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2016年1月 1日 (金曜日)

静岡名店街と青葉おでん街

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静岡名店街と青葉おでん街


 静岡県の県都しぞーかの中心繁華街「静岡名店街」七間町・呉服町・呉六・紺屋町などを歩く。
「静岡名店街」をググってみても,まとまったページは見つからず,呉服町名店街・七間町名店街・紺屋町名店街が見つかるばかりだが,いちおう駅前の案内板には“映画も、グルメも、ファッションも。すぐそこにあります。静岡名店街”という表記があるので,この記事の見出しは静岡名店街のままで押し通すことにする。

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 駅前広場にある楕円形の強化ガラス製大屋根。地上の広場と地下街・地下通路を結ぶ結節点になっている。地下街への入口は駅ビル「パルシェ」内にもあるが,地上のバス乗り場・タクシー乗り場の横にシンボリックな結節点があり,とてもわかりやすい。

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 楕円形強化ガラス製大屋根の下の地下中央広場。南アルプスの清流をイメージしたという滝のオブジェがある。

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 紺屋町地下街。静岡で一番の地下街である。紺屋町地下街と言えば,私が学生になったばかりの頃に発生したガス爆発事故を思い出すのだが,もう35年も前の事故なので,知らない人も多いだろう。

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 紺屋町地下街。元旦なのでシャッターが閉まったままの店が多い。

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 紺屋町の再開発事業で建設された葵タワー(地上25階地下2階の再開発ビル。3階には静岡市美術館が入っている)のエスカレーターを使って地上に出る。

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 紺屋町の静岡パルコ(写真左)の交差点。

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 紺屋町の静岡パルコ。

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 静岡パルコの前から御幸通りの御幸町南交差点に続く路地。

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 紺屋町の繁華街に鎮座する小梳(おぐし)神社。

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 紺屋町を北西へ。この1区画先に呉服町交差点があり,そこから先が呉六名店街・呉服町名店街となる。呉服町には伊勢丹があり,静岡市では最も伝統のある商店街である。

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 紺屋町名店街の静岡駅方向を振り返る。

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 静岡パルコの北西の角を南へ。

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 静岡グランドホテル中島屋の横の通り。静岡市旅館会館などがある。

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 両替町通りと江川町通りが交差する紺屋町交差点。

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 紺屋町交差点。

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 紺屋町交差点から両替町通りへ。両替町は静岡随一の歓楽街である。

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 両替町通りの歓楽街。最近は店頭のおねえちゃんの写真も集団だ。

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 両替町通りの食肉会館の前。20人ぐらいの中国人の方々が写真を撮りまくってた。
 そういえば,2015年の中国人観光客の都道府県別の宿泊者数ランキングは,東京都・大阪府・千葉県・北海道・愛知県に次いで静岡県は第6位になっている。富士山が人気というだけでなく,静岡空港の中国路線が拡大したことに合わせて,静岡県内に一泊することを条件にして県が旅行会社に補助金を出しているためらしい。

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 にじびる & まねきねこ。このあたりにはカラオケ店が密集している。

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 両替町二丁目の両替町通りと玄南通りの交差点。ビジネスマン割引のカラオケ店もある。

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 両替町通りと玄南通りの交差点。静岡無料案内所がある。

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 玄南通りの呉服町二丁目方向を見る。

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 両替町二丁目の両替町通りをさらに西へ。

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 両替町二丁目の桃太郎ビルとちゃっきり横丁。

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 両替町通りが青葉通りと交差する直前にある青葉小路(青葉小路横丁)。

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 青葉小路。

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 青葉小路の入口に看板があるステーキハウス「ブル」は,青葉小路の奥にある。

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 青葉通り「青葉シンボルロード」と両替町通りの交差点。青葉シンボルロードは,静岡市葵区役所の正面から常磐町三丁目の常磐公園まで一直線に伸びた緑地公園道路で,ところどころには噴水などの水を使ったモニュメントも置かれている。

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 青葉通り「青葉シンボルロード」の葵区役所方向を見る。

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 青葉通りを横切り,両替町通りをさらに西へ。歩道の上のアーケードに隠れているが,すき焼きが名物らしい老舗料亭の三笑亭本店と「れすとらん さんしょうてい」がある。

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 両替町通り,七間町の静活ボウリングビル(静活プラザボウル)の「COSPAL」。静活というのは,もともとは映画館を営業していた静岡活動写真という会社だったことからの命名だろう。

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 静活ボウリングビルと一体化した静岡銀座街。シャッター街か元旦休みかは判別できず。

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 静活ボウリングビルと両替町通り。

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 七間町名店街と両替町通りの交差点。写真右は静岡銀座街。

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 七間町名店街(七間町通り)の南側を見る。
 古くから今宿と呼ばれて賑わった七間町は,特権を与えられた7つの座があったことから七軒町と呼ばれ,それが地名の由来となったという。七間町にはパテー館やキネマ館などの映画館が立ち並び,七間町を中心とした繁華街を散策することを「七ぶら」と呼んだ時代もあったとか。

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 静活ボウリングビルは七ぶらしていた頃の名残か……

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 両替町通り。

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 七間町名店街の静活ボウリングビル「COSPAL」の入口。

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 七間町名店街。七間町通りのこの先,呉服町通りとの交差点には伊勢丹がある。

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 七間町通りの西150mに残る静岡東宝会館の映画のポスターが並んでいる。その東宝会館のすぐ先の七間町通りと昭和通りの交差点(七間町交差点)には,数年前まであったオリオン座が更地になっている。

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 七間町を南へ歩く。

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 七間町名店街の歩道の上のアーケードは,これが映画の街のアーケードだと思うと,妙に感慨深い。

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 静岡北ワシントンホテルプラザの前の交差点を青葉通り方向に少し歩いてみる。

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 七間町名店街に戻る。

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 七間町通りから人宿町一丁目側に少し入ったところに,ビルの中をリノベーションた新しい感覚の小さな飲食店街「ビルなか小路 イマココ」が作られている。

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 ビルなか小路イマココ。

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 ビルなか小路イマココ。若い人が入りやすい横丁,若い経営者が店を出しやすい横丁になれば,魅力が生まれてくると思う。

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 人宿町一丁目。

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 人宿町通りの大角ビルと新宿街。

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 人宿町通りの森田質店。

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 人宿町通りの森田質店。

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 人宿町通り。

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 人宿町一丁目。イタリアンの「RAZZA ROSSA」など,個性的な店が並んでいる。

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 人宿町通りを南へ歩き,昭和通りの人宿町交差点へ。

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 昭和通りの人宿町交差点。

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 昭和通りの歩道の上には統一感のないアーケードが設置されている。

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 昭和通りの梅屋町交差点。上石町側から梅屋町側を見る。
 市川ビルにはビリヤード場があるようだ。

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 昭和通りの梅屋町交差点。

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 昭和通りの梅屋町バス停から本通り・昭和通りの交差点方向を見る。

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 梅屋町の新通りと津島神社。

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 梅屋町の新通りから津島神社を見る。

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 梅屋町の新通り。

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 梅屋町の中心にある四ツ辻のぶんせん鍼灸治療院と喫茶ぶんせん。

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 安全タクシー株式会社と京小物の古都のいっぷく洛柿舎。

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 梅屋町の中心にある四ツ辻。

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 梅屋町から人宿町二丁目に続く通りの松下乳母車店の並び。通りの名前は不明。静岡七間郵便局のある通りである。

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 グリーン横丁?

