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2008年9月15日

MIDNIGHT CREEPER / LOU DONALDSON


MIDNIGHT CREEPER / LOU DONALDSON

 ファンキーおじさんことLou Donaldson,42歳時録音のアルバムである。Lou Donaldsonといえば,超有名な「BLUES WALK」の入った『BLUES WALK (Blue Note BLP 1593, BST 81593)』のほうが有名だが,やっぱり一度ジャケットを見たらこのアルバムを選ぶしかない。なんせ黒髪の美女に黒猫でっせ。

 ジャケットの怪しげな女性に惹かれて(もちろんのことだが,あくまでLou Donaldsonのアルバムなので,女性ボーカルが入っていたりすることはない)一曲目の「Midnight Creeper」を聴く。ゆるゆる脱力系のソウル・ジャズである。気の抜け具合が,アーシーで格好良くて気持ちいい。気が抜けすぎて,スットントン,スットントンというリズムが,崎陽軒の月餅のCMを思い出させる(んなこたぁない)。
 Lou Donaldsonのソロに続くのが,George BensonのギターとBlue Mitchellのトランペット。そしてソロの最後はオルガンのLonnie Smith。これで悪い内容になるはずがない。

 どこかゆるい感じのバラード「Elizabeth」が終わると,このアルバムで私が一番好きな「Bag of Jewels」が始まる。一転してシリアスな雰囲気が混じる。
 ソロの順番は,Lonnie Smith,Blue Mitchell,George Bensonと,「Midnight Creeper」とは逆になり,最後がLou Donaldson。10分近い演奏だが,最後までダレずに終わる。最後がフェード・アウトなのがちょっと気に入らない。

 ひょっとしたら,レコーディング時には「Bag of Jewels」が最初の方に録音されたのかと思い,WebのLou Donaldson Discography(このデータベースは凄い)を見たら,その日(1968年3月15日)の最後の録音だった。レコーディングの終わりに,「よーし,これがOKだったら飲みに行くぞー!」という感じで,ちょっと気合いが入ったのだろうか。

Lou Donaldson, alto saxophone; Blue Mitchell, trumpet; George Benson, guitar; Lonnie Smith, organ; Leo Morris, drums

 1.Midnight Creeper
 2.Love Power
 3.Elizabeth
 4.Bag of Jewels
 5.Dapper Dan

Recorded at the Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey on March 15, 1968

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Midnight_creeper
 ジャケットを開くとこのようになっている。

 Lou Donaldsonといえば,『Alligator Bogaloo』のジャケットも凄くカッコいい。こういうカッコいいジャケットのアルバムは,パーソネルや曲名を調べたりせず,そのまま買ってしまっても失敗することはほとんど無い(保証はしないけど)。

ALLIGATOR BOGALOO / LOU DONALDSON

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