供の頃の夢を,大人になって給料をもらうようになってから実現することを「大人買い」と言うらしい。そんなことは「大人げない」と思いつつ,月に1回程度の頻度でCDをまとめ買いしてしまう。今日もCDを9枚買ってしまった。
 ジャズを聴き始めて間もない学生時代は,本や雑誌からの知識であれもこれもと聴きたいレコードが増えるものの,親からの仕送りで生活していたため簡単にレコードを買える状況ではなかった。大学院も含めて6年間はレコードプレイヤーすら無く,実家や友人のところでカセットテープにダビングしてラジカセで聴く毎日であった。
 その反動で,給料をもらうようになってからはたびたびCDを大人買いしてしまう。アパートの狭い部屋にはCDが山積みになって悲惨な状況である。250GBぐらいの大容量iPodが出てほしいと希望する毎日だが,iPodの容量が増大するペースと購入するCDが増えるペース,果たしてiPodの容量が追いつく可能性はあるのだろうか……。

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2005年5月 7日

旅行時に持ち歩くメール環境は……

 Zaurusを買う前に毎日持ち歩いていたノートパソコンはPowerBookG4 12inchだったが,旅行時に持ち歩くのはVAIO TR2/Pだった。TR2/PのACアダプタが異常に大きいため,ACアダプタ込みのサイズや重量はPowerBookとVAIOで感覚的に大差ない感じだったが,VAIOにはPCカードスロットが付いており,そこにPCカードタイプの大容量ハードディスクを差し込んで,デジカメで撮影したデータをシンクロさせて二重化して保存できるため,安心して持ち歩けるというメリットがあったのだ。
 今年のゴールデンウィーク前半の旅行では,そのVAIOの持ち歩きをやめ,メールはZaurusに頼ってみようと思ったのだが,たった三日間の旅行でも不満がたまり,次回からはやっぱりノートパソコンを持ち歩こうと決心したのだった。

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 VAIO TR2/PとPowerBookG4 12inchを並べてみたところ。TR2/Pのほうがかなり小さいのがわかる。
 液晶ディスプレイは逆にTR2/Pのほうが表示ドット数が多く,明るさもかなり明るいのだが,最近流行のテカテカ液晶なので写り込みが激しい。また,Windowsのノートパソコン全般に言えることだが,PowerBookのように色温度やガンマ値を微調整することができないのは,かなり不満を感じる。

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 ディスプレイを閉じた状態で比較すると(感覚的な比較ではあるが),大きさの差は小さくなったように感じる。実際に手に持った感じでも,VAIO TR2/Pはズングリムックリで分厚い感じである。逆に,重量の差(PowerBookが2.0kg,VAIOが1.5kg)は実際の差500g以上に感じる。

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 また,VAIOの光学ドライブがトレイ・タイプなのに対して,PowerBookのスロット・イン・タイプのドライブは見た目がエレガントだし,使いやすい。

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 PowerBookのディスプレイ・ラッチ・ボタンに付いたスリープ・インジケータは,蛍の光が明滅するような感じで,フワーっ,フワーっとアナログっぽく光る。細かなところだが感動してしまう。

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 電源ボタン周辺の造形も見事である。

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 さらに,ディスプレイのラッチは,ディスプレイを開いたときには額縁の中に自動的に隠れ,出っ張りは無くなる。ギミック的な機構だが,案外実用的である。

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 Apple社賛歌のようなエントリーになってしまった……。

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約15年ぶりにノートPC無しの通勤へ

 約15年前から,職場へは毎日ノートパソコンを持ち込んでいた。私用メールの読み書きをはじめとして,広辞苑などの辞書類の使用や,(職場のLAN環境では業務外Web閲覧禁止だが,業務で見たくても見ることのできないページが多く)Webの閲覧のためである。以前はNetNewsの読み書きやNIFTYのフォーラムの読み書きもしていた。
 しかし,私物パソコンの職場への持ち込みに対する時代の逆風は厳しく,さらには昨年から続く腰痛のため重いノートパソコンを持ち歩くことがつらくなってきたため,15年ぶりにノートパソコンの毎日の持ち歩きをやめることにした。なかなか感慨深いものがあるためBlogに書いておくことにする。ちなみに今まで持ち歩いていたのは,EPSONのWordBank Note2,東芝初代Dynabook,AppleのPowerBook100,PowerBook180,PowerBookDuo250,PowerBookDuo280,PowerBook2400c,カシオのFIVA 206,FIVA 216XL,AppleのPowerBookG4 12inchである。

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 ノートパソコンの代わりに持ち歩いているのが,シャープのZaurus SL-C3000である。タッチペンが安っぽく,すぐになくしそうな感じだ。

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 こんな感じでディスプレイ部が回転し,横表示のキーボード使用スタイルと縦表示の閲覧スタイルを切り替えることが出来る。Zaurus SL-C3000最大の特徴──ある意味では最大のギミック──である。

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 キーボード中心に使うときにはこんな感じになる。P-in Freeのカードを入れっぱなしにしているとキーボードは非常に使いにくく,キータッチも以前使っていたHP200LXに比べると見劣りする。

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 HP200LXと並べてみた。

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 最後まで持ち歩いていたPowerBookG4 12inch。全体がアルミニウム合金で出来ており,実に美しく,使いやすいノートパソコンだ。キーボードもちゃんとしたピッチを確保している。剛性の高さも見事で,比較に値するのはIBMのThinkPadの一部機種ぐらいだろう。唯一の不満は,ほとんどがアルミニウム合金で覆われているためか,無線LANの感度が若干低いことぐらいか。
 最初にアルミニウム合金製のPowerBookが出たときに,「表面にすぐ傷が付く」「傷が付きやすい」という話をするひとがあちらこちらに見かけられたが,さすがに現在はいなくなったようだ。そりゃそうだ。アルミニウム合金の酸化皮膜は非常に堅く(単純には比較できないが,硬度9のサファイヤやルビーは酸化アルミニウムである),爪でごしごしこすったぐらいじゃ傷が付くはずがない。ノートパソコンを毎日持ち歩くと,普通のプラスチックや表面に塗装を施したものは,数ヶ月であっという間に角が剥げたりテカったりしてくるのだが,このPowerBookG4 12inchは2年間使っても剥げたりテカったりしていない。

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 PowerBookにZaurusをのせてみると,こんな感じになる。ZaurusはPDAとしては小さなほうではないが,ノートパソコンとは比較にならないほど小さく,バッグに入れ忘れても気付かないほどである。

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 PowerBookG4 12inchの前に持ち歩いていたカシオのFIVA216XLである。きゃしゃな作りで,あちこちに歪みがあったりするが,1kgを切る重量で,IEEE1394インタフェースが付き,PCカードスロットの他にCFカード用意されている等,現在でも魅力的なスペックのPCだった。206と216XLが相次いで壊れ,その代わりに購入したのがソニーのVAIO TR2/Pだったが,CFカードスロットの代わりにメモリースティックのスロット(私にとっては無駄なスロット)しか付いておらず,P-in FreeカードでPCカードスロットが埋まってしまうため不満が大きい。

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 昨年PowerMacG5を買うまでメインマシンだったPowerBookG4 15inch Titanium。古いマシンなので,無線LANがIEEE802.11bしか用意されておらず,自宅の無線LANはIEEE802.11g専用(11b混在だと遅くなるため)に設定しているため,このPowerBookのPCカードスロットにはIEEE802.11g無線LANカードを入れている。

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 以上のPCを重ねてみると,大きさの違いが見てとれる。特筆すべきは,一番大きなPowerBookG4 15inch Titaniumの薄さである(この写真ではわからないが)。

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