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 人宿町二丁目から梅屋町方向を振り返る。

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 静岡七間郵便局。

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 静岡七間郵便局の並びの居酒屋「らふ」とPUB「エリ」。

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 静岡七間郵便局の前から七間町通りに出る。

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 青葉通り「青葉シンボルロード」の水が流れるモニュメント?

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 七間町,青葉通りと昭和通りの交差点(青葉通交番前交差点)横にある別雷神社。別雷神社横の路地には「いかずちおでん街」がある。神社は「わけいかづちじんじゃ」,おでん街は「いかずちおでん街」……

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 青葉通りの別雷神社の斜向かいにあるのが青葉おでん街。こちらはどこの店も開いていて,客がいっぱいだった。

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 青葉おでん街の「みすゞ」。

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 青葉おでん街の「藤の家」……

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 青葉おでん街の「よろづ」……

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 青葉おでん街。

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 青葉おでん街。元日だというのに,次から次に客がやってくる。

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 青葉おでん街のすぐ東,昭和通りには青葉横丁がある。昭和通り側は綺麗な装いになっている。元旦なので開いている店が少なかったが,普段はたくさんの提灯が並ぶことになるはず。

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 常磐町一丁目の玄南通りを曲がると,ひょうたん横丁がある。入口はちょっと目立たない。というか,自動販売機のほうが目立っている。

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 ひょうたん横丁の入口。ひょうたんと同じで,入口が狭いのだ。

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 ひょうたん横丁。奥の方が少し広がり,袋小路になっている。元日なので営業している店はなさそうだった。

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 ひょうたん横丁。

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 ひょうたん横丁。入口が狭く,奥が少し広い袋小路になっている様子から「ひょうたん横丁」と呼ばれるのだと勝手に思い込むことにした。

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 ひょうたん横丁から昭和町の江川町通りへ。ふと壁面を見ると,ひょうたんのネオンサインがある。居酒屋「あかいひょうたん」という店だった。あれっ,ひょっとしたら静岡市で「ひょうたん」には何か特別な謂われがあるのかもしれない。

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 江川町通りと両替町通りが交差する紺屋町交差点へ戻ってきた。さすがに元日なので人通りは少ない。

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 静岡パルコの裏の両替町通り。

 静岡でおでんを食ってのんびりしたかったが,今晩の宿は浜松に確保してあるので,真っ直ぐ静岡駅に向かう。

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 紺屋町のパルコの前。

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 紺屋町の小梳神社に初詣。この一年間が健康で良い年であることを祈る。

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 紺屋町の静岡パルコ。

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 静岡駅前のガラス製大屋根の地下中央広場。

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 静岡駅は,構内の内装や駅の構造が浜松駅とそっくりだ。無意識に駅構内を歩いていると,頭の中のゲシュタルト崩壊を起こすような奇妙な感覚になることがある。

静岡市の繁華街

── SONY α7S + Vario-Tessar T* FE16-35mm F4 ZA OSS

【参考】
2004年7月18日 (日曜日):静岡市の紺屋町・呉服町商店街を歩く
2013年12月31日 (火曜日):駅南銀座商店街 静岡

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身延線の特急「ふじかわ」で静岡へ

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身延線の特急「ふじかわ」で静岡へ


 今年は甲府で新年を迎えた。天気は穏やかな晴れ。体調はそこそこ歩ける程度で,無理はしないつもり。

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 昼近くなってからホテルをチェックアウトし,十二支の銅像が並んでいるエル西銀座商店街へ。
 商店街の東側の入口には,去年までの干支だった「未(ひつじ)」が飛躍している。

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 エル西銀座通りの「辰(たつ)」。

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 エル西銀座通りの「申(さる)」。今年の干支がカップで水浴びしている。

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 甲府地方裁判所の前,中央公園のところで平和通りを横切る。

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 丸の内三丁目あたり。平和通りに官公庁が並んでいるため,このあたりには出張者向けのビジネス旅館が多い。

 この西側の穴切大神社の北側には甲府穴切遊郭跡があり,地図を見ると道路のかたちが明確に残っている。平和通りを渡ったときには,穴切大神社あたりをぐるりと回ってから甲府駅に向かうつもりだったが,朝から息切れ気味なのであきらめて,真っ直ぐ甲府駅に向かうことにする。
 地図を見ると穴切遊郭跡はほぼ住宅街になっており,たぶんすっぱい葡萄に違いない。

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 丸の内三丁目を北へ。

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 甲府駅南口。

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 甲府駅南口のバスターミナルを出るバス。このような前後2ドアのバスは最近珍しくなったような気がする。

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 甲府駅から特急「(ワイドビュー)ふじかわ」静岡行きに乗り込む。373系電車の3両編成である。

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 下部温泉と波高島の中間付近,常葉川に架かる吊り橋は,中間に橋脚がある珍しいタイプに見える。

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 富士川と身延線に沿って,大規模な道路工事が行われている。何の工事だろうとググってみたら,静岡市から山梨県甲斐市を経由して長野県小諸市にいたる中部横断自動車道で,総延長約132kmの高速自動車国道だという。
 この高速道路は平成29年に完成共用開始が予定されている。甲府〜静岡の高速バスが運転されれば,単線で線形の良くない身延線を走る特急「(ワイドビュー)ふじかわ」はでは太刀打ちできなくなり,現在の1日7往復から減便,もしくは廃止を余儀なくされるかもしれない。

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 特急「ふじかわ」が富士川に沿ってゆったりと走る。

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 富士宮市の市街地に向かって身延線が北向きに進路を変えると,車窓の右側に富士山が見えてくる。

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 富士宮市の市街地に向かって身延線の下り坂を駆け下りる特急「ふじかわ」。車窓の右側に見える富士山が美しい。今年は積雪が少ないようだ。普段見慣れている角度の富士山と,山頂のかたちがちょっと違うところが面白い。

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 特急「ふじかわ」は,富士駅でスイッチバックし,今まで最後尾だった車両を先頭にして東海道本線を下り,静岡駅を目指す。

 スイッチバックする富士駅では,乗客みんなが一斉に座席の向きを進行方向に転換させるのかと思ったら,1号車指定席のお客さん達は誰一人動こうとしない。私は精神年齢がいまだに子供のままなので,列車に乗るときには必ず窓側進行方向に座りたいのだが,自分一人だけが座席を進行方向に転換すると,他のお客さんと正面から向き合うことになる。それは避けたいし,私が向かい合うことになった客もそれはイヤだろう。
 しかたなく,車両の端の空席に移動し,その部分だけ座席を進行方向に転換した。

 たとえば,北陸本線から名古屋に向かう特急「しらさぎ」が米原でスイッチバックするときには,乗客が一斉に立ち上がって座席を転換させるのが風物詩のようになっているし,「駅に停車したら座席の回転にご協力ください」という車内アナウンスも流れる。

 逆方向の甲府行き特急「ふじかわ」は,静岡駅のホームに入ってきたときには座席が後ろ向きにセットされているらしい。富士駅で座席を転換しない人が多いのは,その影響もあるだろう。
 しかし,全部で11ある途中停車駅の中のわずか2つの区間とはいえ,静岡−富士間は34km(静岡−甲府間の約28%)もある。新宿から小田急ロマンスカーに乗ったとして,相模大野(新宿から32.3km)まで座席が進行方向と逆向きだったらイヤだよね?

