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2010年8月11日

山口百恵“韓国ルーツ説”を封殺する!

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 ブログのアクセス解析を見ていると,非常に驚くことがある。

 私のブログに対する検索ワード/フレーズの実質的なトップが,「山口百恵 父親」であることだ。「山口百恵 父」なども合算すると,その結果には寒気,そして胸クソの悪さを感じるほどだ。みなさん,何を恐れ,どんな事実を下世話に探しているんだろうか。

 それはたぶん,山口百恵の現役時代からちらほら存在し,20年以上も前に完全に否定された「山口百恵の父親は韓国・朝鮮系」説だろう。それがいまだに亡霊のように残って,YouTubeのコメント欄やネット上の「教えてコーナー」のようなところで,訳知り顔で語られたりしている。
 そしてその亡霊は,何度否定されても,ときどきよみがえって恐れられるのだ。

アクセス解析:検索ワード/フレーズ
[拙ブログの2010年5月1日から8月10日までの検索ワード/フレーズのリストアップ]

 疑問に思ったときには,できるだけ原典に当たるのがよい。山口百恵の情報に関しては,まず山口百恵著『蒼い時』に当たるべきだと思う(もう一冊は後述)。この自叙伝には,下世話な暴露本の類よりも衝撃的な事実が書かれている。出生の秘密,たまにしか会いに来ない憎むべき父親,怖いオバサン(=本妻)……。

 父と母は,いわゆる法律的に認められた夫婦関係ではなかった。父には,すでに家庭があり,子供もいた。母を愛しはじめた時,父は母の父に「責任を持ってきちんとします」と言明したという。だが,戸籍に書かれた娘たちの名前の上には「認知」という二文字が置かれている。(『蒼い時』より)

 デビュー当時には,これらの事実が隠され,ホリプロからは「幼いころ両親が別れ,父はいません」と答えさせられていたことが,余計な詮索や妄想を生み,山口百恵の父親は韓国・朝鮮系だという説まで生じたと考えられる。

 最近では,孔子も李白も韓国がルーツだと主張する人たちがいる国のゴシップ誌に次のような記事が載ると,そんなくだらないことをも信じ込んでしまう人が多いのだ。記事の内容は以下の通りである。

 中国の黒竜江日報が発行する「生活報」の今月11日の報道によれば、中国大衆にもよく知られた日本のトップ歌手である山口百恵は韓国人の父を持つ韓国系だ、と紹介した。

 山口百恵は1959年、韓国人の父と日本人の母の間に生まれたが、両親の離婚後は母方の姓を名乗り、現在まで母親と一緒に日本人として生活してきた。

(略)日本では芸能界デビュー時に所属事務所の指示に徹底的に従うのが慣例。したがって元々名前を変える意思がなかったこれら韓国系芸能人も元々の姓と名前を隠し、名前を変えて日本人戸籍に登録しなければならなかった、と同紙は伝えた。

 山口百恵には所属事務所が緘口令を敷き、父親を認めず韓国の親戚友人とも往来ができないようにしたケースだった。同紙は、韓国の血を引く日本芸能人らは芸能活動に支障を来たさぬよう姓と名前を隠してきたが、「韓流」が徐々に広がる中で彼らの韓国系の出自が改めて注目を集めている、と診断した。

▽聯合ニュース/スポーツトゥデイ(韓国語)(2006/08/13 22:28)

 正確な情報さえ知っていれば,なんといい加減な記事であるかがわかる。「両親の離婚後は母方の姓を名乗り」とあるが,百恵の父親には別の家庭があり,百恵のお母さんはいわゆる妾さんである。離婚なんてありようがない。

 山口百恵の父親が韓国・朝鮮系ではないかといううわさは,現役時代や引退後にもあった。発生源は複数あると思われるが(後述の雑誌の特集記事に,『噂の真相』や『現代』に載ったいい加減な記事についての記載がある),確かにそのようなゴシップ記事がときどき流れたことを覚えている。しかし,その発生源と思われる記事は,何らかの証拠に基づいたものではなく,「……という言っている人がいる」というレベルの記事なのだ。

