« ATOK for iOSがQWERTYキーボードに対応 | トップページ | iPhoneのSiriと友達になったら »

2014年11月17日

買ったべ! Vario-Tessar T* FE16-35mm F4

141116-182713

 ソニーのα7Sを7月に入手した時点で,発売されたら買おうと思っていたレンズ「Vario-Tessar T* FE16-35mm F4 ZA OSS (SEL1635Z)」が,やっと11月7日に発売された。

141116-182923

 ソニーEマウント135フィルムフルサイズ対応で,16mmから35mmまで通して開放絞りF4固定の広角ズームレンズである。商店街や路地の飲み屋街を撮影するときには,やっぱり広角ズームが便利なのだ。
 ほとんどAE(自動露出)で撮影する今では,開放F値が固定かどうかはあまり重要ではないが,好きで写真を撮っている人間にとって,気分が良いかどうかはとても重要なんである。

130708005013edit

 現在使用している広角ズームレンズは,ニコンのAF-S Nikkor 18-35mm F3.5-4.5G EDとAF Nikkor 20-35mm F2.8D,PENTAXのFA20-35mm F4 ALとM24-35mm F3.5の4本。古いレンズは,長く使っていて愛着のあるレンズばかりだ。

 AF-S Nikkor 18-35mm F3.5-4.5G EDだけがズーミングによって開放F値が変動するタイプだが,昨年買ったばかりで,Vario-Tessar T* FE16-35mm F4 ZAとスペックも近いので比較してみる。

141116-181619
 左がSONYのVario-Tessar T* FE16-35mm F4 ZA OSS(最大径78mm×長さ98.5mm,518g),右がAF-S Nikkor 18-35mm F3.5-4.5G ED(最大径約83mm×長さ95mm,約385g)。

 サイズはほぼ同じ(フード先端までだとNikkorのほうが少し長い)だが,質量が約130gも違っていて,手にするとVario-Tessar T* FEレンズはずっしりと重い。だが,AF-S Nikkor 18-35mm F3.5-4.5G EDは廉価版のレンズということもあって,鏡胴の造りやピントリング,ズームリングの滑らかさはVario-Tessarの圧勝。違うクラスのレンズだということが明確だ。

 残念なのは,廉価版のAF-S Nikkor 18-35mm F3.5-4.5G EDにさえ付いている距離目盛りがないこと。10万円を越えるレンズに距離目盛りが付いていないのは,個人的には生まれて初めての経験である。

141116-181838
 広角端にズームしたところ。ニコンのレンズは広角端にズームしても全長が変化しないが,Vario-Tessar T* FE16-35mm F4 ZAは全長が伸びるタイプだ。

 広角側で前玉が前に飛び出る光学設計ならば,前枠ではなくレンズ鏡胴にフードを固定するような構造設計にすれば,いわゆるズームフードになって効果的に遮光できるのに,もったいない。

141116-182237
 あまり参考にはならない比較だが,Vario-Tessar T* FE16-35mm F4 ZA OSSとPENTAX M24-35mm F3.5(1970年代後半から1980年前後の古いレンズ)の写真である。
 最新の技術によってズームレンズはどんどん小型化・高性能化しているが,こうやって比較してみると面白い。

 このPENTAXのレンズは,世の中にズームレンズがやっと普及し始めた頃のレンズである。24mm〜35mmとズーム比のとても小さなレンズだが,ズーム全域で開放F値3.5一定(Vario-Tessar T* FE16-35mm F4より1/2段〜1/3段明るい)の,当時としては大口径の広角ズームレンズである。古いMFレンズだからピントリング・ズームリングのねっとり・まったり感はすばらしく気持ちがいい。でも,AFはできないし,周辺部の画質はボロボロである。
 α7S用のKレンズ用マウントアダプターがあるので,ときたまこのM24-35mm F3.5をα7Sにつけて,いにしえの空気に触れたいと思う。

141115-135454
 というわけで,ヨドバシでレンズを買って(ポイントカードのシステムが不調で,ポイント分の現金割引だった。ラッキー?),近くのテーブルで箱から出してカメラに装着。

141115-151241
 そのまま横浜野毛に向かい,試し撮り。いまどきのレンズらしく,隅から隅まで良く写る。

141115-151750

141115-154119
 野毛から大岡川を渡りハマの歓楽街福富町へ。広角端の16mmで撮影。

 私はRAWデータの現像などという面倒なことはしないので,歪曲収差を補正しているのがレンズなのかボディ側なのかはわからないが,歪曲を気にせずに使えそう。

 いずれにせよ,このVario-Tessar T* FE16-35mm F4 ZA OSSは,今後α7Sを使うときのメインレンズになる予定だ。

□ 良かった点
・ピントリング,ズームリングともにスムーズで滑らか
・鏡胴がしっかりした造りで,がたつきは感じない
・JPEGで撮ると歪曲収差は気にならない
・周辺部もまんべんなく良く写る
・AF速度はSonnar T* FE 35mm F2.8 ZAと同じ程度か,少し速いかも
(・ズームリングの回転方向がNikon・PENTAXと同じ)

■ 残念な点
・期待していたよりも大きく重い
(レンズのサイズはセンサーサイズの影響を大きく受け,
 ミラーレスカメラ用の広角レンズとはいえ,驚異的に
 小さくはならないということを実感した)
・距離目盛りがない
・広角側で全長が伸びる光学設計なのにズームフードになっていない
(・ピントリングの回転方向がNikon・PENTAXと逆)

|

« ATOK for iOSがQWERTYキーボードに対応 | トップページ | iPhoneのSiriと友達になったら »

カメラ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 買ったべ! Vario-Tessar T* FE16-35mm F4:

« ATOK for iOSがQWERTYキーボードに対応 | トップページ | iPhoneのSiriと友達になったら »