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2010年10月16日

読書の秋! 天高く馬肥ゆる秋! 物欲の秋!

 読書の秋,天高く馬肥ゆる秋,そして物欲の秋である。
 fall という言葉は枯れ葉が落ちていくだけでなく,我慢していた魅惑の製品に陥落する,平常心が落ちていくことをいう言葉に違いない。

 今年の秋は魅惑の製品が多くて,物欲を抑えるのに大変な苦労が必要なのだ。

■ 真っ先に気になるPENTAX 645D

 PENTAX渾身の一眼レフ中判デジタルカメラである。レビュー記事を読んでも「悪い」評判を目にしない。35mmフルフレームのNikonやCanonのフラッグシップ機の画像を足下にも寄せ付けない解像度の写真を見ると,興奮が湧き上がってくる。
 80万円オーバーのカメラなんて,とても買えない。買えるはずがないとは思うが,元PENTAX 67を使っていた中判カメラ好きとしては,思いっきり心が騒ぐのだ。大きすぎるだろうという声もあるが,たかだか645程度。PENTAX 67を持ち歩いていた感覚からすれば,大幅な軽量化だ。

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[最近は使うことが無くなってしまったPENTAX 67II + smc PENTAX67 45mm F4]

 それに,PENTAX 67で使っていたレンズは,レンズの機能がすべて使えるフィルム時代のマウントアダプタを使えばそのまま動作する。67用のレンズを3本も使わずに持っているだけの私は,マウントアダプターさえ買えば,レンズを買う必要だってないのだ。もちろん,新設計のモーター内蔵レンズは魅力的だが。

 とはいえ,ボーナスも目減りしている現在,さすがに80万円オーバーの645Dには手が出せない。使っていないレンズや,ノスタルジックを感じて手元に置いている銀塩フィルムカメラやレンズを一旦整理して,ある程度まとめて手放すことからやらないと難しそうだ。
 それに,メインのPCとして使用しているPowerMac G5+23インチと24インチのデュアルディスプレイ環境は,PENTAX 645Dの画像を処理するにはあまりに貧弱すぎる。しばらくは手に負えそうにない。


■ PENTAXと言えば,渾身の新一眼レフK-5

 1年間K-7を買うのを躊躇していれば,間違いなくK-5の胸に飛び込んでいただろう。しかし,今までの経緯からしても,昨年の時点でK-7に飛び込んでしまった自分を責めることはできない。

 今まで,PENTAXのデジタル一眼レフは,初代(待望)の*ist D,K10Dと購入して,評判の良かったK20Dを我慢していた自分には,K-7を我慢することなんて無理だった。

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[K-7に smc PENTAX-DA21mm F3.2 AL Limited レンズを付けてみた。くぅ,カッコいい。ミーハーなのでカッコは重要なのだ!]

 カメラで連写はしないので,K-5のK-7に対するアドバンテージは高ISO感度での画質だ。夕方の商店街の写真を撮っていると,歩行者の被写体ブレはどうでも良いときがあって,そんなときにはそれほど高ISO感度が必要になるわけじゃないから,K-5に替えなくても良いだろう……と自分に言い聞かせているところだ。
 でも,ミラーのストッパーのブレーキ動作などにも改良を加えているらしいので,シャッターを押した感覚がぜんぜん違うものになっていたら,コロっと衝動買いしてしまいそうなK-5である。


■ 対抗馬,Nikon DXフォーマットの D7000

 カタログスペックで見たらPENTAXのK-5とがっぷり四つの製品。しかし,「Nikon」ブランドは圧倒的に強いので,世の中の売り上げ数では10:1ぐらいの比でD7000が圧勝することになるはず。

 Nikonが今までの姿勢を反省し,この中級機クラスのマウントにAFカップリングを追加。しかも,非CPUレンズ(古いMFレンズのほとんど)でも露出計が動くという超大サービス。正直なところ,このぐらいだったらPENTAXは当然のように実現しているわけだけど,Nikonにしては挑戦的な仕様だ。

 私の手持ちの Nikon DXフォーマット一眼レフは,生まれて初めて買ったデジタル一眼レフの,Fujifilm FinePix S2ProとNikonのD2Xだ。どちらもチト古くなっている。

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[FinePix S2Pro + AF NIKKOR 24mm F2.8 D]

 このFinePix S2Proが生成する絵の画素数は,D3と同じ1200万画素クラス。バッテリーの問題はあるが,なかなか綺麗な写真が撮れるカメラである。が,カメラの部分が2000年前後に大ヒットしたフィルム一眼レフのF80をベースにしていて,井戸の底から覗いているかのような光学ファインダーや,まったりとした動作は既に時代遅れのカメラになっている。

 それでも,撮れる絵は意外にも綺麗なので,使い続けても良いのだが,Nikonの中級機以下のカメラの仕様をそのまま引きずっていて,非CPUレンズであるMFレンズでは露出計が動かないのだ。これはまったく面白くない。その点で,新しいD7000はその今までのNikon中級機の制限を取っ払ってくれている。これは保守的なNikonにしては,何やら本気度が伝わってくる感じのボディだ。