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 静岡駅に到着。北口を出て,北口バスターミナル越しに駅前の御幸通りを見る。
 駅前広場の整備が終わり景観が一新した。静岡駅と駅前繁華街の間に国道1号線と駅前広場があり,かつては雑然とした駅前が駅と繁華街を分断している印象が強かったが(地下街では結ばれていた),見違えるように改善されている。

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 静岡駅の駅ビル「パルシェ」。駅前広場では竹千代君像(徳川家康少年期)が人々を見守っている。

── SONY Cyber-shot DSC-RX100M3 or iPhone 5S or SONY α7S + FE 16-35mm F4 ZA OSS

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2015年5月 2日 (土曜日)

とりあえず旅に出る[熱海・浜松]

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 旅に出る。

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 戸塚駅でとりあえず名古屋までの切符を買って,東海道本線の下り電車に乗り込む。
 久しぶりの旅だ。ずっと体調が悪かったため,本格的な旅は昨年のゴールデンウィーク以来になる。

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 乗った電車が熱海行きだったため,熱海駅で途中下車してみる。熱海駅周辺の商店街を歩くつもりだったが,熱海駅の有人改札の駅員の対応がひどかったため気分が乗らず,すぐにホームに引き返す……

 JR各社の自動改札機が“基本的に”途中下車に対応していることは理解している。しかし,途中下車可能な切符を入れたときに,エラー判定のチャイムがなってフラッパーが閉じ,有人改札を利用するようにとのメッセージが流れる機種がまだ残っている。
 横浜市内→名古屋市内のように経路があきらかな切符は多分問題ないが,みどりの窓口で作ってもらった経路の複雑な切符の場合は,自動改札機が途中下車の可否を判別しきれないのだと思われる。

 自動改札機で引っかかると後に続く人の迷惑になるし,何より気分が悪い。だから,途中下車の場合は基本的には有人改札機を利用するのだが,まさかその有人改札でイヤな思いをとは思わなかった。いつだったかの名古屋駅以来かも……

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 熱海駅では駅舎の建て替え工事が行われている。

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 写真左側にあった土産物屋などが並んだ熱海ラスカも取り壊され,新しい駅ビルの工事が行われている。

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 熱海駅のホームに東海道本線浜松行きの電車が入ってきた。10分ぐらい前に発車した島田行きの電車はかなり混雑していたが,この浜松行きはガラガラだった。

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 iPhoneの地図を見ながら,清水で降りようか,島田で降りようか……などと考えながら3時間電車に乗り続け,とうとう電車は終点の浜松に到着。浜松駅で途中下車する。電車の中で,なんとか浜松に宿を確保した(ネット予約)。

 今までの経験では,ゴールデンウィークや年末年始はビジネス客がいないため,駅周辺のビジネスホテルは余裕で予約できるはずなのだが,なぜか満室の宿ばかり。駅前の「浜松まつり」の案内板を見て,やっと事態が飲み込めた。明日から三日間,凧揚げ合戦で有名な浜松まつりが行われるのだった。三日間の人出は100〜150万人なのだとか。

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 「mioka(ミオカ:上大岡駅前の再開発ビルのショッピングセンター)」かと思ったら「mikoa」だった。
 久しぶりの長時間乗車で疲れたので,浜松駅周辺で餃子でも食って,宿にしけこむことにする。

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 繁華街の肴町や千歳町まで行けば美味い餃子が食えるのだろうが,数百メートルすら歩きたくない気分なので,駅から見えるほど近い店を探す。南口の東側にラーメン・餃子「好麺」という看板を見つけ,近寄ってみたら,まだ準備中だった。他には駅の周辺に餃子が食えそうな店が見当たらない……

 浜松は「日本一の餃子の街」の座を宇都宮と争っていることで知られている。総務省の「一世帯あたりの餃子購入額」の算出方法に疑問はあるが(スーパーなどで買ってきた分しか含まれず,餃子屋で外食した分は入らないとか,観光客が食べにきた分も含まれないとか),「日本一の餃子の街」を名乗るのであれば,駅前の片隅には雑多な飲食店街があって,どこの店で浜松餃子を食うか迷うほどであるべきだと思う。たとえば宇都宮駅前には,歴史のある店かどうかは別にして,たくさんの餃子屋が並んでいる。

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 浜松餃子に振られたので,浜松駅南口正面の八百徳という店でうなぎを食うことにする。さすがは浜松。うなぎ屋は駅の周辺にけっこうあるようだ。

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 かつて浜名湖一帯はうなぎの養殖が盛んで,舞阪駅の北側などにびっしりと養鰻池が並んでいた。静岡県は全国の養殖うなぎ生産量の4分の3を占めていたこともあったそうだ。その後,徐々に生産量が減少し,現在の都道府県別養殖うなぎ収穫量は,1位:鹿児島8,451トン,2位:愛知5,802トン,3位:宮崎4,090トン,4位:静岡1,865トン。市町村別でも,愛知県西尾市(一色町)が昭和の末期から現在までずっと全国1位となっている。それでも,「うなぎ」といえば浜名湖・浜松のイメージは根強い。

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 まだ明るいうちに見晴らしの良い宿にチェックイン。

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 遠くに見えるのが太平洋の遠州灘。ちょうど正面あたりに中田島砂丘があり,その横の遠州灘海浜公園が,明日から行われる浜松まつりの凧揚げ合戦の会場になっているようだ。

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 iPhoneを充電しようとしたら,こんなメッセージが出た。

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 数年前から使っている巻き取り式のLightning-USBケーブルがダメらしい。iOSをアップデートした際に,非純正のLightning-USBケーブルが使えなくなる,正常に動作しない可能性があるというメッセージが出る……という話をずいぶん前に聞いた。
 Lightning-USBケーブルのコネクタ部には認証チップが内蔵されていて,非純正の粗悪品を排除するようになっているからだ。今まで運良く使えていたが,とうとうダメになったようだ。正月に帰省したときには使えていたので,その後のアップデートがきっかけらしい。

 コネクタを裏表どちらでも使えるのがLightningコネクタのいいところだが,ピンアサイン(表裏の結線)は非対称で,実は表裏があるという記事を読んだ記憶があったので,表裏を変えて差し込んでみたがダメだった。充電できないのは困るので,明日はまず,どこかで純正のLightning-USBケーブルを買うことにしよう。

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2014年1月 1日 (水曜日)

新居関と新居宿 湖西市新居町

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新居関と新居宿 湖西市新居町



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 弁天島から東海道本線の下り列車に乗り,隣の新居町駅で途中下車する。地名は「あらいちょう」なのに,駅名は「あらいまち」となっている。また,他に新居駅が存在するわけでもないのに,なぜか新居「町」駅となっている不思議な駅である。