 と,ここまで書いても,本当のところはどうなんだ,という疑問を持っている人が8.7%ぐらいはいるかもしれない。そう,あなた,あなたのことだ。

 そんな疑り深い人が多い世の中である。実際に山口百恵の戸籍を調べようとする人が,出てこないわけがない。

 実際にその噂について調べた記事が,創出版の月刊『創』1986年5月号の「山口百恵“韓国ルーツ説”の真相を追う(ルポライター早川和廣氏)」という特集記事である。はっきり言って,これが決定版だ。

創出版 月刊「創」バックナンバー1986年
[創出版 月刊『創』バックナンバー1986年のWebページ]

山口百恵の韓国ルーツ説を封殺する!
 [月刊『創』1986年5月号の目次]

山口百恵の韓国ルーツ説を封殺する!
 [月刊『創』1986年5月号の特集記事「山口百恵“韓国ルーツ説”の真相を追う」]

 実際に雑誌を手にとって読んでもらえば,真偽のほどはすぐにわかる。非常に丁寧に,かつ執念深く取材した,読み応えのある素晴らしいルポルタージュになっている。もやもやを晴らしたい方は,なんとか入手して一読することをお薦めする。

 結論を簡単にまとめると,百恵の父・Kこと久保茂は旧姓が山本茂で,その父・山本徳太郎,母・イチの二男。大正十年一月に久保コノの養子となる。久保茂の父・山本徳太郎は山本寅吉(江戸時代の人),トミの二男で,戸籍を江戸時代末期まで遡っても韓国とは無関係。母方も同様。
 明治三十二年三月から昭和二十五年七月までは旧国籍法の適用下にあったため,外国人でも比較的容易に日本人国籍を取得できたそうだが,江戸末期はその範囲外である。

山口百恵の韓国ルーツ説を封殺する!
 [「山口百恵“韓国ルーツ説”の真相を追う」の一部]

 残念ながら創出版のWebページからバックナンバーを購入することはできないので(25年も前の雑誌だからねぇ),とりあえず見出しを抜き出しておく。

山口百恵“韓国ルーツ説”の真相を追う 早川和廣(ルポライター)
 山口百恵に関わる最大のタブー?
 根強く噂される“韓国ルーツ説”
 『現代』に“告訴する”と抗議
 百恵の出生に関する「怪文書」
 噂を追って韓国へ飛ぶ
 背景に芸能界の民族問題

 韓国ルーツ説の要因となった話には,部落解放同盟の朝田善之助氏の文書や,大阪の在日韓国人グループの機関誌の話があることなども書かれていて興味深い。

 まあ,とにかく,訳知り顔で「百恵の父親は在日だから」などと言いたがる輩がいたら,鼻で笑ってやればいいのだ。百恵ちゃんは日本人なのだ。

 最後に,『朝日ジャーナル』のインタビューで,百恵ちゃんが半ばあきらめの心境で語っている部分を引用しておきたい(引用の引用だ……)。

<エーッ,というようなことが,自分でも知らないようなことが書かれていたりするとなんでだろうって。これはほんとうにどうしてだろうなって思わざるを得ないんですよね。これはウソですっていっても,「ウソです」っていう私の言葉を信じてくれる人のほうが少ないですし,かりに身近な人に,あれに出た記事はウソだからっていったとしても,「でも,雑誌がいくらなんでも,100%ウソは書かないでしょう」って思うと思うんです。(略)こんなにウソ書いて,ありもしないことを並べたてて,平気でいられる人たちがいるんだろうかって思って,それがすごく悔しいというのもあったし,悲しいというのもあったしなんか複雑でしたね>

Photo_2
[日本武道館での百恵ちゃんの最後のお辞儀。最敬礼である]

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山口百恵」カテゴリの記事

コメント

関東って土地は、もともと蝦夷と呼ばれた人々が散居する荒野に、飛鳥時代あたりから朝鮮半島より渡来した人々が主導的に入植して開けた土地なんだそうで、先祖代々関東に土着、なんて人は、私も含めていくばくかそうした『朝鮮半島系』の血を引いている可能性があるみたい。

