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2008年12月13日

ポメラ熱が急速に冷める

 11月10日に発売開始となったキングジムの「ポメラ (pomera)」。「テキスト入力に特化」という魅力的なコンセプトに,ごく一部のGadgetマニアは騒然となった。


[株式会社キングジムのニュースリリースページ『デジタルメモ「ポメラ」 DM10 発売』の記事より]

 忘れかけていた記憶だったが,その「テキスト入力」のために,EPSONのWORDBANK-NOTE2や富士通のOASYS Pocket,NECのMobile GearなどのGadgetをいじくり回し,あれこれ悩んだころの甘い記憶が甦ってきた。
 ポメラが欲しい! ポメラを使ってみたい!……と,ポメラ熱が急上昇。

 冷静になって,詳細仕様を調べる。

◎ ATOK2007相当を搭載
 ── 私はMacもWinもATOK。現状ではATOK以外は考えられない。
○ 17mmピッチの折りたたみ式キーボード
 ── 撓み等は気になるが,タッチタイプできる大きさはぎりぎり確保か。
○ モノクロTFT液晶640×480ドットディスプレイ
 ── ディスプレイ周りの額縁が広くて萎えるが,まあ必要十分。
○ 単四アルカリ電池2本で動く
 ── 20時間も駆動すれば単四アルカリ電池で十分。ACアダプタ不要だし。
○ 電源スイッチオンから約2秒で起動
 ── VAIOノートのサスペンドからの復帰よりずっと早いのでありがたい。
 ── でも,MacBookのスリープからの復帰は2〜3秒だから,驚くほどではない。
× JIS配列キーボード
 ── 日本独自の製品だからあきらめざるを得ないが,魅力は半減。
× CAPSキーとCTRLキーの入れ替えは不可(これがわかるまで時間が掛かった)
 ── Backspace代わりの CTRL-h も使えないようだ。
× 変換候補からの選択時に数字キーは使えず,カーソルキー選択のみ

 最後の2件で一気にとどめを刺された。これではATOKのキーアサインの主力であるctrl+u,i,o,p,k,lや,ホームポジションでの操作が行えない(使いにくくてしかたがない)。

 「ポメラ」が発表されてから,大手のIT関係サイトには「ポメラ」のレビュー記事がたくさん掲載された。かなり詳細な記事が多いように感じたが,肝心の「CAPSキーとCTRLキーの入れ替えは可能か?」について言及している記事は出てこなかった。大手IT関係サイトの記者の皆さんは,ATOKでの文字種の変更にはファンクションキーを使い,文節の伸縮にはカーソルキーを使うなんてことをやってるんだろうか。

 そうこうしているうちに,「ポメラ」を購入した一般ユーザーの方のレビュー記事があちこちのブログで読めるようになり,CAPSキーとCTRLキーの入れ替えはできないらしいことがわかった。

 わかってみれば,「なーんだ,やっぱり」という気分である。
 急性症状を引き起こしたポメラ熱は,頭から液体窒素をかぶったかのように冷めていった。

#液体窒素は皮膚の表面で一瞬にして蒸発するから(量にもよるけど)水をかぶるより冷たくない,というツッコミは無し。

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