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 新居町駅から西へ歩き,栄町交差点の西の洲崎橋から南の浜名川を見る。このあたりは川が入り組んでいて,船溜まりになっている。

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 洲崎橋から浜名川の北側を見る。

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 洲崎橋は1962年(昭和37年)3月竣工。

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 浜名川の船溜まり横を西へ。

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 奥に見えるのが洲崎橋。

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 浜名橋の袂から洲崎橋を見る。

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 浜名橋の袂から国道301号線の新居関所跡方向を見る。

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 国道301号線。

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 国道301号線を西へ。新居関所跡の看板が見えてきた。

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 国道301号線の南側の路地を入り,生花利休の前へ。

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 洲崎橋方向を振り返る。

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 洲崎橋から続く通りの海産物・うなぎのやまへい。

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 西側の船町の家並み。

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 北の国道301号線に戻り,新居関所跡の前に出る。拡幅工事の真っ最中。

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 新居関所跡。東海道五十三次の31番目の新居宿と東の舞阪宿の間は今切の渡しで結ばれていたこともあって,新居関は陸と海の関所になっていたらしい。

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 新居関所跡。

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 新居関所跡の西側,国道301号線の泉町の家並み。

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 新居宿の名残り,旅籠紀伊國屋。現在は資料館になっている。

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 泉町交差点の丁字路。本陣跡だが,建物は残っていない。旧東海道が仲町発展会商店街になっている。

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 仲町発展会商店街から洲崎橋に続く通りを見る。

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 仲町発展会商店街の「肉は鳥初」の前から泉町交差点方向を見る。

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 旧東海道の仲町発展会商店街。店の数が減ってしまって,商店街という雰囲気ではなくなっている。

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 かきこや仲町店。

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 かきこや仲町店の前から旧東海道を見る。

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 かきこや仲町店。

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 新居中学校入口。

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 テーラースギヤマの前を東へ。

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 町内を通る路地を,地元では小路(しょうな)と呼ぶという。

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 俵町の家並み。

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 みどり湯の煙突。

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 120年の歴史を持つ銭湯,みどり湯。

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 みどり湯。

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 少し東へ歩き西側を振り返る。右側がみどり湯。

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 中田町の五叉路(東側)。

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 中田町の五叉路(北側)。

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 中田町の五叉路。あずま寿司とミナト電器。

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 船町常夜灯の前あたり。

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 船囲い場跡の小さな広場。

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 船囲い場跡の南側。

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 船囲い場跡の南側。

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 後で地図を見ると,もう少し南に歩けば新居町内山の船溜まりがあったのだが,ここで引き返してしまった。

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 船囲い場跡の碑が立つ。
 宿場と今切関所が現在地に移転した頃には,このあたりまで入江になっていて,渡船用の船が常時120艘も配置されていたという。
 ここから東側は明治になってから埋め立てられたらしい。

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 船囲い場跡の広場。

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 新居町駅に引き返す。

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 浜名橋と洲崎橋の間の船溜まり。

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 新居町駅から東海道本線の下り列車に乗って岡崎で下車する。一昨日買った切符は岡崎行き。ここで下車すると,自動改札機に切符が吸い込まれることになる。

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 JR岡崎駅東口。人口約37万人の岡崎市の中心市街地は,JR岡崎駅周辺ではなく名鉄名古屋本線の東岡崎駅周辺にあるため,JR岡崎駅の周辺は閑散としている。とはいえ,岡崎駅が設置されたのは1888年(明治21年)と古く,中心市街地までを路面電車の名鉄岡崎市内線が結んでいた時代もあり,もう少し岡崎駅周辺に商業集積があってもよさそうなものだが……

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 岡崎駅東口。

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 岡崎駅東口のバスターミナル。

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 岡崎駅から第三セクター鉄道の愛知環状鉄道に乗り,今日の宿の最寄り駅である中岡崎駅に向かう。

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 中岡崎駅に到着。
 愛知環状鉄道は,元の国鉄岡多線(岡崎と多治見を結ぶ複線路線として計画され,岡崎〜新豊田間が開業した)を転換した路線で,第三セクター鉄道とは言え全線電化で複線高架区間も多い。

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 中岡崎駅の東口には名鉄名古屋本線の岡崎公園前駅がある。

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 中岡崎駅の西口。築堤を走る名鉄名古屋本線の上を通るため,愛知環状鉄道の高架線は非常に高いところを通っている。

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 八丁味噌の故郷,八丁蔵通り。

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 国道248号線の中岡崎町交差点へ……

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 今晩のホテルから板屋町を俯瞰する。煌々と光るのはファッションホテルやんちゃ貴族大使館。板屋町はかつての遊郭……岡崎女郎衆の街である。

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 東側を見ると,岡崎公園の緑に囲まれた岡崎城が見える。

新居町

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浜名湖の弁天島

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浜名湖の弁天島



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 浜松から東海道本線の下り電車に乗り,弁天島駅で途中下車する。通りがかるたびに広いホームが気になっていたが,実際に下車して見ると,思っていたよりもさらに広い。

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 ホームにある改札を出てから,駅の外に向かう階段を下りる。
 海水浴(湖水浴?)シーズンに,混雑する乗降客をさばくために広いホームが作られたという説もあるようだが,階段や通路は狭く,簡単にボトルネックになりそう。

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 狭い通路を抜けて弁天島駅前へ。

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 弁天島駅。

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 弁天島海浜公園ターミナルへ。

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 弁天島の砂州に弁天島温泉という鉱泉があり,かつては温泉地として賑わったという。現在はリゾートマンションが建っている。

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 弁天島海浜公園。夏は海水浴(湖水浴)客で賑わうらしい。

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 鳥居のかたちをした弁天島シンボルタワー。その奥に見えるのは国道1号線浜名バイパスの浜名大橋。

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 東海道本線・東海道新幹線のガードをくぐり蓬莱橋へ。

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 蓬莱橋を渡り,蓬莱園へ。弁天島周辺の島「夢の七島」はすべて人工的なものだと思われ,弁天島以外の島は「島」ではなく,蓬莱園・千鳥園・渚園・観月園・乙女園のように「園」とつけられている。あれっ,七つないぞ……

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 蓬莱園の横を東海道新幹線が走る。

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 釣り船というより,潮干狩りがメインなのかも。

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 蓬莱園。

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 蓬莱橋の東側。弁天島マリーナ。

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 蓬莱園から蓬莱橋を振り返る。

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 蓬莱園のかもめばしから南側の梢橋を見る。

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 新幹線が速すぎて,EVFでは思い通りに撮れない……

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 蓬莱橋の横を新幹線が走り去る。

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 弁天島駅に戻る。

浜名湖弁天島

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浜松の飲み屋街 千歳町[後道]

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浜松の飲み屋街 千歳町[後道]



 浜松の飲み屋街である千歳町をぶらつきながら,浜松駅に向かう。

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 浜松郵便局の前からJR浜松駅北口交差点〜アクトシティ浜松を見る。

 ここは浜松駅前であり,もう少し賑わいがあっても良さそうな立地だが,歩行者はほとんどいない。それもそのはず,ここから見える範囲に横断歩道はなく,歩行者は地下道を歩かされる。歩きながらショッピングするような街にはなっていない。JR浜松駅前に,いきなり「郊外」の雰囲気がある街づくりがなされている。