かの関東「新皇」平将門公だって、半島渡来の家系の母親を持つ桓武天皇五世の子孫だしね。

その関東の中心地たる東京で、親の家系が朝鮮半島系かどうか?なんて騒いでみたところで、もの凄く意味が無い行為に感じてしまいます。

朝鮮半島系の血筋、というものに対する嫌悪感情は、多くは戦後の混乱期に起因するようです。終戦直後、戦勝国民という権利意識に拠って傍若無人に振る舞い、駅前の闇市や歓楽街に土地や商売の利権を築き上げた一部の朝鮮民族系シンジケートの存在が、やっかみも含みながら、日々の窮乏生活にもがき苦しむ多くの日本人の目に脅威と映ったからに他なりません。

私の子供の頃にも、ちょっと賑やかな田舎町の繁華街(中でもどちらかというと夜の街っぽい所辺り)には、ほぼ必ずと言っていいほど「あそこらへんは朝鮮人が仕切っているから危ないところだ…」という類の噂話がありました。

県庁所在地クラスの町になると、いわゆる朝鮮学校なども在り、中学生くらいになると、ツッパリ連中の中にいつの間にやら「朝鮮(学校)の奴等ナマイキだからシメに行こう…」とか言い出す連中が出て来たりしたものです。幸いにして育ちの良かった(?)私は、なにがどうなればそういう思考に達するのかが理解できず、そんな連中とは距離を置いたままでしたが、何か精神の上での、暗い澱の様なモノを感じない訳にはいきませんでしたね。

百恵さんは、幼い頃、恵比寿の辺りに住まわれていた様ですが、昔の恵比寿といえば、戦後、ヤクザ同士の派手な抗争の舞台となった渋谷に程近く、ガーデンプレイスが出来る前までは、ビール工場と山手線に挟まれた谷間に、闇市上がりのしょぼくれた歓楽街が広がる町だったそうです。

そんな土地に、愛人である母親と二人暮らしていた百恵さん家族を見る周囲の日本人の目が、こんなろくでもない処に身を寄せている妾母娘の旦那=カタギじゃない奴=どうせ朝鮮人のマフィアだろう、という三段論法で根拠も分からない噂を振りまく…という図式に流れたのは想像に難くありません。

この問題、根は深いです。根本の原因は、戦後における旧植民地住民の帰還事業が中途半端なまま、うやむやに終了してしまった事と、戦災復興の過程で、都市計画や建設の過程に介在する「闇の勢力」の影響力を排除できなかった事だと思います。

しかしながら、中学高校等の近現代史教育が、戦後一貫して現場において軽んじられて来た事も問題です。「なぜどこの町の駅前にも、あんなにパチンコ屋ばかり在るのか?」「空襲で丸焼けになった筈なのに、なぜ大きな駅の駅前や繁華街だけがごちゃごちゃとしているのか?」…都市景観を語る上で、こんな素朴な疑問すら思い浮かばないほど、次世代の子供達はこの問題に対して理解が及んでいません。その子供等が成長して直面する現実世界とのギャップによって、在日コリアン達に対する無意識の恐怖心・警戒感をいたずらに増幅させてしまっている事が、この問題をここまで長引かせている最大の要因なのでしょう。


投稿: もりあき | 2010年8月12日 19時02分

 まったくもって根の深い問題だと思います。
 実際のところ,山口百恵が日本人なのか,韓国・朝鮮系なのかの問題というより(戸籍上は紛れもない日本人であるわけですが),この隣り合った国同士が持ち続ける懸案そのものですね。

 山口百恵が引退したのが30年も前のこと。そして,さらにそれ以前から,多くの在日コリアンが,出自を隠して活動せざるを得ない状況(「創」の記事でも,この日本の特殊な状況を嘆いています)は現在まで続いています。

 それをタブー視し,あいまいなままにした自虐史観にさらされた中で,われわれは日本人である,日本民族であるという誇りと,在日コリアンの民族意識(日本人に劣っているわけじゃない・日本名を名乗ってはいるけど実は誇りある韓国・朝鮮人なんだ)がぶつかれば,この問題があちらこちらで沸々と魑魅魍魎のように表に出てくることになるでしょうね。

