31年ぶりに上信電鉄に新車導入
世界遺産を目指す旧官営富岡製糸場への鉄道交通を充実させるため、上信電鉄は新車両を2012年度と13年度に1両ずつ計2両導入する。国と県、沿線市町村で車両購入費を全額負担する。新車両導入は1981年以来31年ぶり。

31年前の1981年に導入された6000系電車(2002年8月撮影)
新車両導入の全額が沿線自治体,国・県の負担なので,地元のサポートが超強力だ。どのような車両が登場するのか,今から楽しみである。
1981年の前には1976年に1000系,1964年に200形・300形が導入されているが,いずれも上信電鉄オリジナル車である。近年になってからは2005年に西武鉄道の車両を譲り受けているが,もともと自社発注車両の多い鉄道だ。
とはいえ,ローカル私鉄がこの時代に新車両を自社発注で導入するとは,かなりの驚きである。1両編成でも運用できる車両を探したが,全国どこにも見つからなかったのかもしれない。大手私鉄の中古車両も,とうとうローカル私鉄で使えるような車両が無くなっている可能性もある。
となると,今後は沿線自治体のバックアップが少なく,新車導入が困難だと思われるローカル私鉄では,現行車両の老朽化とともに路線の存廃問題になる可能性が高いということか……。
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