カテゴリー「Gadget」の75件の記事

2018年2月17日

(このブログは「控え」であり,メインのブログではありません)

 ブログ記事の更新を長期間サボっていたら,Google検索などで“三日画師”を検索したときのランクが下がってしまったらしく,メインのブログ『写真撮っけど,さすけねがい?』よりも,名前を付けたこっちのブログのほうが上位に表示されてしまうようになった。

 以前は『写真撮っけど,さすけねがい?』を見てくれていた人が,検索結果上位にある『三日画師のかすかだり』を見て,

 「最近ブログの傾向を変えた?」
 「以前とは全然違ったブログになったね」

という反応をしてきたので,とりあえずメインブログへのリンクを冒頭に置くことにしてみた。

 私のメインブログ『写真撮っけど,さすけねがい?』は下記になります。

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http://mikkagashi.cocolog-nifty.com/

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2017年4月 5日

iPhone 5s から iPhone 7 に機種変更

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 docomoがiPhoneを始めた2013年9月から使い続けてきたiPhone 5sだったが,バッテリーが完全にヘタってしまい,満充電だったiPhoneを一日中職場の携帯ロッカーの中に置いておくと,帰宅時には残り容量が数%にまで減少している状態になってしまった。

 金属製ロッカーの中で電波が弱くなるので,iPhoneが頑張って通信しようと電波を増幅するためにバッテリーを余計に消費するのだろう。通信量の多いアプリを落としたり,飛行機内モードにしたりしていたが,焼け石に水。

 とうとう新しいiPhone 7に機種変更した。4.7インチディスプレイの256GBモデルで色はジェットブラック。
 実は片手使用派なのでiPhone SEが本命だったが,ストレージが最大でも128GBのままで,とうとう256GBのタイプが出なかったため,泣く泣くあきらめた。256GBあればiTunesの音楽が丸ごと入ってしまうのが大きい(Apple MUSICがあるので,丸ごと入れる魅力は薄くなったが)。

 帰宅してさっそくバックアップからシンクロ……と思ったが,なぜかエラーが出る。一瞬焦ったが,新しいiPhone 7のOSが古いiOS10.2のままだったため,まずは最新のiOS10.3.1にアップデートしたら無事にシンクロ完了。

 待つこと約30分でiPhone 5sと中身がまったく同じiPhone 7が出来上がった。壁紙はiPhone 4の頃の水滴のやつがそのまま引き継がれている。iPhoneを使っている限り,新機種になってもアプリをインストールし直したり,データを読み込み直ししなくて済むので楽ちんだ。

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2016年9月18日

iPhone 7 登場。やっぱりAppleは変態だった

iPhone 7 登場

 日本時間の9月8日午前2時に開催されたAppleのイベントで iPhone 7 が発表され,9月16日に一斉に発売された。

 やっと防水仕様になったことや,日本独自規格になりそうだったFeliCiaに対応したこと,ホームボタンが物理ボタンからタッチセンサーになったこと,そしてとうとう忌まわしき「Dライン」がなくなったことなどが注目されている。

 iPhone 7を見て,個人的には「やっぱりAppleは変態だ」と思った。なぜならiPhone 7は,大量生産が必要な民生品にはあり得ない製造方法で作られているからだ。

 まず,iPhone 7発表前にリークされていた画像を見てほしい。

iPhone 7 リーク画像

 この写真を見て,私はカメラ部分の出っ張りに落胆するとともに,板金プレス加工かプラスチックの射出成型品のように見える外観に,とうとうApple社がiPhoneボディのアルミ合金切削加工をやめるのかと思った。

 なぜなら……

iPhone 7 リーク画像に追記

 このリーク画像のカメラ部分の出っ張りの赤線部分は,小径のボールエンドミルもしくは特殊なエンドミルによる加工が必要な「微小な内R(インナーR)」からテーパーに繋がる形状になっているからである。
 出っ張りが小さいので加工が不可能というわけではないが,そこまでして加工するほどカッコいいデザインではない。上にも書いたように,こういう形状は安上がりな板金加工や射出成形品によくある形状である。