 と,こうやって百恵ちゃんのことを書くと,またアクセス解析結果を見て,嘆かわしく感じることになるのですよねぇ。ちょっとげんなりします。

投稿: 三日画師 | 2010年8月12日 20時19分

私は在日三世ですが、山口百恵さんの父が朝鮮民族という話は初耳です。ただ、芸能・スポーツ界に在日ないしハーフの方が多いのは確かです。でも、はっきり言って、そんなことは我々のような一般人にとって、どうでもいいことです。長嶋も、王も、張本も偉大です。それだけです。

>朝鮮半島系の血筋、というものに対する嫌悪感情は、多くは戦後の混乱期に起因するようです。終戦直後、戦勝国民という権利意識に拠って傍若無人に振る舞い、・・・

こういう説が最近ネット上で流布しているのですが、困ったものです。この説をもって、在日差別を正当化する輩がいるからです。つまり、「自業自得」と主張するのです。
終戦直後の混乱期には、日本人、朝鮮人にかかわらず、一部の連中が無法に振舞いました。朝鮮人による無法行為は非難されるべきですが、日本人は朝鮮人と違って皆お行儀よくしていたなんて、そんな阿呆な。
朝鮮と日本の相互蔑視観は新羅による半島統一の時期から既に始まっています。例えば、日本書記における半島蔑視観は酷いものです。何故そうなのか?これ以上は私的な推論になってしまうので、書きません。

投稿: | 2010年8月14日 13時48分

 そう,どうでもいいことであるだけに,根が深いんじゃないかと思っています。在日コリアンであることを表明しにくい状況と表裏一体で,(在日コリアンじゃない)日本人であると,あえて言うことがはばかられる雰囲気が生まれているように感じます。

 戦後の混乱期の問題は,最近ネットで流布されているのが問題という話ではないと思います。日本人にも朝鮮人にも無法行為があったのは確かでしょうけど,問題なのは,そこのところがタブー視され,日本の学校でまったく教えられていないことです。

 私は相当年を食ったオッサンですが,日本の近現代史は学校でほとんど習っていません。東北の田舎町で生まれ育ったということもあるでしょうけど,大学進学で都会に出てくるまで,在日韓国・朝鮮人の存在,部落差別問題を知らずに育ちました。

 戦後にどのようなことが起こったのか,ちゃんと教えられていないから,不安になるのだと思います。

 正直,朝鮮蔑視はごく一部ですよ。ネットでは目立つかもしれませんけどね。

 ちょうど今,NHKで日韓の未来について放送してますが,日本と韓国で相手の国の人を好きかどうかのアンケート結果が,日韓の関係をよく表しています。これは今までの他のアンケート結果でも同様です。

 日本人(韓国が好き62%,嫌い25%)
 韓国人(日本が好き28%,嫌い71%)

 圧倒的に日本人の片思いなのが現状です。

投稿: 三日画師 | 2010年8月14日 20時15分

 上の私のコメント,日韓の問題と在日の問題を混同してますね。

# NHKの『日本の、これから「ともに語ろう日韓の未来」』は,いつもの三宅キャスターのこの形式の番組と同様,あまり面白くないのですぐに見るのをやめちゃいました。

投稿: 三日画師 | 2010年8月14日 21時33分

私は日本人で、百恵さんの妹よりも下の学年ですが、幼い頃からの百恵ファンです。
なので、百恵さんが日本人であろうが、なかろうが、関係なく好きなのですが、韓国系の友人がコリアンタウンが生んだスターとして百恵さんの名をあげていたので、やはり気になり、検索し、三日画師さんのページにお邪魔しました。私の友人がいうには、百恵さんの育った不入斗という町がコリアンタウンと呼ばれ、県営住宅の住民は朝鮮系だというのです。そこに住んでいたゆえにこのようなでたらめな噂が出たのではないかと思います。
私は別に朝鮮系の方に偏見もありませんが、百恵さんが在日だと思い込んでいる方がいたら、違うという事を話そうと思います。
ありがとうございました。