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 鍛治町の交差点。右は田町中央通り。かつて浜松駅が南側へ後退する前は,このかじ町通りが駅前通りだったところで,両側に街一番の繁華街を抱えたメインストリートだった。かつては松菱百貨店もあった。
 松菱百貨店がなくなったと思ったら,スクランブル交差点に変更されている。車優先が徹底しているように感じた浜松でも,やればできるんだ,と思った。10年遅いとは思うが……

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 かじ町通り。浜松駅前では自動車専用道路のようになってしまっているが,さすがに鍛治町・肴町の間には横断歩道が設けられている。

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 更地になった松菱百貨店跡地。一時は大丸出店が決まっていたはずだが,その後,どうなってしまったのだろうか……

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 松菱通り。

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 松菱通りからザザシティ浜松に抜ける通り。

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 松菱通り。東側に平行して遠州鉄道の高架線が通っている。

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 モール街(ライブモール商店街)。旧松菱新館とザザシティ中央館を結ぶ連絡通路が残っている。

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 モール街。

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 モール街(ジョイフルモール商店街)を南へ。

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 モール街。

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 千歳町の飲み屋街へ。

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 千歳町の西側を見る。突き当たりに見えるのはザザシティ浜松の駐車場。
 千歳町は浜松城の武家屋敷があったところで,東海道筋の後ろ側という意味で「後道(うしろみち)」と呼ばれていたという。

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 千歳中通り。正面にザザシティ浜松中央館が見える。

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 千歳町は,浜松に駅ができ,駅前通りだった鍛治町通りを中心に町が発展した際に,歓楽街として形成された。肴町や千歳町,元浜町には芸妓屋も多かったという。

 浜松の遊郭として,西のはずれにある鴨江(二葉)遊郭が有名だが,鴨江が賑わったのは,堀留運河による水運と国鉄浜松工場(1912年創業)の影響が大きいと思われる。

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 千歳町の東側を振り返る。

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 千歳中通り。

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 千歳中通りを南へ。

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 袋小路好きには堪らない一郭。

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 千歳中通り。

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 千歳中通りを南へ。

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 千歳町を西へ。

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 千歳町を西へ。落ちついた感じの店が多い。

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 SM Pub……Snack Manila。

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 東側を振り返る。

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 完全明朗会計40分10,000円。

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 中央柳通り。以前見たときには路上駐車の車がびっしり並んでいた印象があったが,それが一掃されている。

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 ザザシティ浜松の中央館と西館を結ぶ通路が見える。
 どうでもいいけど,福島県の方言で「ざざんぼ」というのは葬式のことである。

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 中央柳通り。

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 中央柳通り。ザザシティ浜松の中央館と西館を結ぶ通路が見える。

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 中央柳通りの南側を見る。

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 中央柳通り。

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 平田通りに出る。

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 平田通り。

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 平田通り。

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 平田通りから南に延びる末広通商店街。

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 平田通りからモール街(ジョイフルモール商店街)へ。

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 モール街。

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 モール街のPLAY BOY。そっくり過ぎるんですけど……大丈夫?

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 モール街(ジョイフルモール商店街)。

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 ラーメンこぼれてるよ……

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 R92ビル。

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 遠州鉄道新浜松駅へ。

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 遠鉄百貨店のギャラリーモール「ソラモ」……

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 遠州鉄道新浜松駅。電車が見えるようにすればいいのに……

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 浜松駅の駅ビル「メイワン(MAY-ONE)」。名鉄の「メイ」かと思った……

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 浜名湖花博2014を宣伝する「家康くん」。10年ぐらい前にも花博をやって,失敗してなかったっけ?……程度の感想しかない。花博って,よっぽどおいしい商売なのかな。人工的に花がたくさん咲いていても,あまり魅力を感じない感性貧弱な俺のほうが間違っているんだろうけど……

浜松市千歳町

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【参考】
2004年7月17日 (土曜日):猛暑の中,静岡県浜松市へ
2008年12月30日 (火曜日):浜松サザンクロス商店街とサッポロ街
2009年9月20日 (日曜日):政令指定都市浜松市の有楽街・肴町通り

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2013年12月31日 (火曜日)

志太と益津の郡境 藤枝宿 藤枝市

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志太と益津の郡境 藤枝宿 藤枝市


 静岡駅から東海道本線の豊橋行きに乗り,藤枝駅で途中下車する。

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 藤枝駅北口。
 藤枝と言えば,藤枝東のサッカーと静岡鉄道駿遠線のイメージがある。物心がついた1970年頃,高校サッカーの強豪と言えば藤枝東高校だったし,静岡鉄道駿遠線が廃止されたのも1970年だった(駿遠線は鉄道雑誌でしか見たことがなかったけど)。
 東海道本線の藤枝駅が街の中心から遠く離れた場所に設置されたため,市街地と藤枝駅を結ぶ鉄道として藤相鉄道大手線が作られた。そこから徐々に路線を延ばし,大手〜新袋井までの日本最長の軽便鉄道となったのが駿遠線である。

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 藤枝駅北口。
 藤枝市は人口約14万人。近年になって,駅の周辺(南口)やロードサイドに商業の中心が移り,東海道に沿った元々の市街地はシャッター通りとなりつつあるらしい。駅の周辺は既に郊外のロードサイド風だ。

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 藤枝駅北口から新静岡バスターミナル行きのバスに乗る。藤枝大手・岡部経由の中部国道線。
 初めて乗るはずのバスなのに,どこか記憶に残っているような気がする。岡部……思い出した,10年ぐらい前に岡部から宇津ノ谷まで乗ったバスが中部国道線の新静岡行きだった。あのとき岡部で乗ったバスは,藤枝始発だったようだ。

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 上伝馬バス停で下車する。このあたりが藤枝宿の西の中心地だったところ。藤枝宿には問屋場が東西二か所にあり,伝馬も上伝馬町と下伝馬町の二か所に常備されたという。

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 上伝馬交番の前。

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 上伝馬町商店街。

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 ゆるやかなカーブに沿って上伝馬町商店街が続いている。
 右側が藤枝四丁目,左が藤枝三丁目。

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 藤枝四丁目側から三丁目側を見る。

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 上伝馬町商店街。歩道部分に設けられたこの構造物は,何を意味するものなのだろう。作りかけのアーケードかとも思ったのだが,それにしては中途半端だ。

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 藤枝五丁目に入ると,ちとせ通り商店街となる。

 このあたりを,もう少し丁寧に歩けばよかったと,後悔している。益津には藤枝新地と呼ばれた遊郭があったそうだが,てっきり藤枝市役所の東,岡出山交差点の東側に地名が残っている益津地区かその周辺のことだと勘違いし,その雰囲気が残る場所は完全に無くなったと思い込んでしまったのだ。

 あとで調べたら,藤枝宿そのものが志太郡と益津郡にまたがって形成されていて,益津村はこのあたり旧東海道の東側(藤枝一丁目・四丁目)のことだった。そして,藤枝新地は,大慶寺の南東側のすぐそこに……。地図を見たら,大門が残ってそうな(実際は残ってないだろうけど)広い通りまであるじゃないか。さらにその南には,明らかに駿遠線の線路跡と思われる道路まで残っている。ああっ,後悔先に立たず。

