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2015年3月11日

“Taptic Engine”によるトラックパッドの革新

 12インチRetinaディスプレイ搭載の新MacBookには,薄型化のために新しい技術が使われている。
 ひとつはバタフライ構造のキーボード。バタフライキーボードといえば,ディスプレイを開くと横に広がるIBMのThinkPad 701cを思い出す人が多いかもしれないが,新MacBookのバタフライ構造はそれとは異なり,従来のシザー構造(パンタグラフ式)よりもキーキャップのぐらつきを抑えたキースイッチの構造のことで,それによってさらなる薄型化を可能にしている。

Taptic_engine

 注目すべきは“Taptic Engine”を搭載した感圧タッチトラックパッドだ。

 従来のトラックパッドが「ダイビングボード」構造により,物理的なクリック感を実現しているが(このクリック感はほとんどのユーザーが利用していないような気もするが),キーボードに近い側はクリックできないとか,トラックパッドが変位するスペースが必要になるという問題があった。
 新しい感圧タッチトラックパッドは,トラックパッドの変位によるクリック感ではなく,タッチした圧力を感知し,それに応じた振動をTaptic Engineのリニアアクチュエータがトラックパッドの裏側からフィードバックすることによって,指先の触覚に働きかける。

 Taptic EngineはApple Watchにも搭載されており,次期iPhoneにも採用されるだろう。トラックパッドが人間の感覚に直接的に働きかけることによるインタラクションは,新しい体験をユーザーにもたらすことになりそうだ。いずれ,電子機器のユーザーインターフェイスには必須なものとなるに違いない。

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