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2015年9月13日

JR南武線浜川崎支線に新駅設置

 JR南武支線新駅 住民による投票結果発表「小田栄駅」が最多(2015年9月11日 タウンニュース)

 市は4日、2016年3月の開業を目指している小田栄に設置する新駅の駅名について、先月行った投票の結果を発表した。

 「小田栄駅」、「小田川崎駅」、「小田弥栄駅」の3つの案から選ぶ投票方式で、小田栄付近の11町会約9500世帯を中心とした地域を対象に、8月5日から21日までの期間、投票を呼びかけていた。

 投票総数は1125票。結果は「小田栄駅」が889票で最多得票。次いで小田川崎駅が182票、小田弥栄駅は54票だった。市はこの結果をJR東日本に伝える。同社は検討した上で正式名称を決定し、10月頃に発表する予定だという。
(中略)
 今後は、9月中に市とJR東日本が施行協定を結び、JRが施行業者を決定。予定では10月中に住民向けの工事説明会を開き、その後着工に移るという。

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〔川崎新町駅から浜川崎駅方向を見る(2001年7月21日撮影)〕

 今年初めに新駅設置の記事を読んで驚いたニュースだったが,実現に向けて着々と動いているようだ。

 新駅の場所は,川崎新町駅と浜川崎駅のほぼ中間の川崎市川崎区小田栄地区となる。ここは,かつての昭和電線の工場跡地に商業施設や大きな集合住宅が建ち,人口も増えている。

 近くの小田栄町交差点付近には約50年ぐらい前まで川崎市電が走り,小田栄電停があった。幹線道路には「市電通り」という名称も残っている。新駅の駅名の投票で「小田栄駅」がダントツの1位になったのは,川崎市電小田栄電停を思う人たちの影響があったのかもしれない。

 小田栄からは川崎駅行きのバスが多く走っている。新駅から川崎方面へは,南武線の尻手駅で川崎方面に乗り換えるか,八丁畷駅で京急線に乗り換えることになる。あまり便利な感じはしない。南武線浜川崎支線の運転本数や乗り換えの手間を考慮しても,新駅設置の要望が強かったということは,川崎駅行きのバスが渋滞による影響を受けやすいなどの問題が大きかったのだろう。

 川崎市は,八丁畷駅付近から川崎駅に続く短絡線(東海道本線貨物支線)を復活し,旅客化しようという「川崎アプローチ線」の計画を検討していたことがあって,それができれば南武線浜川崎支線の位置づけは大きく変わることになる。今回の新駅設置は「川崎アプローチ線」計画の端緒となるのか,なかなか興味深い。

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〔南武線浜川崎支線の浜川崎駅(2001年7月21日撮影)〕

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〔浜川崎支線浜川崎駅に停車する101系電車(2000年9月10日撮影)〕

 南武線浜川崎支線は1980年まで旧型国電,2003年までは101系電車が2両編成で往復運転をしていて,時代に取り残されたような路線だ。新駅がひとつできるぐらいで状況は変わらないだろうが,浜川崎駅周辺に広がる巨大工場が将来的にマンションや大規模商業施設に変わっていくようなことになると,川崎駅と至近距離にあるだけに,魅力的な路線に化ける可能性が見えてきそうだ。

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