 ひょっとしたらプラスチックの射出成形ではなく,以前話題になったリキッドメタル(射出成形が可能な金属)がとうとう採用されるのかとも思った。

 だが,登場したiPhone 7のカメラ部分の出っ張りはリーク画像とは全然違っていた。

iPhone 7 カメラ周りの形状

 リーク画像の赤線部分にあった「内R(インナーR)」のR寸法が大きく,太めのボールエンドミルで加工できる形状になっているのである。

 そう,Apple社はiPhone 7の筐体のキャビティ部分(部品の入る凹み側)だけでなく,iPhone 6sまでは簡単な仕上げ加工しか必要としなかった背面までも,カメラ部分の出っ張りを残してアルミ合金切削加工を行うことにしたのだ。ヘンタイならではの選択である。

iPhone 7 エンドミルで削り出し

 上図は,アルミニウム合金ボディの背面を,カメラ部分の出っ張りを残してエンドミルで切削加工しているところの写真である(カメラ部分のキャビティを切削している)。酔狂にもほどがある製造方法だ。

 日本のメーカーのメカ技術者には,こんなことをブログに書いている私のような暇人は少ないから,その界隈から特に大きな声が聞こえてくることはないが,「こんなのを切削で作るのかよ〜?」「意味わかんねぇ〜」「ふつう別パーツで作るだろ〜」という地響きのようなため息が聞こえてくるのを感じた。

 それほどまでにApple社の技術者はヘンタイ(もちろん褒め言葉)なのである。

iPhone 7 3D回転研磨

 カメラ部分の出っ張りをエンドミルで切削加工できたとしても,どうしてもツールマーク(やカッターマーク)は残る。表面に陽極酸化皮膜処理をする前に,ツールマークなどをきれいにするため,一般的なバフ研磨処理をするのではなく,「3D回転研磨」という処理を行っている。

 この「3D回転研磨」処理については,どういう技術なのかよくわからなかった。カメラ部分の出っ張りを不用意に研磨しすぎないような処理なのだろうとは思われる。バレル研磨とバフ研磨の中間のようにも見えるが,より精密な研磨処理のだろう。

iPhone 7 酸化皮膜を磨く

 ジェットブラックの仕上げでは,さらに凝ったことをしている。陽極酸化皮膜を付け,多孔質部分に染料を染み込ませた後で(ふつうはここで仕上がり),研磨剤を含んだ磁性流体を使って表面を高精度に研磨しているのだ。磁性流体の磁場などを調整することで研磨剤の特性を制御できるのが特徴らしい。

 そうして,とうとうジェットブラック仕上げの美しいiPhone 7が出来上がる。美しい表面仕上げにここまでこだわったiPhoneであるから,ユーザーはみすぼらしいケースなどに入れたりせずに,ぜひとも美しいままの姿で使用してほしいものである。

 iPhone 7 の筐体にリキッドメタルは使われなかったが,筐体の仕上げに磁性流体が使われた。
 5年ぐらい前に,Apple社がリキッドメタルの使用ライセンス契約を取得したとき,リキッドメタルと磁性流体を混同してしまう人が後を絶たなかったが,意外なかたちで磁性流体とiPhoneが関わることとなった。

 さて,私は現在 iPhone 5s(64GB)を使用している。約3年間使用し続けていて,バッテリーがかなりへたってきており,そろそろ機種変更を考えているところだ。

 iPhoneを片手で使用したいのと,カメラ部分の出っ張りが嫌いなので,乗り換えるならばiPhone SEかと思っているのだが,iPhone SEのストレージ容量が最大64GBしかないため,躊躇しているところである。
 MacのiTunesに入っている音楽を全部iPhoneにも入れたいので,少なくとも200GBの容量がほしい。

 iPhone 7は片手で使うには大きすぎ,カメラ部分は出っ張っているが,最大容量256GBのモデルがある。さてさて悩ましすぎる……

【関連記事】
2015年10月 4日:iPhone 6s発表。落胆そして感服
2013年10月20日:iPhone 5sのホームボタンの話
2013年9月12日:斜め下からの目線でiPhone 5cに驚く
2013年3月 3日:デザインに対するAppleの拘泥ぶりが恐ろしい
2010年10月21日:新MacBook Air登場:Unibodyはやっぱり凄い
2010年6月10日:Apple iPhone 4 びっくり仰天のハードウェア

