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2010年6月16日

宇宙探査機「はやぶさ」7年に及ぶ旅から地球に帰還!

 和歌山大学のUstreamを見ていて,思わず涙が出てしまった。

 打ち上げ直後から様々なトラブルに見舞われ,もうダメかという状況を何度も打開しての地球帰還は快挙だと思う。

 日本の宇宙探査機『はやぶさ」が7年に及ぶ旅から地球に帰還!
 東京に向かって帰還を急ぐ「はやぶさ」。(……すみません。つまらないジョークで)


 日本の宇宙探査機「はやぶさ」が,オーストリア上空で大気圏に突入し,燃え尽きるところの画像。
 燃え尽きる前に,熱シールド素材で覆った試料帰還カプセルを打ち出し,最後は先端を試料帰還カプセルが飛んでいくのが見える。NASAのDC-8の空中ラボラトリからの素晴らしい映像だ。

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[朝日新聞:南天の天の川の前を右下から上方へ横切った「はやぶさ」と回収カプセル=日本時間13日午後10時51分から星を自動追尾して3分間露光、豪州南部グレンダンボ近郊、東山写す]

 満天の天の川の前を横切る「はやぶさ」。これも素晴らしい写真だ。

 地球の大気圏突入の寸前,試料帰還カプセルを打ち出したあとの探査機「はやぶさ」は,あとは燃え尽きるだけという状態の中,最後の燃料を使って2時間掛けて姿勢を変え,カメラを地球側に向けた。
 地球に戻ってきた「はやぶさ」に地球の姿を見せたかったということらしい。

 最後に「はやぶさ」が送ってきた写真がこれ。

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 5,6枚撮影した中の燃え尽きる時間ぎりぎりの最後の1枚に地球の姿が写っていたそうだ。こんなに素晴らしい偶然があって良いものだろうか。
 宇宙探査機「はやぶさ」が送ってきた映像の右下を見ると,テータが途中で途絶えているのがわかる。この瞬間に「はやぶさ」の本体が燃え尽きたのだと思われる。

 とにかく,地球帰還おめでとう!

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コメント

最後の写真、まるでSFだか、宇宙物アニメのラストシーンを彷彿とさせてくれます。ベタな言い方ですが「念が籠っている」様で、荘厳な雰囲気すら漂わせていますね。リアルな現実の宇宙開発が、遂にここまで来たか!と、誰もが思わず唸ってしまいそうです。

個人的に思うのですが、この写真、本年度のピューリッツァー賞を受賞してもおかしくないんじゃないかな?

少なくとも、我が国の歴史に残る一枚である事は間違いないでしょう。

投稿: もりあき | 2010年6月16日 08時47分

 最後の写真にはドラマを感じますよね。今まで「はやぶさ」に携わってきた方々の思いを感じるからなのかどうか,自分でも不思議です。

 そういえば,NASAのカッシーニとかガリレオとかの探査機が送ってきた写真は,地球や土星や木星の姿がどーんと真ん中に写っているだけなのに,ふるえるような感動を覚えます。

 人間が指令を送っているとは言え,機械が自動的に撮影した写真が,世の中の数多の写真家が感性と技術力を駆使して撮影した写真よりも感動的に感じられてしまうというのは,何とも興味深いことだと思います。

投稿: 三日画師 | 2010年6月16日 12時40分

二枚目の、天の川を横切る「はやぶさ」の写真も、素晴らしいですね。

早速、パソコンの壁紙に借用させていただきました…う~ん、素晴らしい!

投稿: もりあき | 2010年6月16日 20時42分

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