投稿: MOMO | 2010年8月15日 02時07分

 MOMOさん,コメントありがとうございます。

 百恵さんを在日だと思い込んでいる方も,たぶんそれを(悪意をもって)流布したくて話しているのではないんだと思います。

 ただ,25年前の記事ではありますが,民団や朝鮮総連系の人たちが,オピニオンリーダー的な,スポーツ・芸能界の在日の方(実際トップクラスの方が多いですよね)に出身を明かしてもらって,民族意識を鼓舞したいという意図があったようです。
 間違いなのか意図的なのかはわかりませんが,そこに百恵ちゃんが加えられた情報が出回って,否定しても否定してもどこからか出てくる状態になってしまったのだと思います。

 不思議なことに,当時の韓国では,日本映画の上映が禁止され,日本人歌手の公演が許されていなかったので(裏ではレコードが売られたりしていたようですが),百恵ちゃんの韓国での知名度はほとんど高くなかったとのことです(「創」の取材による)。
 となると,この問題が広まっているのは,最近(特に2006年の聯合ニュースの記事以降)のことではないかという気もします。

 私も百恵ちゃんの素晴らしいパフォーマンスを見ることができれば,正直出自はどうでもいいことです。ただ,間違ったことを流布するのは,できるだけ避けたほうがよいと思ってます。

投稿: 三日画師 | 2010年8月15日 05時57分

三日画師さん。はじめまして。最近、何かの記事で百恵さんの在日説に接し、ファンとしては矢も盾もたまらず真偽のほどを調べ出したら、三日画師さんのブログにヒットした次第です。ホッとすると同時に、こんなことを真面目に調べだした自分自身を今では恥じています。学生時代、オアシスのごとく寂寥たる自分を癒してくれ、私が職場に慣れるのを見計らったかのように爽やかに潔く芸能界を去って自らの家庭を築かれた百恵さんに対して、こんなつまらぬことで一喜一憂した自らの小ささを思い知らされた気がします。結婚され出産された直後のマスコミ攻勢への毅然とした態度は、今でも百恵さんの人間としての誇り高さを示す出来事として印象に残っています。最近、たまたまテレビで、三浦友和さんご一家の家族愛を評する芸能人の談話に接しましたが、結婚当初からのマスコミ攻勢から家族を守るには、一般家庭以上に家族の絆を強めることが必要だと考えられ、実践されたからでしょう。またご子息の友人が、百恵さんのことを「三浦のおばちゃん」と呼んでいたといっていましたが、これこそ百恵さんの目指すところではなかったかと思います。不幸な生い立ちをのろったり、その後の生活を勝ち誇ったりせずに、普通に生まれた人間にとって見落としがちな、平凡ではあるがもっとも幸福な道を選択されたのは、まさに青い鳥の世界です。結婚されたころ、アエラという朝日新聞系の写真雑誌にエッセイを連載しておられましたが、その連載を辞められた契機の一つが、その雑誌が掲載した残酷な記事への反発にあったと聞いた記憶があります。その話を知った時、戦争反対を声高に叫ぶことこそが平和運動と思っている人が多い中、それを静かにしかし決然と主張されたのに感動したことを覚えています。今回、在日説の真偽のほどを調べる過程で、現役当時の姿かたちから、最近のご子息の芸能界へのデビューに至るまで、多くの心ない中傷に出くわしました。言論の自由を逆手にとるかのような誹謗中傷の類は、やはり非公開の場で内輪で楽しまれるべきではないかと思います。まさに「王様の耳はロバの耳」のように、特定の人たちの間で封印すべでしょう。こんなことは、3流の芸能週刊誌に任せておけば十分ではないかと思います。それよりも、百恵さんのエッセイを読みたいですね。きちんとした雑誌、どこか企画しないですかね。それこそ、人間の尊厳をないがしろにするようなコメント好きが近寄ることができないような雑誌。

投稿: 筆太郎 | 2010年9月11日 08時01分

 筆太郎さん,コメントありがとうございます。

 この記事を読んで,少しでもホットしてくださったとしたら,とても嬉しいです。

 正直なところ,本件を書くかどうか,書いた後は公開するかどうか,私自身,すごく迷いました。百恵さんの父親(しかも,百恵さん自身が「ひとつの肉体としてあの人が地球上に存在していたとしても,私はあの人の存在そのものを否定する」と言い切っている人)がどうのこうのという情報は,百恵さんの歌を聴いたりDVDを見て感動する気持ちとは無関係だと思いたいからです。