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2016年7月 9日

「Eye-Fi」旧製品のサポートが終了

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 Eye-Fiから「あなたの Eye-Fiカードに関する重要なお知らせ」というメールが届いた。なんと,本日(2016年7月6日)旧製品ラインのサポートを停止するという突然の通知だった。

 対象となる旧世代の製品は「Eye-Fi Pro X2またはそれよりも前の世代の製品」で,私がRICOHのGRやCanon PowerShot S100で使用している「4GB Connect X2」がモロに合致する。

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 まずは2016年9月16日にクラウド機能が利用できなくなり,2016年9月X日以降にはスマートフォンやPCに直接転送する“ディレクトモード”も使えなくなるようだ(正確な表現をすれば,機能するかどうかの保証ができない状態になるという)。

 もともとクラウド機能は使っておらず,GRで撮った写真をその場で1枚だけiPhoneに転送するのに使用していたため,クラウド機能が使えなくなっても問題ないと思っていたが,iPhoneのEye-Fiアプリのアップデートもなくなるため,iOSのアップデートにともなう動作保証がなくなってしまうのである。

 iPhone側のEye-Fiアプリが動作しなくなると,私のEye-Fiカード4GB Connect X2は,わずか4GBしか容量がなくて,バッテリーを多めに消費するだけの単なるSDカードになる……

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2016年5月18日

携帯のGPS情報を本人通知なしで捜査利用

 携帯のGPS情報、本人通知なしで捜査利用 新機種から(2016年5月16日 朝日新聞)

 今夏発売の携帯電話の新機種の一部から、捜査機関が、本人に通知することなく、GPS(全地球測位システム)の位置情報を取得できるようになることがわかった。総務省が昨年、個人情報保護ガイドラインを改定し、本人通知を不要としたことを受けた措置で、機種は今後順次拡大していく見通し。犯罪捜査に役立つ一方、プライバシー侵害の懸念もある。

 NTTドコモは、11日に発表した、基本ソフト(OS)「アンドロイド」を使うスマートフォン5機種で対応を始めるという。19日から順次発売する。

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 ちょうど1年ぐらい前に,携帯電話のGPS情報の捜査利用が話題になっていたことを思い出した。
 Evernoteで探したところ,2015年6月24日に「総務省が通信業界への指針(ガイドライン)を改定し,携帯電話のGPS情報を犯罪捜査に使いやすくした。裁判所の令状があれば,携帯会社が本人に知らせなくても位置情報を得られるようにし,詐欺集団などの摘発にいかす」という記事が見つかった。

 改定前は,プライバシーへの配慮から,捜査機関が情報を取得するにあたっては位置情報取得の「本人への通知」が条件になっているため,犯人に逃げられたり証拠隠滅の恐れがあり,捜査には使えないことが問題になっていた。

 そして,今夏発売の新機種から,とうとうGPS情報の本人通知なしでの捜査利用が始まることになる。

 ドコモによると,既存の端末については,ソフトのアップデートを通じて対応することを検討中だという。

 しれっと「アップデートを通じて対応」と書かれているが,利用者に無断で,あるいは利用者が気づかないうちにキャリアまたは捜査機関が位置情報を取得するアプリを端末にインストールすることは,「不正指令電磁的記録に関する罪」に該当しかねない対応だ。犯罪捜査という“正当な理由”がどこまで錦の御旗になるか,議論のあるところだろうと思う。

