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2010年11月13日

シャープがパソコン事業撤退・メビウスからガラパゴスへ

 シャープがパソコン事業撤退 タブレット端末に資源集中(2010年10月21日 朝日新聞)

 シャープは21日、パソコン事業から撤退していたことを明らかにした。「メビウス」ブランドで一世を風靡(ふうび)したが収益には結びつかず、2009年10月に発売した製品を最後に開発を打ち切り、09年度中に生産を終了した。関係部門の一部はすでに今年12月販売予定のタブレット型高機能情報端末「ガラパゴス」に移っており、経営資源をこちらに集中させる。

 シャープは1995年にノートパソコン・メビウスシリーズを発売。得意の液晶技術を生かし、01年度には12.1型の液晶画面を備えたパソコンとしては世界で最も軽く、最も薄い「ムラマサ」を発売し、国内シェアを1割近くまで伸ばした。根強いファンも多かったが、その後は他社との競争激化で苦戦が続いていた。

SHARP Mebius ホームページ

 ちょっと前のニュースになる。
 シャープのパソコン「Mebius(メビウス)」には,あまり興味がなかったので,そのままスルーしようと思ったのだが,1機種だけ手元にあることを思い出した。

 朝日新聞の記事でも少し取り上げている,当時の12.1インチディスプレイのノートPCとしては,世界でもっとも軽く,もっとも薄いパソコン「MURAMASA」である。

SHARP MURAMASA
 SHARP Mebius MURAMASA (PC-MT2-H1)……名刀村正の名を冠したモデルである。

 買ったのは何年ぐらいだっただろうか。ちょっと思い出せない。
 町田のソフマップで,型落ちになって安くなっていたのを買った記憶がある。XP Professionalバージョンだったので,自宅でMacと繋ぐのにも安心だった。持ち歩きというよりは,無線LAN経由で場所を取らないUPS付きファイルサーバーとして使用してきた。サーバー用なので,いつもはこだわるUS配列キーボードにもこだわらず,JIS配列のキーボードのままだ。
 残念ながら,酷使がたたって,昨年起動しなくなってしまった。

SHARP MURAMASA
 とても薄いパソコンだった。ディスプレイを閉じるときのラッチがじゃまで,格好は悪いが,見事な実装技術によるノートパソコンである。

SHARP MURAMASA
 そうそう,当時のノートPCは,ディスプレイが180°完全に開いてくれる機種が多かったね。途中で引っかかるように止まってしまう最近の機種は見習ってもらいたいものだ。

 そして,SHARP Mebius MURAMASAの最大のギミックが,ディスプレイの開閉に合わせてキートップが浮き上がってくるキーボードである。


 あまり上手く撮影できていないのだが,MURAMASAの最大にギミックを見てもらいたい。

 ノートPCを薄くするために,ディスプレイを閉じるときにキーボードを引っ込めよう(そうすればディスプレイにキーボードの痕が付かない)というアイデアを製品に実現してしまう,そういう技術者たちのこだわりというか拘泥というか,それってぜんぜん嫌いじゃない。

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