 でも,ウソの情報,根拠のない情報が平然と書かれていると,どうしても気になるんですよね。ここにもあそこにもウソが書かれている,という状況を見ると,いてもたってもいられなくなってしまいました。それぞれのところに全部反論を書こうとしたって無理ですし,結局,Webを検索しても本当のことを書いてあるところがないから,ウソの情報を信じ込んでしまったり,それが気になってしまったりする人がたくさんいるんじゃないかって……。

 それにしても,たった7年半しか活動せず,30年も前に引退した百恵さんが,いまだに話題になり続けることの凄さを実感する今日この頃です。

投稿: 三日画師 | 2010年9月11日 21時48分

百済滅亡のとき、多数(一説では百済人の1/3)が日本に亡命し、日本人となった。で、百済人の子孫である日本人は、百済を滅ぼした新羅人(の子孫である朝鮮・韓国人)を本能的に嫌う。
 朝鮮人・韓国人は日本や日本人を嫌いではない。むしろ好きなのだと思う。だからこそ密航してきて大勢が住み着いているのだ。意志に反する強制連行の結果だというのなら、祖国独立後皆帰国するはずである。日本に住み着いているということは、日本が住みよいからに他ならない。つまり、強制連行は彼らにいい結果をもたらしたことになる。ちなみに、慰安婦の強制連行なんてなかった(「韓国はなぜ反日なのか」彩図社)。

投稿: 金太郎 | 2011年1月21日 03時32分

金太郎さん、>朝鮮人・韓国人は日本や日本人を嫌いではない。むしろ好きなのだと思う< は大間違いです、
朝鮮は差別の国で朝鮮人の最下層が白丁、朝鮮に居れば下げすまされる、だから差別の少ない日本に来た、戦後差別の無い北朝鮮と言う謳い文句に騙され(金日成は賢い)多くは帰ったが、その後も現実を知る恥知らずの白丁が日本に密航して来た、其の非道の行ないで日本人にも嫌われています、帰化しても和田アキ子は日本人だとは思われません。

投稿: ゆずりはん | 2011年9月10日 20時10分

男性のDNAで日本人は中国人、韓国人とは明らかな違いがあることが分かりましたよね。
上の三国の中で日本人だけ中近東辺りの人と同じDNAを持ってます。

投稿: | 2011年9月21日 02時49分

山口百恵が韓国人である、これは韓国系にとって名誉なことです。こんなことを誰から言い出したか少し考えれば分かることでしょう。

それにしてもコリアン源流問題ってこんなところから
も分かる問題だったんですね。私はてっきり百恵や美空はそうだと信じ込まされてきたけど、その時は気付いてりゃ良かった。創も良い仕事しますね。

差別がどーしたとか全然関係ない話でしょ。出自を隠す
とかなんとか、それ自体架空の話を前提に成り立ってる
んだから。
ま、こんなデタラメばかり言ってるから、嫌悪されるというのはあると思いますがね。

投稿: a | 2011年12月24日 07時03分

韓国人というか韓国系ってことね。血がDNAがと細かいこと言われると困るので、直近の親が韓国人って意味のね。

山口百恵の関係筋でしょうか?wikipediaの日本版、英語版で韓国の話が消えてますね。小さなことですが、良い仕事してますね。ハングル版は期待してませんが(笑)
在日の方や韓国人が、有名な日本人が出るとすぐ韓国系と言い出すから困りものです。日本人すら信じてしまう。問題は、それが日本人韓国人から離れて、欧米人や中国人にもそーいう話が広まってしまうことですね。wikiのリンクでも多くの第三国の外国人が美空ひばり韓国系説を
とっています。単にその事実(実際は嘘)を伝えるのではなく色々と尾ひれをつけて報道するわけです。
一時が万事、芸能人の出自の話にとどまらない。