 とてもモヤモヤする話だが,私が利用しているAppleのiPhoneは,キャリア側から利用者の位置情報を取得できない仕組みになっており,本件の影響は受けない。位置情報取得の対象はAndroidだ。iPhoneを犯罪に利用するわけではないが,とりあえず安心できる。

 本人への通知なしで捜査機関にGPS情報をホイホイと渡す日本の携帯キャリアと,FBIの執拗なロック解除要請を断り続けたApple。古い機種や旧バージョンOS利用者をあっさり切り捨てるAppleは気にくわないが,どこを信用するかといえば一択となる。

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2016年3月23日

Appleが4インチ液晶のiPhone SEを発表

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 3月22日未明,AppleがiPhoneの新モデル「iPhone SE」を発表した。

 サイズや質量はiPhone 5sとほぼ同じで,プロセッサーはiPhone 6s/6s Plusと同じA9チップ,M9モーションコプロセッサを搭載している。残念ながらTaptic Engineや気圧計は搭載されていない。要は,ガワは4インチディスプレイのiPhone 5sのまま,プロセッサをA9にしました,という製品らしい。

 世間では「ガッカリした」「ユーザーを馬鹿にしている」という声も多いようだ。

 しかし,個人的には,やっとiPhone 5sから買い換えられる新しいiPhoneが発表されたと好意的に受け取っている。

 昨年の7月16日に「iPhone 6s or iPhone 7 に期待すること」というブログエントリーで,私はiPhoneの次機種に3つの希望を書いた。

 ◎ 4インチ以下の小型ディスプレイ
 ◎ カメラ部分のダサい出っぱりがないこと
 ◎ アンテナ機能のための「Dライン」がないこと

 iPhone SEは,まさに私が希望していた仕様の機種なのである。

 不満に感じるのは,ストレージ容量が16GBと64GBモデルのみしかなく,128GBモデルがラインナップされないことだ。今現在使用しているiPhone 5sのストレージ容量も64GBであり,iTunesの音楽が全部iPhoneに入らない。128GBになっても全部入らないのだが,64GBから増える分はすべて音楽を入れることができるので,128GBモデルがあれば,かなり余裕を持ったマイミュージックになりそうだ。

 半年後ぐらいに128GBモデルのiPhone SE出してくれないかな……

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2015年12月28日

ソフトバンクの iPhone を解約した

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〔2008年夏に買ったiPhone 3Gとオマケ〕

 年内最後の通院帰り,雲ひとつない青空が気持ちよかったため,ソフトバンクのiPhoneを解約し,約7年間続けてきたソフトバンクとドコモのiPhoneの2回線持ちをやめた。

 2008年の夏にiPhone 3Gを買ったときからソフトバンクとdocomoの2回線持ちが始まった。その頃はまだdocomoがiPhoneを出していなかったので,しかたがなかったのだった。
 docomoのいわゆるガラケーを通話専門にし,あっという間にiPhone 3Gがメインとなった。

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〔2013年ドコモのiPhone登場。2台体勢になる〕

 そして2013年にdocomoからiPhoneが登場。さっそくiPhone 5sを購入し,iPhoneの2台体勢となった。

 iPhone 5とiPhone 5sという同じような機種の2台体勢なので,ソフトバンクのiPhone 5は出歩くときのGPSトラッカーとして使い,後でデジタル一眼レフなどで撮った写真へのGPSデータマッチングのために利用していた。

 TwitterやInstagramやメールや地図表示を頻繁に使用するメインのiPhoneと違って,ほぼGPSトラッカー専用としてiPhone使うと,バッテリーの持ちを気にせずにGPSの精度を上げ,衛星捕捉頻度も増やせるので,とても優秀なGPSトラッカーになるのだった。GPS機能付きコンパクトデジカメのGPSは,まったく使わなくなった。
 新しいiPhoneが出れば,古いソフトバンクのほうのiPhoneを機種交換しようと思っていたが,iPhone 6もその次のiPhone 6sも片手で操作するには大きすぎて,買う気にならず……

