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2005年8月 5日 (金曜日)

羽越本線を俯瞰/そして日本海の夕日

 古い城下町村上の街並みを歩いてみようと思っていたのだが,米坂線で鉄道写真が撮れずに欲求不満がたまったので,羽越本線では鉄道の撮影に専念することにする(暑くて暑くてあまり歩き回りたくなかったというのが正直なところかも)。
 羽越本線の村上から北側は日本海に沿って線路が敷かれ,しかもその海岸線は有名な笹川流れをはじめとして変化に富んだ美しい景色が楽しめる。だが,その村上以北の普通列車の本数は米坂線並みに少ない。列車に乗りながらの撮影旅行が難しい区間である。

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 村上の隣の間島駅で下車する。

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 間島駅近く,トンネルの上の坂を登っていると貨物列車がやってきた。昼過ぎのこの時間帯,旅客列車はほとんど走っていないが,貨物列車は頻繁に走っている。
 小さな畑が重なって,段々畑になっている。よく見ると,これらの段々畑はもともと棚田だったことがわかる。小さな棚田では生産性が低かったろうし,減反政策の影響もあるのだろう。棚田だった頃にここに来てみたかったと,ふと思った。

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 さらに坂を登り,風景と蝉の鳴き声を楽しみながら何かしら列車がくるのを待つ。乗ろうと思っている列車の時刻まで時間はたっぷりある。時刻表に載っている列車は数少なく,貨物列車が来ることに期待する。
 と,さっそく貨物列車が走ってきた。

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 線路の向こう側に見える細い直線道路は,旧羽越線跡である。旧線は海岸線に沿って走っていたが,複線化とともに海から離れたところをトンネルで通過するように付け替えられている。

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 海から吹き付ける風が気持ちよかったため,乗る列車を一本遅らせることにした。
 時間に余裕ができたため,特急いなほを撮ることができた。

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 当初乗る予定だった各駅停車が眼下を走り去る。

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 旧線跡に降り立ってみる。路肩に立てられた棒は積雪時に道路があることを示すものだろうか。

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 各駅停車に乗って北に向かう。
 今川駅で対向列車を待つ。今川駅のホームのすぐ横には存在感のあるお寺がある。

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 対向列車は妙にハデな列車だった。何かのイベント列車だろうか。

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 日本海に陽が沈み始めたので車窓から撮影する。しめ縄が張られた岩があった。日没の美しさに神秘的なものを感じるのは無理もない,と思った。

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 日本海の日没は格別である。

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 日没まで日本海の夕日を見ていたかったが,羽越本線は小波渡(こばと)駅を過ぎると海岸から離れ,内陸を走るようになる。

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 列車は庄内平野をひた走る。ここは日本有数の米どころである。

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コメント

こんばんは
羽越本線沿線は穏やかだったようで何よりでした。冬は強風が吹きつける所です。
鉛色の日本海も情緒がありますが、地元の方々にとっては憂鬱なものに違いありませんね。
道路の脇の木のくいは刈り取った稲を干すためのものです。自然乾燥が行われているようです!

投稿: Racexp | 2005年8月 8日 (月曜日) 20時08分

こんばんは。
 当日は穏やかで,本当にのんびりすることができました。日本海沿岸といえば,海側は間垣などで囲われていたりして,冬の厳しい気候を感じさせる風景が多いですね。
 なるほど,道路際のはハザ掛けのためのハザ木なのですね。福島出身の私にとって,ハザ木はこの季節,田んぼの端に束ねておくものという印象だったことと,新潟のハザ木といえば上部に枝葉のある生きた木の並びがあまりに有名だったため,「ハザ木に似ているけど何だろう」と思ったのでした。

投稿: 三日画師 | 2005年8月 9日 (火曜日) 22時13分

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