 もう一台のNikon DXフォーマット一眼レフであるD2Xは,その後性能はあれこれ追い抜かれてしまってはいるが,いちおうのところ高級機なので,非CPUレンズでの制限もないし,ボディも最高にしっかりしている。

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[買ったばかりのD2Xと*ist Dを並べてみたところ]

 しかし,NikonのFXフォーマットのD3を買ってからは,どうしても同じ大きさ・重さを誇るD2Xの使用頻度は下がり,私の手持ちのカメラの中でも,最ももったいない使い方(使われなさ)を誇ってしまっている。
 一時は真剣に売却を考えたが,カメラを使って旅をして歩いた思い出などが,そこかしこに染みこんでいる気がしてしまって,どうしても手放せないのだ。やはり,根からの貧乏性なのだ。


■ Nikonの FXフォーマット用新標準レンズ AF-S 24-120mm F4 ナノクリ付き!

 D3を旅行用に使用するときの標準レンズがAF-S 24-120mm F3.5-F5.6だ。しかし,このレンズは設計が古くて,周辺画像が流れ,アマアマの画質しか実現してくれなかった。それが,F4通しのレンズとなり,ナノクリスタルコートを搭載して待望の新登場。魅力たっぷりだ。最近ちらほら聞こえてくる実写画像を見た人の評判がイマイチなのが気になるところだが……。

 ただし,D3を旅行用に持ち出すときの,もうひとつの問題点である「携帯用充電器がない」はまったく解決していない。D2Xとはバッテリーが共通なので,少しでも小型のD2X用バッテリーチャージャーを持ち歩くことにしていたが,その後は私の身体も段々と軟弱になり,旅行用のカメラはK-7かPanasonicのLUMIX DMC-GF1に落ち着いている。

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[D3+AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D]

 結局D3は,一世代前の大口径標準ズームAF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8Dを付けて使うことが多い。もちろん,ナノクリの24-70mm F2.8はうらやましいが,見た目重視のミーハーな私としては,あの細長い24-70mm F2.8よりは,寸胴で太いAF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8DのほうがD3にはお似合いだと思って使い続けている。D3関係は,大口径単焦点レンズのAF-S NIKKOR 35mm F1.4Gの誘惑さえ我慢できれば,しばらくは安泰かも。


[魅惑的なAF-S NIKKOR 35mm F1.4G…ただし20万円オーバー]


■ 新しいMac Pro

 さすがに6年前のPowerMac G5は,K-7の10MB前後のJPEG画像を開くだけで青息吐息……。もう限界は近い。PowerMac G5の性能だと,Mac miniで十分じゃないのと気楽で悲しい無神経な言葉を投げかけられることも多いが,確かにそれは実情に即してはいる。しかし,現在でも23インチと24インチのデュアル縦横ディスプレイを動かしているので,やっぱりグラフィックボードがしっかりしたMac Proが欲しいのだ。

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[ほぼ6年前に買ったPowerMac G5(紆余曲折あって中身は5年前の製品に変わったけど)]


■ 新しいMacBook Pro

 購入して既に3年半。Core 2 Duo プロセッサの性能はなかなか長持ちしたことで,今ではメインのPowerMac G5よりもさくさくとした動きをしてくれている。

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[3年半前に買ったMacBook Pro。安定して動き続けてくれた。]

 しかし,既に「バッテリーがほとんど持たない」「パームレスト上が異常温度になる(当初からかな)」という症状が出ており,サブ機としての使い勝手に問題になってきている。

 噂では,次回のAppleの発表で小型のMacBook Airが出るということなので,一気にそれに移行したいものだ。


■ Panasonic LUMIX DMC-GF1 のレンズ LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.

 標準ズームを使ったり,Voigtländer COLOR SKOPAR 21mm F4 を使ったりして,意地でも20mm F1.7レンズを買わずにきたが(本命はOlympusのM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8だったのだが,ピント合わせで前玉が少しだけ前に出るのが不満で本命脱落),スナップ写真用のレンズとして,LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.レンズはやはり魅力的である。

 広角レンズなのに,開放絞り値がF1.7ではなくF2.5なのでボケが少ない……との不満を聞いたりすると,少々呆れた感覚さえしてしまうが,私はもともとボケを撮っているわけではないし,このレンズが魅力的なことに変わりはない。

……と,秋の夜長を過ごすと,煩悩がどんどん溜まっていきそうだ。

【追伸】
 10月16日の夕方に馬堀海岸駅周辺で撮影した後で,上大岡のヨドバシであれこれカメラやレンズをいじくり回していたところ,LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.が39,900円で在庫があるとの話を聞いた。やべぇ,ポイント10%だと約36,000円……。ネットでの最安値とどっこいどっこいじゃないか。

 というわけで,その場でLUMIX G 14mm F2.5 ASPH.をひとつ買った(二つは要らない)。
 煩悩がひとつ無くなったことになる。

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