 しばらくは「なんとか割引(ケータイの契約は複雑すぎて全部を把握していなかった)」などで,ソフトバンクへの支払いは4500円前後,ドコモへの支払いは3800円前後だったので,昔の固定電話でのネット料金が1万円をオーバーしていた時代のことも頭の中にあり,それに比べればマシかなと……

 それがある日から,ソフトバンクへのiPhoneの支払いが5千円を超えた。

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〔パケット定額料が4200円から5200円にアップしたので,たまらず2段階プランの2000円〜6200円プランに変更〕

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〔ソフトバンクの料金プラン(iPhone向けのパケット定額サービス〕

 ソフトバンクの利用額が5千円を超えたのは,「かいかえ割」による特典「パケット定額料1,050円割引」が発生してから1年が経ち,それがなくなってしまったからだった。

 さすがにソフトバンクとドコモを合わせて,約1万円の支払いになるのはつらい。GPSトラッカーとして携帯電話回線を使うのは,GPS衛星が捕捉できない状態で基地局情報を使うぐらいだから,普段は回線をまったく使わない飛行機機内モードでも問題ないし,パケット定額2段階プランに変更した。これだとひと月のソフトバンクへの支払い料は1600円ぐらいに抑えられそうだ。

 これなら,ソフトバンクとドコモへの支払いをあわせても5千円ちょっと。まだしばらくは2回線を維持できそうだ……と安心していた。

 ここからがソフトバンクへの怨み節になる。

 普段はGPSロガーアプリ(myTracksというものを愛用している)だけを起動し,他には何も起動していない。常時機内モードにしているし,自宅では宅内の無線LANに繋がっているため,ソフトバンクの回線をまったく使用していない。請求額は1800円ぐらいだった。
 この使い方をしているかぎり請求額は変わらないはずだから,請求額など気にせずに使い続けていた。

 OSのアップデートも,昔からのやり方でMacにつないだ状態で行うから,問題ないと思っていたのが失敗だった。アップデート後にiPhoneを再起動すると,機内モードじゃなくなっているのだが,それに気付かなかった。その間に,何らかのデータがソフトバンク回線を使用していたらしい。

 機内モードじゃないといっても,ソフトバンクのiPhoneはGPSロガー以外のアプリは起動していないし,通話もしない。毎日使うわけじゃなく,自宅で無線LANに繋がった状態で放置する期間も長かった。

 再起動で機内モードが解除されていることに気付かなかった自分も悪いのだが,まったく使わない状態で1ヶ月放置していても,パケット定額料は2000円ではなく,なんとパケットし放題の上限である6200円に達していたのである。

 OSアップデート時の再起動したときに,すぐに機内モードに設定した場合は問題なかったが,他に作業をしていて,気付くのが数時間遅れただけでも,パケット定額料が2000円を超えている。
 私の使い方のような異常な使い方,つまりほとんどソフトバンク回線を使わないようにしていても,パケット定額料2000円を維持するのは難しいのだ。実質的にこのプランは「使用量の少ない人向けの格安プラン」ではないことがわかる。鳥綱コウノトリ目(あるいはペリカン目)に属する水鳥の名前で呼びたくなるプランだと思う。

 さて,ソフトバンクの回線を解約し,回線使用料を気にせずにiPhone 5をGPSトラッカーとして使うことができるようになった。基地局情報を使わなくなるので精度は落ちるだろうが,まあそれでもデジカメに付いているGPS機能よりはまともに働いてくれることだろう。

 それにしても,ソフトバンクショップで解約の手続きをしたとき,店員さんが解約理由をひとことも聞いてこなかったのには,ちょっと拍子抜けしたかな。以前,WILLCOMのPHSを解約したときには,ものすごく低姿勢で,不満を感じていた理由や,他社に比べて劣っていると感じる点,どんな点が改善したら将来的にまた契約してもらえるか……等々,丁寧に細かく聞かれた記憶がある。