投稿: a | 2011年12月24日 07時15分

すいませんwハングル版も意外に抑制が効いてました。
説があるが本人が認めるか、言及してないので確証はない、、
とのことです。
まあ柔道の起源には二つある、、とか公式の柔道連盟のHPに載せちゃう国です。公平を装っているようで、そんな説が載っちゃうこと自体がおかしいんです。

投稿: a | 2011年12月24日 07時20分

山口百恵さん出生時に東京は豊島区にある
西武池袋線東長崎駅南口の商店街にあった
クリーニング店の二階に住まわれていた母親が
すぐそばの産院でご出産されました。

当地は在日居住区とは無縁の場所です。
その後幼児期に引っ越され、越した場所の問題で
あらぬ噂が立てられたというのが、地元民の認識です。
ちなみに当地は、俳優の故・地井武男さんが
亡くなられる半年ほど前にちい散歩で歩いていた場所で、
今も現存する百恵さんの生まれた産院のすぐそばの
無農薬野菜の直販店からレポートしておられました。

投稿: 地元民 | 2012年12月26日 06時33分

韓国系と中国系のアメリカ人二人の友人から百恵ちゃんが韓国人だと聞いて、確認したくてココにたどり着きました。

なるほど、父親朝鮮民族説があり、さらにそれがデマであるとのことなんですね。
わたしは正直、真実はどちらでもいいんです。朝鮮民族とのハーフであっても、うちの子供達がそうなので身近に感じて嬉しいですし。でも、いろいろ読む限りあまり尊敬に値しない百恵ちゃんのお父さんが正真正銘日本人であると証明されたところで、日本人としては嬉しいんでしょうかね?

前述の友人達は往年の百恵ちゃんがいかに素敵かをキラキラ笑顔で熱く語ってくれましたので、わたしにはそれだけで日本人として誇らしかったです

投稿: 中国在住 | 2013年8月28日 11時05分

他人にとってどうでもいいことかもしれないが、本人にしてみれば痛くも無い腹を探られるような、根拠も無いデマを流されるのはやはり気の毒でしょう?

投稿: うお座 | 2014年3月18日 01時53分

百恵さんのお父さんについて質問です。ネットでお父さんの職業は医師というのをみかけますが本当でしょうか。医師だったら百恵さんとお金でもめたりしないと思うのですが・・・それから栃木県足利市の健康ランドに勤めていたという話もありますが本当のところが知りたいです。蒼い時のなかで、三浦さんと結ばれたときのことがかかれてますがその時に歌っていた曲は何だったのか自分なりに推測してみるとコスモスのときだったように思えるんですが・・

投稿: よっちゃん | 2014年4月 8日 21時45分

山口百恵さんの父は、恵比寿で開業していた医師で、NHKの顧問医でもあった。ただし、当時のNHK職員でも、「ではないか」という話。男女の間のことに立ち入ることもないだろう。要は、山口百恵という不世出のスターが誕生したということ。その後、母は決して相手の家庭を壊さないようにと決心し、横浜区瀬谷区の県営住宅に移った。

当時の住宅は取り壊され鉄筋になったので行くのは無意味。

その後、横須賀市の不入斗県営住宅に移転。小学五年生のとき、NTVの「スター誕生」に応募。合格。ただし、審査員5人全員が熱烈推薦だったそうで、稀有のことだった。横須賀の団地は、小泉純一郎邸から歩いて5分ほど。朝鮮人説は下司のカングリ。横須賀の朝鮮人住宅は公郷にあり、まったく別。けっこう人が来るが、観光地なので、騒がなければ。

デビュー当初から騒がれたため、後は、堀プロ寄宿舎へ。ただ同級生と手紙のやり取りは相当にあった。「お宝」だから出ないけどね。新婚後は品川のペアシティから国立へ。まだ国立署の警護対象なのでウロつくと逮捕だよ。

投稿: ちょろ | 2014年6月16日 11時00分

西城秀樹のルーツ教えてください
お願いいたします

投稿: | 2018年5月20日 04時16分

父親の久保氏が足利でうんぬんという部分。確か身体を壊されて入院していたのは中野の病院だったという話も聞いてます。入院患者らに自慢話にしてたと聞いてます。

投稿: 元地元民 | 2019年3月31日 22時37分

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