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 千歳交差点の手前を北側へ。正面に見えるのは洞雲寺。ここで逆に南側を歩いていれば,ひょっとしたら藤枝新地跡に気付いたかもしれない。

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 割烹旅館朝の屋の前から西側を見る。

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 洞雲寺の前。

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 志太交通千歳営業所の千歳交差点を見る。

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 ちとせ通り商店街を東へ。
 交差点名は千歳だが,バス停は千才。千才という表記も多く使われているようだ。

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 ちとせ通り商店街。

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 岡出山の裏路地。魚友会館の前。藤枝宿の南側を六間川が流れる。

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 藤枝五丁目のほんまち薬局。ここまでがちとせ通り商店街で,その先の本町一丁目からは長楽寺商店街となる。

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 本町一丁目の長楽寺商店街。

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 長楽寺商店街。蓮生寺の前あたり。

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 長楽寺商店街。

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 本町一丁目と本町二丁目の交差点。交差点から先は,歩道の上にアーケードがついた白子名店街となる。

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 交差点の南側。

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 交差点の北側には藤枝小学校がある。

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 長楽寺商店街を振り返る。

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 白子名店街。歩道の上にアーケードが付いている。

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 白子名店街。

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 本町二丁目,白子名店街にある藤枝本町郵便局。

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 白子名店街。迎春の垂れ幕が下がる。

 上伝馬町商店街,ちとせ通り商店街,長楽寺商店街,白子名店街,さらに下伝馬商店街と,藤枝の町は旧東海道に沿って細切れになった商店街が続く街だ。商店街としての規模は,上伝馬商店街と白子名店街が大きく,その中間部で中だるみする感じだ(どうでも良いけど,西側の京都に近いほうが上伝馬町,東側の江戸に近い方が下伝馬町)。

 宿場町に問屋場が2カ所あって,上伝馬と下伝馬があったということで,当時から賑やかだった町が上伝馬町と下伝馬(白子)に別れていたのかもしれない。実際,商店街も,中間地帯はやや中だるみしているような気がした。あるいは,宿場町としては上伝馬町が栄え,白子名店街などの東側は,大手という地名が残ることからわかるように,田中城の城下町の影響が強かったのかもしれない。

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 白子名店街。
 白子という地名は千葉県九十九里浜の白子……学生時代に軟式野球同好会の合宿があり,周囲にたくさんあるテニス合宿のテニスコートを横目に見ながら,海水浴もせず苦しい練習をした白子か,あるいは三重県の白子のように,海沿いの地名を思い出す。
 なぜ,ここが白子名店街なのだろうか。

 調べてみると,本能寺の変で織田信長が暗殺されたとき,上方にいた徳川家康は,伊賀の加太越え鈴鹿を越えて,伊勢国白子の浜にたどり着き,小川孫三の舟で知多半島へ,そして静岡まで戻ったのだという。孫三はこの地に住むようになった際,家康は助けられた恩に応え,孫三が住む町には荷役を免除するという朱印状を下賜したため,白子町は荷役を負担せずにすんだという。その朱印状の力を頼って多くの商店がここに集まり,上伝馬町に引けをとらない立派な商店街が形成されたに違いない。

 白子名店街で,真っ先に三重県の白子を思い出したが,実は歴史的につながりのある地名だったことを知って驚いた。

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 白子名店街。

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 了善寺。

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 白子バス停付近。
 立派な商店街ではあるが,商業的には非常に厳しい状況にある。

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 藤枝東高校に続く通りから白子名店街を見る。

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 白子名店街。

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 東寄りでは商店が歯抜けになっている土地も多くなる。

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 白子名店街。

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 白子名店街にあった「目指せ!全国制覇 藤枝東高校」の寄せ書き。

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 隣には「目指せ!全国制覇 藤枝順心高校」の寄せ書き。

 全国高校サッカー選手権の静岡代表として,藤枝市の藤枝東高校(男子)と藤枝順心高校(女子)がアベック出場していたのだった。藤枝東は二回戦で昨年準優勝の京都橘に0-2で敗れてしまったが,女子の藤枝順心高校は準決勝で大会三連覇を狙う常磐木学園にPK戦で勝って決勝進出,惜しくも日ノ本学園に1-4で敗れたが,準優勝の大活躍だった。

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 白子名店街。

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 白子名店街。

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 白子名店街の東側で旧東海道が少しカーブしている。カーブから先は本町三丁目となる。

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 アーケードがあるところが白子名店街で,その先が下伝馬商店街になるのかと思ったが,まだアーケードのあるこのあたりから下伝馬商店街ショッピングプロムナードさわやか通りとなっている。

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 下伝馬商店街ショッピングプロムナードさわやか通りから白子名店街を見る。

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 下伝馬商店街ショッピングプロムナードさわやか通り。

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 アーケードの東端。

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 養命寺。

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 お食事処大正亭。

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 本町三丁目のショッピングプロムナードさわやか通り。
 サッカーのまちふじえだ……らしく,街路灯がサッカーボールの形をしている。

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 藤枝大手バス停付近。

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 すっかり陽が傾き,風が冷たくなってきた。

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 これだけ大きな交差点なのに,交差点名がわからない……

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 藤枝タクシー大手営業所。ただ惰性で道なりに歩いただけになってしまった。気力も薄れ,そろそろバスで藤枝駅に引き返すことにする。今晩の宿は浜松に確保した。

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 藤枝大手バス停。バスは静岡市からはるばるやってくるので,少し遅れてバス停にやってきた。

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 バスの後れを取り戻そうとしてか,バスは明らかに急いでいる感じの走り方だった。

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 あっという間に藤枝駅前に到着。

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 藤枝駅のホームへ。これは上りの熱海行き。

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 ホームにペイントされた数字。さて,「9」でしょうか「6」でしょうか?

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 答えはこの写真を見ればわかる。でも,ホームにいる人に見せる数字ならば,逆向きじゃないかな?

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 1時間弱乗り続けて,浜松駅に到着。

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 浜松駅前の遠鉄百貨店。

藤枝宿

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駅南銀座商店街 静岡

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駅南銀座商店街 静岡


 沼津駅で乗り込んだ東海道本線の静岡行きは,私が車内に入った時点で,立っている人同士がふれ合うほどの満員状態だった。大きな荷物を持っている人も多く,息苦しく感じるほどだ。
 電車が動き出してからは,早くこの状態から抜け出したく,吉原で下車して岳南鉄道に乗りに行こうか,富士駅で下車して駅前の商店街を見て回るか,蒲原か由比で旧東海道を見て回るか……などと,すぐに途中下車することばかり考えていた。
 しかし,幸運なことに,沼津から一つ目の片浜駅でちょうど目の前に座っていた方が下車し,周囲を見回したところ私よりも年寄りは見当たらず,遠慮せずに座ることができてしまった。

 となると,先ほどまで考えていたプランはすべて却下。人間は楽をしたい生きものである。そして私は楽をしたい年頃だ。そのまま電車の終点である静岡駅まで座って移動することに作戦変更。♪身軽なとこは私のいいとこ〜(『春に吹かれて』作詞:阿木燿子,歌:山口百恵)