 ソフトバンクショップの店員さんは,「解約した瞬間にメールその他が使えなくなりますけど,よろしいでしょうか?」と聞いただけで(どうせ私は20年ぐらい前から同じメールアドレスを使い続けているので影響はないが),その他には何にも質問なし。どういう理由で客がソフトバンクから離れるのかに興味はないのかな。「7年間ご利用有難うございました」ぐらいあっても良さそうな気がするけど,そういう気づかいもなしだった。

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2015年10月 4日

iPhone 6s発表。落胆そして感服

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 2015年9月10日(日本時間の)未明の『Apple Special Event. September 9, 2015.』で発表されたiPhone 6s / iPhone 6s Plus。9月25日からApple Storeや各キャリアで発売開始となり,さっそく入手した人も多いことだろう。

 まあ無理だとは思いながら,「4インチ以下の小型ディスプレイ機」「出っぱりのないカメラ」「いわゆる“Dライン”解消」という希望を持っていたのだが,いずれも期待外れに終わったので,iPhone 5s(と塩漬けのiPhone 5)をしばらくは使い続けようと思っている。


■ 外観はiPhone 6 から変更なし(だが,そこにApple社の利益率の高さの秘密がある)

 iPhone 6sはApple社が「すべてを新しくした」というわりには,外観も画面解像度も変わらず,変化が感じられずにガッカリしたという声も多いようだ。
 だが,そこにAppleのすごさがある。Apple社は,2015年度第3四半期の売上高は496億ドル(約6兆円),純利益が107億ドル(約1.3兆円),売上利益率はなんと39.7%という高さだ。

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 Android携帯勢は日本のメーカーも含めた合計でiPhone以上の売上げ台数を達成しながら,利益は小さく,売れば売るほど赤字が増えてしまうようなメーカーもあるようだ。

 なにが違うのだろうか?


■ Appleのエンジニアはものづくりをよく知っている

 えっ? Appleは自分のところで製品を作っていないじゃないか?……と思う人も多いだろう。

 たしかにiPhoneは台湾や中国のEMSで製造されている。
 しかし,自社内で製品を作っているメーカーのエンジニアが,Appleのエンジニアより「ものづくり」を知っているかどうかにはやや疑問を感じざるをえない。

 エンジニアは,外形寸法の変更が,どれだけ加工コストや組立コストその他を上げ,トータルでどのぐらいのコストになるのか,ちゃんと管理できているだろうか。そういう意味で,責任はエンジニアだけにあるのではなく,会社としてコスト管理体制が整っているかどうかが問題になる。

 新製品に「新鮮味」を求めて,客先であるキャリアや社内の営業や意匠デザイン部門から,無意味な外観変更の要求をされても,それをエンジニアとして突っぱねられる体勢になっているかどうか,である。

 製品の外形寸法を「変更しないこと」,あるいはどこをどの程度変更したら組立工程に影響するかを深く知ることによって,加工治具,組立治具,ハンドリング治具,試験治具など,製造ラインで使用する治具類がそのまま使えるし,組立装置や試験装置も基本的にはそのまま使える。このメリットは非常に大きい。

 中身の電子部品がすべて新しくなったとしても,電子部品を基板に搭載するチップマウンターはプログラムの変更だけで対応できる。エンジニアが,設計時点で基板の固定点などの制約や製造工程を理解していれば,治具や組立装置を変更せずに済む。

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〔iPhone 4 ボディ加工中に使われている治具〕


■ 7000系アルミニウム合金採用の意味

 iPhone 6s / iPhone 6s Plusのボディ素材には,従来の6000系アルミニウム合金(60材・ロクマル材)ではなく,より強度の高い7000系アルミニウム合金(70材・ナナマル材)が使われていることが話題になった。

 70材の採用は,iPhone 6で指摘されていた強度不足に対応したためと思われる。

 iPhone 6のボディ内部にリブ形状を追加したり,部分的に肉厚にしたり,強度低下の原因となるボタン穴の位置や大きさを変えたりすれば,70材を使わなくても強度を上げられたはずだ。しかし,Appleのエンジニアはそれを選択しなかった。あくまで想像であるが,それらを変更すれば,基板の形状や固定点の位置,搭載部品高さの制限が変わり,大きなコストアップになると判断したのだろう。

