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2008年10月 8日

七宝焼きの誘惑

 PENTAXのカメラやレンズには,カタログスペックでは表現できない小さな工夫がそこかしこにあって,そこに魅力を感じるとPENTAXを見放せなくなってしまう。

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 小さい工夫のひとつ,フィンガーポイント。半球状の突起がそれである。
 フィンガーポイントを親指で押さえるようにレンズを持ち,カメラボディ側のレンズ着脱ボタンを親指で押さえるようにすると,ちょうど親指同士を合わせた位置でレンズの着脱ができる。暗闇でレンズ交換……する機会は少ないが,ゴミが入らないようにレンズマウントを下に向けてレンズ交換するのは簡単である。

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 造りに妥協の無いLimitedシリーズのレンズ,smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedのフィンガーポイントは七宝焼きである。はっきり言ってやり過ぎだとは思うが,実際に手にしてみるとなんとなく嬉しい気分になる。

 現在,Limitedシリーズ以外の一般的なAFレンズでは,このフィンガーポイントは省略されてしまっている。プラスチックのフィンガーポイントであれば,1個の値段は取るに足りないほど小さいだろうが,接着作業や硬化時間も含めたコストは,価格競争が激しい時代においては馬鹿にならない。PENTAXの現状を考えれば,残念だが仕方のない判断だと思う。

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