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 静岡駅で途中下車し,南口側に出る。
 商店街を見て回るならば,街の中心である北口側に出るべきところを,あえて南口を選んだのにはわけがある。
 そのわけとは……
 私がまだ学生をやっていた頃,NHK教育テレビの夕方の時間帯(時間帯は何度か変わっていた記憶もある)に,『商店経営』だったか『商業専科』という名前の番組があった。その中には「話題の商店街」というコーナーがあって,全国各地の具体的な商店街をひとつ取り上げ,近隣商店街との関係や核店舗の位置,買い物客の流れの分析,過去から現在までの商店街の位置づけの推移……などを淡々と取り上げていて,昨今の商店街歩き=食べ歩きみたいな番組とは一線を画す,とても硬派な番組づくりが大好きだったのだ。

「話題の商店街」で取り上げられていたのは,パッと思いつくだけでも,盛岡市の肴町商店街と川徳百貨店の移転の関係,鳥取市の鳥取本通商店街と若桜街道商店街,宮崎市の分散する商店街……等々があり,そしてこの静岡市の駅南銀座商店街もそのひとつだ。

 30年も前の番組なので,内容はほとんど覚えていないし,商店街のほうも大きく変わってしまっただろう。でも,私の商店街歩きの原点のひとつとも言える商店街を歩いてみたいと思う。

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 静岡駅南口。

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 JR東海静岡支社ビルの裏側の五叉路。「しぞーかグルメ」駅南酒場。静岡駅からここまでで,既に何か所にも「しぞーか」という表示を見た。「しぞーか」で街おこしでもしようとしているのかな。

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 静岡駅南口方向を振り返る。5階建ての建物がJR東海静岡支社ビル。

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 駅南銀座商店街のメインストリート。

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 駅南銀座商店街の北の端,東海道新幹線の横にあるバラック風飲み屋街。あれこれググってみたが,何という飲食店街だったのかは不明だ。南側は全面がブルーシートで覆われており,土地は既に更地になっている。残っている部分にも,入口には金網が張られ,取り壊しを松だけの状態に見える。マピオンの地図には「うき」と「ちゑ」という店名が残っているのだが,現存しないように思われた。

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 この飲食店街で火事が発生したという記事があった。それを機に,取り壊すことになったのかもしれない。

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 目の細かい金網越しに中の様子を撮影。

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 駅南銀座商店街を南へ。この特徴のある街路樹は何だろう?

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 駅南銀座商店街の清見そばの前から,ブルーシートに囲まれた飲み屋街の方向を見る。

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 南町から泉町を見る。

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 泉町から東側を振り返る。

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 泉町と南町の境界を南へ。

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 泉町の商店街。このあたりは,幅員が突然広くなったり狭くなったりしていて,歩いていて不思議な気分になる。拡幅計画が頓挫しているのか,それとも,中途半端な道路に見える今の状況で,拡幅の目的を達したと判断したのか,よくわからないところだ。

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 萩原洋服店の小さな三角屋根がいい感じだ。

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 突然広くなった道路に出る。串揚げ処わだやのある交差点。

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 串揚げ処わだやの南側。
 ここが静岡駅南銀座商店街のメインストリートなのだが,すっかり歯抜けになっている部分も多く,商店街としての機能は薄くなっている。

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 12月31日大晦日だということを差し引いても,人通りが少ない。

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 千勝浅間神社の鳥居。
 話が逸れるが,神社の境内に車がたくさん停まっているのを見ると,ちょっとがっかりしてしまう。私は特に信心深い人間ではないが,神社の参道を歩くときには,参道のど真ん中を歩かないように気をつけるぐらいのことはしている。参道の真ん中(正中)は神様の通り道だという話を聞いたことがあるからだ。そうではないという説もあるようだが,ちゃんと真ん中を避けて歩いている人は多い。
 その中,車がドーンと鳥居の真下をくぐり,参道の真ん中を走って,駐車場に停まる。ただそれだけのことが,参道の端を歩いている人の行動が踏みにじられてしまうような気配が,ほんの少しだけ感じられるのである。

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 千勝浅間神社の鳥居の東側。

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 静岡駅南口から,真っ直ぐ南に延びる石田街道の西側に平行して延びる通りを北へ。サンパレスホテルの横。

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 南町。石田街道と直角に交わる広い通りには,歩道の上にアーケードが設けられている。

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 駅南銀座商店街の「できたて専門餃子研究所」。

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 すぐ北側には入船横丁がある。

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 入船横丁。看板が低めの位置に付いている。

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 北側から入船横丁の入口を振り返る。

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 五叉路のところに戻ってきた。

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 もう午後2時。まだ昼飯を食ってなかったので駅そばを食う。一本前の電車がギュウギュウ詰めだったため,1本見送ったのが正解だった。私が食べ終わった頃に次の電車がやってきて,ホームのそば屋に人だかりができた。

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 乗り込んだ電車はガラガラの豊橋行き。

静岡駅南銀座商店街

 ── Panasonic LUMIX DMC-GX1 + G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6

【参考】
2004年7月18日 (日曜日):静岡市の呉服町商店街を歩く
2004年7月19日 (月曜日):※※と煙は高い日本平に登りたがる

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沼津 三園小路

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沼津 三園小路



 宿泊した宿の近く,三園橋の袂に小さな飲み屋街があることに気付いたので,そこに立ち寄ってからJR沼津駅に向かうことにする。

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 ここが三園小路。

 沈胴式ズームレンズのG X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6をフード無しで使用しているため,左手でハレ切りしながら片手での撮影となった。LUMIX DMC-GX1に付けているEVFのおかげで,ハレ切りの効果が直接見えるのはありがたかった。
 この状況では仮にレンズフードを付けていたとしても,ハレ切り効果があったかどうかは微妙だが,逆光に強いレンズではないのに,このレンズにはフードが添付されていない。純正のレンズフードは別売品としても用意されていない。

 PENTAXとNikonのレンズをたくさん使ってきたが,レンズフードが標準添付されていないレンズは記憶がない(魚眼ズームを除く)。世の中には〝フード別売〟というおいしい商売があるらしい。世の中,世知辛いね。

 φ37mmのフィルター枠にステップアップリングを噛まして,汎用レンズフードを取り付けることも考えたが,(基本的に)不格好になるし,電動ズーム用モーターへの負荷が大きくなるのも心配だったので,あきらめた。

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 ハレ切りするかわりに,東側に少し移動して三園小路を撮影。

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 北側の入口から三園小路へ。

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 三園小路はL字型の路地で形成されている。

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 L字型の三園小路の角の部分を振り返る。しめ飾りのある店がちらほら見える。

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 三園小路の西側の入口。

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 壁面がそのまま三園小路のアーチ風になっている。

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 三園小路の西から,北側のNTT沼津ビル方向を見る。

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 三園小路の北から,西側の大手町商店街・仲見世商店街の方向を見る。

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 三園小路の全景。

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 大手町三丁目から大手町二丁目方向を見る。狩野川が流れる大手町二丁目方向に低くなっているのがわかる。このあたりで狩野川は大きく南に流路を変えている。大手町三丁目などの沼津の中心市街地があるのは,狩野川の河岸段丘の上なのか,砂嘴の上なのかはよくわからない。