 そのため,アルミニウム合金の中で最も高強度で超々ジュラルミンと呼ばれる7000系合金は,製品のさらなる薄型化でも,さらなる軽量化でもなく,ただ前機種と同じ形状を実現するために採用されたのだ。

 利益率30%以上を実現するAppleの「ものづくり」技術に感服する。

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2015年9月11日

iPodクリックホイール特許訴訟でApple敗訴

 iPod操作ボタン訴訟、アップルの敗訴確定(2015年09月10日 読売新聞)

 携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」の操作ボタンに使われた技術の特許権を巡る訴訟で、最高裁第2小法廷(小貫芳信裁判長)は9日付の決定で、米アップルの日本法人と発明家の日本人男性側の双方の上告を棄却した。

 米アップルによる特許侵害を認め、日本法人に対し、約3億3600万円の賠償を命じた2審・知財高裁判決が確定した。

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〔第1世代iPod:特許侵害対象外(2001年11月発売)と第1世代iPod nano:特許侵害対象(2005年9月発売)〕

 日本の発明家は約100億円の損害賠償を求め,Apple側は特許の無効を主張したが,最高裁は上告を棄却,iPodシリーズ5機種の特許侵害を認めた2審判決が確定した。

 特許侵害したのは2004年以降の機種ということなので,物理的に回転するスクロールホイールを採用した第1世代iPod(上記写真)やタッチホイールでもボタンは別に付いていた第2世代や第3世代(下記写真)は対象ではなく,タッチホイールにクリックボタンを内蔵した第4〜6世代iPodが対象になっているものと思われる。

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〔第3世代iPod:特許侵害対象外(2003年5月発売)〕

 しかし,タッチホイールにクリックボタンを内蔵しているのは,第1〜5世代のiPod nanoと第1〜2世代iPod miniも同様なので,「5機種」とつじつまが合わない。

 5機種というのは何なのだろう。無理矢理5機種を考えると,iPod,iPod photo,iPod classic,iPod nano,iPod miniかな……

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〔第4世代iPod:特許侵害の対象(2004年7月発売)〕

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2015年7月16日

iPhone 6s or iPhone 7 に期待すること

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 AppleのiPhoneの次機種の噂がちらほらと聞こえてくるようになった。

 こんなブログにApple社へのお願いや希望を書いたところで,それが何の影響もないことはわかっているが,やっぱり書いておかずにはいられない。

■ 4インチ以下の小型ディスプレイ機
 やっぱり携帯電話は片手で操作したい。
 現在使用しているiPhone 5sでも,親指の対角線にあるボタンは,握りを少し変えないと指が届かない。ディスプレイが4.7インチ / 5.5インチになったiPhone 6 / iPhone 6 Plusへの乗り換えは,それで断念した。ぜひとも4インチ以下の小型ディスプレイ機をラインナップに加えてほしい。

■ カメラ部分のダサい出っぱり
 見た目がダサい。テーブルに置いたときにカタカタする。天国でジョブズが泣いているはず。もちろん,テーブルでカタカタするからといって,四隅にゴム足を付けろということではない。
 逆に,どうしても出っ張らせるなら,バヨネットぐらい付けてほしい(それはそれでダサいけど)。

■ アンテナ機能のためのダサいライン
 ジャージの側面のラインのような,いわゆる「Dライン」である。アンテナ機能のために必要なことはわかる。iPhone 5 / iPhone 5s のツートンは不評だったようだが,iPhone 6 / iPhone 6 Plus を見ると,そのツートンがまともに見えるほどだ。せめて見えなくなる努力をしてほしい。

 Apple社は,新機種を出すたびにむやみにデザインを変えるような会社ではないから,次機種ではiPhone 6の基本デザインが踏襲されるだろう。それはわかっているつもり。でも,カメラの出っぱりをなくすぐらいは可能なはず。

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