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2016年6月 3日

長崎電鉄の路面電車がまた脱線

 長崎の路面電車また脱線 昨秋にも同じ場所で(2016年6月3日 朝日新聞)

 2日午後10時50分ごろ、長崎市桶屋(おけや)町の市道交差点を走行中の長崎電気軌道の路面電車が脱線した。昨年10月にも同じ場所で脱線しており、5月23日に全面的に運行を再開したばかりだった。

長崎電鉄岩屋橋電停大橋市場

 長崎市の公会堂前通りと桜町通りが交差する公会堂前交差点で,長崎電鉄の蛍茶屋発赤迫行きの電車が脱線した。昨年10月にも同じ切り替えポイントで,同じ赤迫行きの電車の後輪が脱線している。さらに,記事には書かれていないが,2007年5月にも2度,同じ場所で同じ赤迫行きの電車が脱線し,約2か月間運行停止となっており,かなり深刻な状況である。

Photo_2

 脱線した電車の写真を見ると,今回脱線した後輪は約1メートルほど横にずれているだけで,2007年の事故のように,脱線した後台車が道路上を転がり,車両が線路に対して90度も回転するほどの事態にはなっていないようだ。

 2007年の事故の航空・鉄道事故調査委員会の鉄道事故調査報告書では,当該切り替えポイントの右側のガードレール側面に粗い状態の部分があって摩擦係数が大きくなり,そこに接触した後台車の右車輪のフランジ背面がガードレールに乗り上がり,右クロッシングのウイングレールに乗り上がった後,左車輪が左レールに乗り上がって脱線したものと原因分析している。

 当該部分の補修作業によって実施された肉盛溶接および研磨作業の仕上がりが不適切であったとして,レールおよびガードレールの交換,ガードレール終端付近に車輪が内側に変位するのを防止する金具の取り付けなどが行われている。
 また,レールの敷設状況の点検に検査項目を追加し,点検時に各種寸法を管理表に記録するという対策を講じていることになっている。

 今回の脱線事故によって,過去の再発防止策では脱線が防ぎきれないことが判明すれば,脱線原因の調査や対策,運行に再開までに時間が掛かる恐れがある。

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コメント

徐行すれば絶対に脱線しません

投稿: | 2016年6月 3日 11時19分

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