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2016年6月11日

常磐線の小高〜原ノ町間が7月運転再開へ

 南相馬でJR常磐線試運転、7月再開へ 原発事故で不通(2016年6月9日 朝日新聞)

 原発事故で不通になっていた福島県南相馬市内のJR常磐線について、JR東日本は9日午前、避難指示解除区域の小高―原ノ町駅間で試運転を始めた。7月12日に避難指示が解除されるのに合わせ、運行が再開される予定だ。

 この日、原ノ町駅を出発した列車は、線路の安全などを確認しながら5年ぶりに小高駅に到着した。

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〔常磐線原ノ町駅に停車する上り普通列車(2001年12月24日撮影)〕

 2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震による揺れと津波により被災したJR常磐線は,現在までに被害の少なかったところから少しずつ運転を再開しているが,2016年6月11日現在,津波で大きな被害を受けた相馬(福島県相馬市)〜浜吉田(宮城県亘理町)間と,福島第一原発事故により帰宅困難区域・避難指示区域となっている竜田(福島県楢葉町)〜原ノ町(福島県南相馬市)間が不通になったままである。

 津波で被災した相馬〜浜吉田間については,路線を内陸部へ迂回させることになると用地買収も含めて数十年単位の時間が掛かるだろうと言われたが,予定を前倒しして今年の年末までに運転を再開することが発表された。

 竜田〜原ノ町間では,避難指示が解除されるところから運転が再開されることになる。JR東日本は運転再開に備えて昨年からバラストの入れ換えやレール交換を行っており,南相馬市の避難指示が7月12日に解除されるのに合わせて,小高〜原ノ町間での運行が再開されることとなった。

 帰宅困難区域のある富岡〜浪江間についても,2019年度末までの全線開通を目指すと発表されている。常磐線は旅客輸送だけでなく,北海道・東北と首都圏を結ぶ貨物の重要路線でもある。現在は東北本線や日本海側の路線を迂回している貨物列車も常磐線に戻ってくることになるだろう。それはこれからも続く復興を支える大きな力となる。

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 原ノ町駅と言えば,珍しくなった駅弁の売り子さんがホームにいることでも有名だった。これは「浜のかにめし」。原ノ町駅で駅弁の他に駅構内のそば屋も営業していた浜屋は,震災で駅弁は休業中だが,そば屋はロイヤルホテル丸屋のレストラン内で営業を再開しているという。常磐線が元に戻り,また駅弁の立ち売りが復活することを期待したい。

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