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2016年7月14日

山田線上米内〜川内間は2017年秋以降に復旧

 上米内―川内間、来年再開へ…JR山田線(2016年07月08日 読売新聞)

 土砂崩れによる脱線事故で昨年12月から不通になっているJR山田線上米内―川内間について、JR東日本は7日、来年10~12月頃の運行再開を目指すと明らかにした。復旧費は少なくとも10億円に上る見込み。

 土砂崩れが起きた宮古市門馬の現場では、上部の斜面に3か所の亀裂が見つかり、二次災害が懸念されている。JRによると、工事ではまず、崩落の危険がある斜面の上部の土砂約1万2000立方メートルを撤去。その後、亀裂部分の上下の地中に長さ7・5~21メートルほどの杭約320本を打ち込み、地盤を安定化させる。付近は国有林となっている。

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〔山田線区界駅での列車交換(2009年5月2日撮影)〕

 昨年(2015年)12月11日夜に松草〜平津戸間で線路横の斜面が崩落し,列車が崩落した土砂に乗り上げて脱線するという事故が発生,崩落した斜面が急峻で再崩落の危険もあり,そのまま廃線になってしまう可能性も危惧されていたが,復旧して運行再開を目指すことになった。

 崩落した斜面の地盤安定化だけでJR東日本が7億円,国が3億円以上の負担を見込むという。斜面上部に地盤安定化用の杭を打ち込み,斜面の亀裂進行が止まったことを確認した上で,事故現場の脱線車両をクレーンで撤去,さらに斜面下部の地盤にも杭を打つという難工事になる。

 山田線茂市駅と岩泉を結んでいた岩泉線が2010年に発生した土砂崩れによる脱線事故により廃線となったことから,事故が似ていて事故現場も近く,沿線自治体では岩泉線と同様の事態を危惧していたことだろう。とりあえず復旧の日程が明らかになり,関係者は胸をなで下ろしたのではないだろうか。

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