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 大手町商店街(さんさん通り)と仲見世商店街のアーケードが見えてきた。

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 城岡神社の鳥居。城岡神社の正面は南側にあるが,北側にも小さな鳥居がある。このあたりは,かつての沼津城の二の丸だったという。

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 沼津駅から南に延びるマイロード大手町商店街(さんさん通り)のアーケード。奥に見えるのは仲見世商店街のアーケード。

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マイロード大手町商店街(さんさん通り)。奥に見えるのは沼津駅前のイーラde。

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 駅前名店街商店街(外堀通り)を渡るために地下道をくぐらされる。両側に西武百貨店があって,空中の連絡通路がシンボルだった駅前名店街も,その中心部で道路を渡れないことは,商店街に対する相当な逆風だったと思う。実際,大手町二丁目・三丁目の駅前名店街は,商店街色がかなり薄れてしまっている。

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 地下道をくぐり,大手町商店街(さんさん通り)を振り返る。目の前を横切る通りが駅前名店街,左のビルが元西武百貨店(昨年1月に閉店)。西武百貨店の地方出店第一号として1957年(昭和32年)に開店した,歴史のあるデパートだった。静岡県内において西武百貨店は,沼津の他に静岡店と浜松店があったが,それぞれ2006年,1997年に閉店している。いかにも西武百貨店らしい外観のビルだと思う(福島県の郡山西武……現Ati郡山も似たような外装だった)。

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 西武の本館はシートで覆われている。比較的築年数の新しい新館は改装して再利用され(何が入るんだろう?),古い本館は解体されるようだ。解体後にはどのようなビルが建つのか楽しみだ。まさか,解体したまま沼津駅南口の広場を広げるなんてことはないだろうと思いたい。駅が北側に後退し,駅前広場が南側に広がったとしたら,駅前広場を横断するだけで疲れてしまう……

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 沼津駅へ。

 今回の旅は,とりあえずJR岡崎駅までの切符を買った。岡崎の某所が唯一の目的地で,それまでどこに途中下車するか,岡崎から先はどうするかは決めていない。岡崎まではあまり距離がないので,有効期間は2日間。のんびり,2日かけて岡崎に向かうことにする。さて,次はどこで途中下車しようかな……

 ── Panasonic LUMIX DMC-GX1 + G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6

【参考】
2006年12月30日 (土曜日):沼津の仲見世商店街を歩く
2008年4月27日 (日曜日):沼津旧上町《十五番街/祇園小路》
2009年12月31日 (木曜日):沼津駅北口 横丁小路飲食街

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2013年12月30日 (月曜日)

更地が増えた十五番街[大丈夫か沼津]

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更地が増えた十五番街[大丈夫か沼津]


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 今宵の宿がある沼津駅で下車する(沼津駅南口)。

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 沼津駅「アントレ」。沼津駅には駅の高架化計画があり,仮設駅舎のような駅舎になっている。

 高架駅は現構内の北側にある貨物線を撤去した跡に作られるらしいので,過去の他都市の駅高架化の例と同様に,現在の駅舎のところは広々とした広場になるものと思われる。イーラdeは現在駅に隣接しているので,50メートルぐらい駅が遠くなっても影響は少ないかもしれないが,現状でも非常に厳しい沼津仲見世商店街や,現在でもかなり縮小営業している富士急百貨店などは大打撃を受けることになりそう。

 沼津駅の高架化は,郊外にあるショッピングセンターに買い物をするときに通る「あまねガード」と「三ツ目ガード」の渋滞の解消を目的としている(に違いない)。どちらも既に立体交差化されてはいるものの,前後の区間よりも少しだけ道路が狭いために渋滞が生じやすい。
 今や観光地化している沼津港や,西伊豆あたりから東名高速道路の沼津ICに向かう車が,皮肉にも繁華街のある沼津駅の東西にある「あまねガード」と「三ツ目ガード」を通ることになってしまうのも,本当に運が悪かったとしか思えない。

 駅の高架化によって,鉄道で分断されている街の南北を結びつけるという目的は大きい。沼津駅の北側が市街化し始めたのは戦後になってからのことで,古くから街の南北の交通が求められていたわけではない。公共施設を沼津駅の北側に作り,街を北側に大きく広げようと考えた時点で,もう少し道路をなんとかしておくべきだったのかもしれない。

 とはいえ,たとえば神奈川県では,横浜駅や川崎駅がいずれも地上駅のままで,鉄道で分断された両側を結ぶ道路の容量は,沼津駅とそれほど違いがあるようには見えない。それでも,鉄道が街を分断しているという声を聞いた記憶がない。

 高架化の計画ができてしまってからは手を加えにくかったのかもしれないが,沼津駅の場合,まずは駅に自由通路を作る,本当はそれが必要だったのではないかといまさらながらに思うのであった。

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 正面が再開発ビル「イーラde」。左側,シートで覆われたビルが,1年前に閉店した西武沼津店。西武百貨店の地方出店第一号として,1957年(昭和32年)に開店した歴史のあるデパートで,本館と新館の間に連絡通路がある沼津駅前の象徴的なビルだった。
 沼津駅前には,ニチイ,長崎屋,丸井,そして西武があったが,残るのは富士急百貨店だけ……か。

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 富士急百貨店と富士急バスターミナル。

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 沼津駅南口の飲み屋街,十五番街へ。十五番街の入口から大手町二丁目方向を見る。立っているあたりに,以前は「十五番街」と書かれたアーチが建っていたのだが,今はなくなっている。

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 十五番街。灯りが消えている店が多い。

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 祇園小路。入口の灯りは点いているのだが……

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 営業している店が少ない祇園小路。

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 奥の「満月2」というラーメン屋だけが営業中。入口の「満月」という居酒屋(ホルモン屋)は営業していなかった。

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 十五番街。車が停まっているところが祇園小路。

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 京極街の看板だけに明かりが灯り,周囲は真っ暗……
 2008年の写真と比べてみると,京極街の看板は斜向かいの建物に付いていたもののようだ。現在は,その建物は取り壊され,駐車場になっている。

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 京極街。通路の天井に明かり取りの窓があるはずだが,夜なので真っ暗だった。

 それにしても,今回の旅に持ってきたLUMIX DMC-GX1は,暗いところになると一眼レフカメラとの差を痛感するね。ダイナミックレンジもかなり狭く,天気がいいと白飛び・黒つぶれに悩み,暗くなったら画質低下にがっかり……という旅になりそうで,ちょっと気が滅入る。

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 京極街の前の丁字路。以前は左の駐車場にも,右の更地にも京極街のような飲み屋街ができていたのだが,すっかり更地になってしまっている。ここが目的で旅に出てきたわけではないが,いきなりがっかりだった。

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 十五番街はあきらめて,コンビニでちょっと買い物をして,宿にチェックインしよう。
 あれ,富士急バスが左のバスターミナルに曲がらず,こっちに曲がってくることがあるのか?

 いろいろ文句っぽいことを書いたけど,沼津の街は嫌いになれない。むしろ好きな街なので,よろしく!

 ── Panasonic LUMIX DMC-GX1 + G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6

【参考】
2008年4月27日 (日曜日):沼津旧上町《十五番街/祇園小路》

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